しぶ 花子
マイクロフォーサーズは様々なカメラとレンズがあるのでどれを選べばいいのか さっぱりだわ!それにオリンパスとパナソニックどっち にしようか迷うな〜
渋たか 太郎
そんな方にむけて、これまで様々なカメラを使ってきた僕が解説します。記事の最後のまとめでは、予算別に僕がおすすめするカメラとレンズの組み合わせを紹介 します!
僕がこれまで使ったマイクロフォーサーズのカメラ
・E-p7
・E-M5 mark iii
・E-M1 mark ii
・GX7MK2
・G9 PRO
レンズも様々使ってきましたので、その経験をもとに解説していきます。
マイクロフォーサーズとは
マイクロフォーサーズをすでにご存じの方は、オリンパスとパナソニックどちらを選ぶべきか? までジャンプしてください。
マイクロフォーサーズとはセンサーサイズのこと です。
各センサーごとのサイズ
カメラのセンサーは車でいうとエンジンの排気量 といった感じでマイクロフォーサーズは軽自動車からコンパクトカーくらいのイメージ 。
マイクロフォーサーズのカメラを製造しているのはオリンパス とパナソニック で全てミラーレスカメラ になります。
※実は世界初のミラーレスカメラはパナソニックのカメラです。
一眼レフとミラーレスの違いについては↓の記事で解説しています。
一眼レフカメラとミラーレスカメラの違い。これからはミラーレスカメラが主流に。
一眼レフとミラーレスって何がちがうの??
一眼レフカメラ ⇨ ミラーあり
ミラーレスカメラ ⇨ ミラーなし
※一眼レフの「レフ」は、英語で反射を意味するレフレックスを略した言葉です。
具体的に解説します。
...
ミラーレスカメラの方がコンパクトに設計できますので今の世の中のカメラはミラーレス化が加速 しています。
マイクロフォーサーズのカメラを製造する2社はマウントを共有していますので、パナのカメラにオリンパスのレンズを付けることができ、その逆も可能 です。
ですのでレンズ的には選択肢がかなりありますが、AF性能や手ぶれ補正など、同じメーカー同士でないと最大限発揮できないこともあるので、できれば同じメーカーで揃えたいところです。
そこはオリンパスとパナソニックもう少し仲良くやってほしかった・・というところです。
今はフルサイズセンサーを搭載したカメラが人気で、少し下火のマイクロフォーサーズですが、気軽にカメラを楽しみたいという方には大変おすすめです。
低価格で軽量なので、気軽に購入〜持ち運びできるんですよね。
APS-Cと迷われるかもしれませんが、マイクロフォーサーズはオリンパスもパナソニックも本気で開発を行なっているため
ボディも様々なスペックが用意されていて、広角から望遠までエントリー向けからハイスペックまでありとあらゆるレンズで溢れかえっています。
初心者からハイアマチュアにも楽しめるフォーマットになります。
オリンパスとパナソニックどちらを選ぶべきかを解説
Panasonicを選ぶべき人
操作性を重視する方
圧倒的にPanasonicが勝る部分
動画撮影をする方
画質、無制限記録、60P
AF認識精度を重視する方
人物撮影が多いなど
オリンパスを選ぶべき人
手ブレ補正を重視する方
オリンパス大三元レンズを純正ボディで使いたい方
写真撮影がメインの方
AF速度を重視する方
激しいピント移動が伴う撮影が多いなど
最新カメラが欲しい人
E-P7 , E-M1mark iii , OM-1 , OM-5
AFに関しては同じ世代、同じ価格帯のカメラで比較すると、両社、一長一短で優劣がつけにくいと感じます。
↓でそれぞれ詳しく解説していますので、Panaとオリンパスで迷っている人はタップしてご覧ください 。
タップして {Panasonicを選ぶべき人}の続きを見る
Panasonicを選ぶべき人
①操作性を重視する方。
・Panasonicのタッチパネルの反応、使いやすさは全メーカーで見てもトップレベル。
・オリンパスのタッチパネルはフォーカス位置の指定などの決められたことしかできない。
・Panaはどの画面でもタッチパネルができ、スマホに慣れた現代人には最高の操作感です。
・Panasonicのカメラはカスタムボタンに設定できる項目が多い。
例えばPanaのGX7MK2はエントリー向けですが、各ボタンにあてはめる機能を自由に54項目の中から登録できます。一方、フラッグシップとして発売されたオリンパスE-M1mark iiは26項目しか設定できません。え、これ登録できないの?ということが頻発します。(「シャッター方式」、「AF-S⇔AF-C切り替え」、「画面の明るさ」などが登録できない)
・オリンパスのカメラは電源ボタンが左にあるカメラが多く 、かなり使いにくいと感じます。
FNレバーがある機種ならば右に持ってこれますが、そのレバーを電源ON/OFF機能で潰してしまうのはもったいない
②動画撮影をよくする方。
GH6は4k120P 、GH5は4K60Pで無制限記録、そしてG9 PROという写真撮影をメインに据えた機種でさえ4K60Pが撮影可能。オリンパスは最近発売されたOM-1でようやく4K60Pが撮れるようになったところです。
タップして{オリンパスを選ぶべき人}の続きを見る
オリンパス機を選ぶべき人
①手ブレ補正を重視する方
同じ価格帯のカメラで比較するとオリンパス機の方が手ブレ補正が効く印象があります。
そして、6.5段補正のG9 PROと5.5段補正のE-M1 mark iiを比較したときに、「あわよくばE-M1 mark iiのほうが効いてるんじゃないか?」 と感じたくらいでした。
手ブレ補正が強力だからこそ、あとで紹介する手持ちハイレゾなどが可能になるんだと思います。
②オリンパス大三元レンズを純正ボディで使いたい方
Panasonicの上位ズームレンズは大三元ではなくF2.8-4で揃っていますので、もしF値2.8通しのレンズを純正ボディで使いたい方は、オリンパスボディにオリンパス大三元レンズを使いましょう。
③写真撮影がメインの方
オリンパスの上位機種には、
・星空AF(星空にピントをあわせてくれる)
・ライブND(NDフィルターを使わずにシャッタースピードを落とすことができる)
・手持ちハイレゾショット(Panasonicの場合三脚を使用しないといけない。)
などの静止画限定の機能が多く盛り込まれています。
手持ちハイレゾショットとは
複数枚の写真を合成して約5000万画素の写真が手持ちで撮れる。
(通常は約2400万画素)
ちなみに、三脚を使うと約8000万ショットの写真が撮れる。
オリンパスのE-M1XやE-M1 Mark iiiであれば手持ちハイレゾショットが撮影可。
パナソニックのハイエンドモデルG9では三脚限定で手持ちでは不可。
ハイレゾショットは解像感高い写真を撮れる機能で明確に画質があがるが、普通は三脚を使う必要がある。
メカシャッターの連射もオリンパスの方が速い傾向にありますので、写真撮影をよくする方にはおすすめです。
④AF速度を重視する方
絶対的なAF速度はオリンパス機のほうが速いです。ただ、AF認識性能になるとまた別の話なので、Panasonic機の方がAFが使いやすいと思う場面も数多くあります。
AF(自動でピントを合わせてくれる機能)性能に関して僕の主観ですが、次のような傾向にあると感じます。
AF速度 → 像面位相差AFを搭載したオリンパス機のほうが速い。
コントラストAFを搭載したPanasonic機はフォーカス速度は遅く迷いやすいです。(AF-Cと動画で)
(AF、コントラストAF、像面位相差AFってなに?という方はこちら )
AF認識性能 → Panasonicが優位
人体認識、顔認識はトップクラス。例えばオリンパスのフラッグシップのE-M1 mark iiは、PanasonicのGX7MK2という安いカメラの顔認識瞳認識の精度にすら負けるんじゃないかというレベル。
同じ価格帯のE-M1 mark iiとG9で比較すると、G9は人体認識だけでなく動物認識機能も備えていて、実際の精度も高いです。
AF追従性能 → 像面位相差AFを搭載したオリンパス機が優位。
Panasonicは認識精度は高いのですが、実際にピントがあうまでが少し遅いという感じです。
一方オリンパスは認識さえすればピントの移動は速いという感じ。(ただ、その認識が・・・)
一長一短ですね。認識も速度も良好なカメラはCANONとSONYの最新フルサイズミラーレスカメラですが、マイクロフォーサーズとは価格帯がかなり違ってきます。このあたりはしょうがないですね。
そこまで速くない被写体、例えば人物を多く撮影する僕はPanasonic機のほうが撮影しやすいなと思いました。
特にこだわりがない場合は自分に必要なスペックと予算を照らし合わせた上で選択すれば良いです!
(メーカーにこだわる必要がない。)
⑤最新カメラが欲しい人
パナソニックは写真機の新機種の発売がしばらくなく、勢いがありません。
最新のカメラを買いたい場合は、オリンパスが無難です。
ボディスペックを表でまとめて比較
先に選び方をざっくり解説します。
↓のような傾向があります。
古いカメラ 新しいカメラ
画質 ☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
手ブレ
補正 ☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
AF ☆☆☆ ☆☆☆☆☆
価格が安いカメラ 価格が高いカメラ
重量 ☆☆☆☆☆(軽い) ☆☆(重い)
画質 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
手ブレ
補正 ☆☆ ☆☆☆☆☆
連射 ☆☆☆ ☆☆☆☆☆
操作性 ☆☆☆ ☆☆☆☆☆
用途 ・サブカメラ
・おでかけついでのカメラ ・メインカメラ
・撮影メインの旅
・高品質な動画作成
被写体 ・静止物(夜景、風景、物)
・動きの遅い物(人物など) ・鳥などの動き物
・動画での人物
向く人 ・気軽に持ち出したい。
・思い出が残せればいい。
・趣味の方 ・重くて高価でもOK
・性能重視
・ハイアマチュア
・プロ
画質に関しては同じマイクロフォーサーズセンサーならば大きく変わらないです。
渋たか
室内で料理や物を撮ったり、夜景を三脚を使わずに撮ることが多い方は、必ず手ブレ補正付きのカメラを買いましょう。
価格は2021/11/19時点での相場を参考にしています。
もしスペックの機能や名称でわからないことがある場合は↓の記事を参考にしてください。
{重要}一眼レフ、ミラーレスカメラのスペックの見方。着眼点はここ。
みなさんこんにちは渋たかです。
カメラを買うにあたりスペックや機能を把握するために仕様を見たりすると思いますが、様々な機能や名称があり、中々初心者の方にはわかりにくいと思いますので重要な点を解説していこうと思います。
渋...
表で紹介したカメラの特徴を、独断と偏見も交えて解説したのを下記にまとめました。気になるカメラがあればタップしてご覧ください。
パナソニック GM1(世界最小のミラーレスカメラ)
2013年発売のカメラなので現在は中古しか買えない。
軽く旅行にいったときにスナップ撮る用として初心者の方が買うにもお勧めです。
機能性は最小限なので「このカメラで色々な写真スポットへ出向き撮りに行く!」というよりかは日常のお供として使う使い方が向いています。
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ポチップ
パナソニック GF9(進化したGM1)
2017年に発売され、現在も新品で購入可能。
180°チルトモニターなので自撮りも可能。
GM1と比較して
ローパスフィルターレスになった。
画像処理エンジンが進化した。
AFが進化した。
自撮り可能なチルトモニターが搭載された。
少し大きく重くなった。
結構大きな進化なのですが、このクラスに求めるのはコンパクトさ。
かなり悩ましい・・・
現在はGF9の後継機GF10出ていて、違いは
広角4Kセルフィー
夜景セルフィーモード
美肌効果
スリムモード が搭載され、1g重くなりました。
ほぼ変わらないので、自撮りするかどうかで決めましょう。
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ポチップ
パナソニック(Panasonic)
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ポチップ
パナソニック GX7MK2 (予算が少ない方にはおすすめの手ブレ補正付きボディ)
・画素数が少ない
・マイク端子がない
・動画AFが遅すぎる(MF専用だと思ったほうが良い)
・若干重い。(426g)
という欠点はありますが、許容できる方はおすすめです。
今となってはAPS-C FUJIFILMのX-S10(手ブレ補正つき465g)に肉薄してしまう重さだし、オリンパスE-P7(手ブレ補正つき337g)が出てきてしまった。ただ、その分価格は中古でかなり安いので、予算が少ない方にはおすすめです。
パナソニックのカメラは操作性が本当にいい 。
タッチパネルに対応したカメラは今や当たり前ですが、タッチしたときのレスポンスが本当いいんですよね。遅れる感じがなくスマホのように操作できます。SONYのa7iiiのようにタッチAFだけではなく、メニュー操作など、あらゆる状況でタッチ操作が可能。
GX7MK2のような小さいボディにF2.8のズームなどの大きいレンズを付けることはあまり考えない方がいいです。グリップがないんで超持ちにくいです。
GX7MK2+12-60mm Laica。 大きいレンズを小さなボディにつけるとかなり持ちにくい。別売りのグリップをつけるなどの対策が必要
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ポチップ
パナソニック GX7MK3 (MK2と比べ、画素数UP)
手ぶれ補正が進化しなかったのが残念ですね。
この価格になると、後で紹介するE-M5 Mark iiiや、中古のE-M1 Mark iiが見えてきますので検討が必要。
マイク端子、防塵防滴、バリアングルモニターはいずれも搭載されなかったので、決定打にかける印象です。
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ポチップ
パナソニック GX8 (少し大きいが、スチル限定ならコスパ良好)
現在中古のみ。この価格で2030万画素、防塵防滴対応。
5万円以下でコスパのいいカメラを求めている人にはおすすめ です。
デメリットは
4K動画では手ブレ補正が効かない。
サイズが少し大きい。以上を許容できればいい選択肢です。
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ポチップ
オリンパス E-P7 (小さな巨人。若干高いが、替えがきかないカメラ。)
サイズの割に高スペックですが、ファインダーがない点や位相差AFが使えないなど妥協点もあり。
位相差AFが使いたいならばこれよりも上位機種にする必要がある。
ただ、E-P7のコントラストAFはGX7MK2のコントラストAFより動画で圧倒的に速いです。
このカメラの付加価値として、プロファイルコントロールやアートフィルターファインチューンが使えるという点がある。これは富士フイルムでいうフィルムシミュレーションみたいなものだと思ってください。
JPEGでの色の自由度があがりますので、RAWファイルで撮影し、後から自宅PCでRAW現像という編集作業が面倒な方におすすめです。
パナソニックのGF9と比べると68g重いが、手ぶれ補正がついているので仕方がない。手ブレ補正が搭載されていて337gという軽いボディはかなり魅力的です。
2万円相当のレンズ2つがついて6万円ほどのGF9と比べると、E-P7は単体で75000円してしまうので明確にターゲットが違う。
・フラッシュ同調速度
・JPEGの色をこまかくいじれる
・画素数
・手ブレ補正の有無
・シャッター音(個人的にはE-P7のほうが好き)
などGF9と比べると大幅に違いますので、最終的には自分がどこまでのスペックを求めるかで決めましょう。
GF9とは違い若干グリップがあるが、あまりにも小さいので大きなレンズを付けることは考えない方がいい。
そして、180°モニター搭載なのにコントラストAF&マイク端子なしで、気軽に高品質動画の作成も厳しい。
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ポチップ
オリンパス E-M10 mark iv (ファインダー付きのE-P7)
E-P7にファインダーがついて少し重くなったイメージ。
グリップは小さいのでF2.8ズームなど大きいレンズを使うのは厳しいです。
クリエイティブコントロールやファインチューンが使いたいならE-P7。ファインダーが欲しいならE-M1 mark ivだが、少し予算をプラスするとE-M5 mark iiiが買えてしまう。
位相差AFがついていればもう少し商品力があがったかも。
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ポチップ
オリンパス E-M5 mark ii (GX7MK2のライバル)
マグネシウム合金で高級感ある外装、しっかりした性能なのに中古でかなり安く買えます。
・コントラストAF
・画素数
・サイズ
・4K撮れない
以上を許容できるならいい選択肢だと思います。
少しでも軽い方がいい、操作性を重視したい方はGX7MK2を。
ボディ素材や、手ブレ補正を重視する方はE-M5 mark iiを。
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ポチップ
オリンパス E-M1 Mark ii (型落ちにより大幅値下がりした名機)
2020年くらいまでフラッグシップカメラとして16万超えの価格で売っていたカメラ。
現在タイミングが良ければ7万円以下でも良品が入手できる 。
手ぶれ補正はかなり効くし、グリップは立体的にできていて握りやすい。各部の操作感も良いのでおすすめです。
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ポチップ
オリンパス E-M1 Markiii (ブラッシュアップされたが、価格もあがった)
AF性能が向上 しているのと 手持ちハイレゾ対応 は大きい!そこに価格差を払えるなら選択肢としてありだと思います。
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ポチップ
オリンパス E-M1X (プロがあまり使わないプロ用機)
手ぶれ補正とAFの検出対象がすごいが、えげつない大きさになっている。
こちらも2020年10月の時には25万円で販売されていたことを考えるとものすごい値下がり。
プロ向けに作られているにしてはかなりお安く買えますが、プロはセンサーの大きいカメラを使うことが多いのが現実。失敗が許されませんしね。
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ポチップ
オリンパス OM-1 (マイクロフォーサーズの中でスチル機最強)
EVFは576万ドット、測距点は1053点とE-M1Xと比べてもかなり強化されました。
ライブNDも従来はND32までだったのがOM-1ではND64までになっていますのでかなり使い勝手がよくなりました。
そして、手持ちハイレゾでの処理時間が12秒 → 5秒と、半分以下になりました。
これだけの機能を持ったカメラが25万を切る価格で販売されていますので、さすがマイクロフォーサーズです。
センサー読み出し速度が1/125秒なのでローリングシャッター現象 が少し心配。
(近年のフルサイズカメラのフラッグシップ機では1/200以上が当たり前になっています。)
動き物を撮るために購入される方も多いかと思いますので、その点は注意しておく必要があります。
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ポチップ
パナソニック G8 (活路はある)
1世代前のフラッグシップモデルですが、少し時代遅れのスペック。
特に画素数がネック。
予算が少ない方で動画も撮影するならG8は結構おすすめです。
動画だと1600万画素という画素数が全く問題にならないのです。
(4K動画ですら約830万画素のため。)
そして手ぶれ補正がありバリアングルモニター。4k30pでいいなら安くて良い選択肢かと。
スチル(写真撮影)だけならGX8の方が画素数が多く、使いやすいです。
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ポチップ
パナソニック G9 (いまだに強者。後継機が出ないから。)
もう 発売から4年以上経つが依然として商品力が高いカメラ 。
コントラストAFにしか対応していない点が気がかりではあるが、このカメラは他のコントラストAFを搭載するカメラに比べ測距点が群を抜いて多い。
パナソニックはコントラスト一筋で設計していますので、そのノウハウを生かしスチル(写真)ではほとんど問題にならないレベルに仕上がっている。AF-Cのウォブリングは気になるが。
動画では像面位相差AFを搭載する他社にはかないませんしウォブリングがネックです。
↓G9+15mm F1.7のAF&ウォブリング
手前にピントを合わす分には結構速いですが、後ろへピントを合わすときはウォブリングが出やすいです。そして夜になると余計ピントが迷いやすくなります。
ただ、4K60P 10bitがクロップなしで撮れるのはかなりすごいです。連続撮影時間が10分までだが、問題ない人もたくさんいると思います。
スチルに重点を置いたカメラで60Pクロップなしで撮れるカメラってありそうであまりないんですよね。
しかもHDMI出力限定 ですが10bit、4k30Pなら10bit内部収録可能。
(多くのカメラは8bit。bit数が多い方が階調が豊かなのでグラデーションを表現しやすい。)
4k60Pとは
4K = 3840×2160 (解像度)のこと。
従来までのフルHD(1920×1080)の4倍の解像度 で撮影が可能。
60p = 60FPS とも言いフレームレートの単位のことです。
1秒間に静止画が60枚積み重なって動画になっているということ。
フレームレートの数字が高い方がそれだけ多くのコマがありますので滑らかな映像表現をしやすい。
つまり4k60p = 3840×2160の静止画が60コマ/秒で映像になっている動画ファイルのこと
スチルのついでに動画もできちゃうのがG9。
動画のついでにスチルができちゃうのがGHシリーズだとお考えください。
今回動画メインのGHシリーズは紹介していません!
動画用におすすめのミラーレスカメラはGHシリーズを含め↓の記事で紹介しています。
動画用におすすめのミラーレスカメラはこれ。{動画スペックを重視される方へ}
動画用のミラーレスカメラとして、おすすめのものをピックアップしました。
様々なカメラのスペックを比較していきますが、結論から申しますと僕のおすすめは以下になります。
高くてもいい →Canon EOS R5 or SONY a7siii...
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ポチップ
主に標準ズームレンズのスペックを表でまとめて比較
レンズはいくつか僕が書いたレビュー記事がありますので、そちらもご参考ください。
表で紹介したものを下記にまとめましたので、気になるレンズがあればタップして特徴をご覧ください。
パナソニック 12-32mm F3.5-5.6(これぞマイクロフォーサーズズーム)
パナソニック 12-60mm F3.5-5.6(隠れた優等生)
このレンズあまり注目されていませんが、手ぶれ補正、防塵防滴対応な上に寄れて安い。
これ一本で済ましたい!というユーザーの理想的な商品でおすすめです。
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ポチップ
パナソニック 14-140mm(便利ズーム。お子様の運動会はこれ一本)
もしお子さんの運動会を撮りたいとか動物園に行くとかであればかなり使いやすいレンズ。
広角から望遠まで撮れるので超便利!通称便利ズーム。
新型の方は防塵防滴と手ぶれ補正(Dual I.S.2)が強化された。
Dual I.S.2は、これに対応した GH5 . G9. G99 . G8 のカメラしか効果がありませんので、注意が必要。
光学的には初代で十分だと思います。
こちらも新品はかろうじて在庫がありますが、高すぎるので中古がおすすめ。
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ポチップ
パナソニック 42.5mm F1.7(中望遠なのに汎用性が高いレンズ)
もし、標準ズームだけで満足いく背景ボケが得られない場合はこのレンズを試して欲しいです。
超軽い中望遠域の単焦点。そして価格が安いのにも関わらず手ぶれ補正も搭載しています。
最大撮影倍率が大きく、かなり被写体を大きく撮影できるのにも注目。
渋たか
今までフルサイズカメラでブログに載せる商品写真を撮ってきましたが、最近はマイクロフォーサーズのカメラと42.5mm F1.7で撮ってます。
42.5mm F1.7で撮影。明るさと被写界深度を両立できるマイクロフォーサーズは、物撮りに有利
このレンズは手ブレ補正も付いててかなり寄れるので、ストロボをつけて適当に撮影しただけで、1600万画素のカメラでも解像感高い写真が撮れます。
フルサイズのレンズでマクロレンズでもないのにそこそこ寄れるレンズは、接写時の描写が悪いことが多く3300万画素で撮っても精細感がなかったです。
42.5mm F1.7の接写とフルサイズレンズの接写を比較した記事
画素数だけじゃないんだなと気付かせてくれたのが、42.5mm F1.7 です。
オリンパスにも45mm F1.8 というものがありますが、あちらは手ぶれ補正が搭載されていません。
42.5mm F1.7はボケがざわついてしまうことがあり、ボケは45mmF1.8のほうが綺麗です。
手ブレ補正かボケの綺麗さどちらを優先するかで選べばいいでしょう。
ここからはオリンパスのレンズが続きます。
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ポチップ
オリンパス 12-50mm F3.5-6.3 (オリンパスユーザーであれば検討の余地あり)
パナの12-60mmF3.5~5.6の方が軽くて明るくて新しいのでお勧め。
オリンパスユーザーであればこのレンズを検討しても良いですね。
12mmと広く移すことができるため、旅行でもこれ一本で重宝すると思います。
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ポチップ
オリンパス 14-42mm F3.5-5.6 EZ (パナ12-32mmのライバル)
12-32mmと比べると、14-42mmのほうが薄いが、径は大きい
12始まりで手ブレ補正を搭載した12-32mmのほうが僕は使いやすかったです。
12-32mmと比べたときの14-42mmの優位点は、
・電動ズーム(カメラONにしたらレンズが自動で繰り出す)
・フォーカスリングがある
・中望遠までズームできる
・高級感がある
換算28mmはじまりなので、風景に使うには心許ない印象です。
12mmと14mmの違い↓
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ポチップ
オリンパス 14-150mm F4~5.6 ii (パナ14-140mmのライバル)
パナ14-140mmF3.5~5.6と同じように運動会や動物園で使いやすい!
旅行にも向きます。
このレンズはF4始まりですが望遠側は少し長い。
10mmの差はクロップで対応可能なので、F3.5始まりのパナがおすすめですね。
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ポチップ
オリンパス 12-40mm F2.8 PRO (中古で5万以下まで値下がりした大三元レンズ)
明るくて防塵防滴でマクロ性能が高く、PROレンズは全て高級感があります。
PROレンズに共通するメリットとしてマニュアルフォーカスクラッチがあります。
水色の輪っか部分を前後するだけで、AF/MFを切替可能。パナボディでも機能します。
レンズによって場所は様々でイマイチ慣れない。
他社もこれを真似してほしいくらいすばらしい機能です。
12−40proは手ブレ補正に対応していませんが、特にオリンパスのカメラは手ブレ補正の効きが良いので望遠側でも十分な手ブレ補正が得れます。
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ポチップ
オリンパス 12-100mm F4 PRO (便利ズームの枠を超えたレンズ)
便利ズームなのに12始まり100mmまで、そして解像性能がピカイチ。
手ブレ補正が凄まじいと評判のレンズ
マイクロフォーサーズのF4は暗所で厳しく、ボケづらいので人物撮影にはあまり向きません。
そして大きいことがデメリットですね。
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ポチップ
パナソニック 12-35mm F2.8 初代 (後継機が出たので中古狙い目)
12-40mm F2.8 PROと悩むところ。
軽くて手ぶれ補正がついた12-35 F2.8。
少し重いが防塵防滴がついて抜群の高級感&マクロ性能を持つ12-40mm F2.8 PRO
12-35の新型は手ぶれ補正が強化され、防塵防滴がついたが、価格が高くなりました。
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ポチップ
パナソニック 12-60mm F2.8-4 Laica (手ブレ補正付きの汎用性高いレンズ)
カリカリなのは12-40 F2.8 PRO。
柔らかくて色のりがいいのがこのレンズといわれている。
12-40と12-60両方使った僕の個人的な意見ですが、12-60mmのほうが好みです。
ズームレンズは多少暗くても焦点域が広い方が使い勝手がいいからです。
望遠側がF4と少し暗いのが残念だが、手ぶれ補正もありますので静止物では問題になりません。頑張ればG9で望遠端でもシャッタースピード1/2秒で撮れます。
動き物を暗所で撮ろうと思うと、F2.8でもF4でもきついので安いF1.8あたりの単焦点を調達するのがいいかと思います。
ちなみに40mm F2.8と60mm F4のボケ量は、ほぼ同じとお考えください。
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ポチップ
おすすめのマイクロフォーサーズのカメラ、レンズ
レンズ含め予算5万円以下に抑えたい!
中古でもいい→ 中古でGX7MK2+12-32mm F3.5~5.6
※GX7MK2ではなくGX8でもOK。
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ポチップ
GX8の方が画素数が多く防塵防滴対応ですが、大きい。
この2台は少し重たいので、持ち運びを重視される方は、ポケットに入りやすいGM1やGF9にした方がいいと思います。
僕なら中古で買います。
5万以内に抑えようとすると尚更中古をチョイスですね!
Amazonも楽天もヤフーも中古で探すこともできるので便利ですね。
あとはカメラのキタムラとかマップカメラなどは大きいカメラショップなのでトラブルの際に安心なので初心者の方にもお勧めですね。
GX7MK2 カメラのキタムラ 中古
GX7MK2 楽天市場
カメラのキタムラは中古半年保証があります。
メルカリやヤフオクで買うのも普通におすすめで、メルカリは交渉次第で安く手に入れることも可能です。
ただレンズの傷や埃の混入などを正直に言わない出品者がいて、発売から1年以上経過していたら保証も効かなかったりと、もし故障したときにトラブルになる可能性がある点には注意が必要です。
+で20mmF1.7を買っても5万前後なのでおすすめです!
単焦点レンズがあれば暗い室内でも撮ることができて、快適なカメラライフを送れます。
新品がいい⇨ GF90 標準+単焦点レンズキット
GF9とレンズのセット。
すみません、5万でおさまらず6万円です。
しかし、新品でレンズ込みで5万以下はレンズ交換式カメラではないと思います。
おそらくこれが最安かと。
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ポチップ
キットレンズになっている12-32mmと25mmF1.7はどちらも所有していますが良いレンズです。
25mmF1.7は単体でもおすすめできるレンズです。
・とても軽い(ただ少し大きい)
・F1.7の明るさ
・寄れる(換算0.28倍)
・安い(新品2万前後)
レンズ含め予算5~10万
軽い方がいい⇨ E-P7 14-42レンズキット
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ポチップ
E-P7はPCで編集せずカメラだけで手軽に済ましたい方にぴったりです。ただ、後に重たいレンズをつける予定があるなら厳しいです。
連写性能は中々高いのですが、位相差AFが使えない点は注意が必要。(静止物をメインに撮るならば問題にならない)
さてこのカメラは自撮りモニターが搭載されていますが、14mm始まりのレンズキットズだと1人でも少し窮屈で、2人を画角内におさめて+で風景も写そうととすると尚更きついです。
その場合はボディ単体で購入し12始まりのズームや、更に広角のレンズを検討しましょう。
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ポチップ
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ポチップ
もしファインダーがどうしても欲しいという方はE-M10 mark ivですが、もう少し+してE-M5 mark iiiの方が幸せになれますね。
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ポチップ
スペック重視→ E-M1 Mark ii or E-M5 Mark III
予算的には新品だとはみ出てしまうので中古を検討したい。
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ポチップ
¥99,800 (2023/02/01 00:09時点 | Amazon調べ)
ポチップ
E-M1 Mark iiとE-M5 Mark IIIはスペックはほとんど変わらないです。
今後大きいレンズをつけるかもれしれないなら大きいグリップのE-M1 Mark iiがお勧めです。
レンズは一本で済ますなら12-50mm F3.5-6.3がおすすめですね。
これより良いレンズ、例えば12-40mmF2.8PROを買うならば予算を少し引き上げる必要があります。
購入資金ができてから12-40mmF2.8を買う方が後悔はないかもしれません。
レンズ含め予算10~15万
E-M1 Mark ii(中古) or G9
かつては同じ土俵で戦ってたこの2台。
中古で安く済ませれるE-M1 Mark iiは魅力的ですね。
甲乙つけがたいがスペック的にはG9が優勢か。
動画も撮る予定があるならばG9がお勧めです。
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ポチップ
レンズを含めて15万円で抑えようとすると、新品ならばG9+12-32mm F3.5-5.6しかありません。
G9 PRO + 12-32mm F3.5-5.6
もう少し予算を+して12-60mmの安い方(F3.5-5.6)でも全然ありです。
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ポチップ
中古で構わないのであれば色々選択肢が増えてG9+12-60mmF2.8~4なども射程圏内。
←はG9+12-60mm F2.8-4。→はa7iii+28-200mm
キットレンズになっているので中古でも普通にセットで販売されています。
レンズ含め予算15~20万
ここからはフルサイズも検討できる価格帯ですね。
手持ちハイレゾ撮りたい→ OM-D E-M1 Mark III 12-40mm F2.8 PROキット
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ポチップ
動画も撮りたい→ DC-G9L 標準ズームライカDGレンズキット
¥179,791 (2023/02/01 00:15時点 | Amazon調べ)
ポチップ
予算20万以上の石油王
ボディはOM-1、10-25mmF1.7なりなんなり。
単焦点を買ったり広角を買ったり望遠を買ったり、沼に浸かってください!
フルサイズを検討しても良いですね。
←がGX7MK2に15mmF1.7 を装着。⇨がE-M1 mark iiに10-25mmF1.7 を装着しています。
同じマイクロフォーサーズでもサイズ感はかなり変わってきます。
カメラやレンズは高価なのでレンタルもおすすめ。
購入前に実際に使ってから検討したい
お子様の行事や旅行など、イベントで一時的に使用したい
人気の機材をお試しで使用してみたい
サブスクで色々なカメラを使いたい
渋たか
そんな方はカメラレンタルサービスを利用するのがおすすめです。
個人的にはカメラレンタルのサブスク「GooPass」 がおすすめです。
例えば今回紹介したE-M1 mark iii 12-40mm F2.8レンズキットでも
Lv3パス:月額 税込15,180円で1ヶ月借りることが可能(その間、別の機材に取替放題。)
1週間であれば、
なんとLv2パス:月額 税込10,780円 で借りられます 。(残りの3週間はRank1~2の機材を自由に取り替え放題)
僕はこれまでGooPassを何回も利用しましたが、カメラレンタルサービスの中で最強 だと思いました。
GooPassをおすすめする理由
①品揃えが他社よりも多い。
・「借りたいときに在庫がなく借りれない・・」
・「借りたい機材の取り扱いがない・・」
このようなことがGooPassでは、ほぼ起こりません。
②1weekパスを使用すると業界最安
GooPassには契約ランクよりも上位ランクの機材を1週間借りることができるサービスがあり、高い機材も格安で借りることができます。
③契約期間中機材を取り替え放題
通常は一度借りたら期間終了まで機材を変更できないですが、GooPassの場合はなんと、契約ランク以下の機材なら取替放題なので色々な機材を試せます。
④注文から受け取りまでがAmazon並に早い。
僕は実際に14時に頼むことも何回かありましたが、その日のうちに発送され、翌日午前中に受け取れました。(東京→大阪)
⑤サポートが充実
・機材を破損させてしまったときのサポートが充実しています。
・10:00-21:30(年中無休)でチャットサポートで対応して頂けます。
以上の理由からGooPassは大変おすすめです。
GooPassについて詳しく知りたい方はこちら↓
{GOOPASS}料金と注意点。登録〜審査 、レンタル 〜返却 流れ
もう少し競合他社のサービスと比較して検討したい方はこちら↓
カメラレンタルサービス4社を徹底比較!選び方を解説
APS-Cやフルサイズをご検討の方は↓の記事をご参照ください。
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