動画用のミラーレスカメラとして、おすすめのものをピックアップしました。
様々なカメラのスペックを比較していきますが、結論から申しますと僕のおすすめは以下になります。
高くてもいい →Canon EOS R5 or SONY a7siii or NIKON Z9
コスパ重視 → Panasonic GH6 , FUJI X-H2S , SONY FX30
写真用であれば数年前の機種が現役で使えますが、動画用となれば最新機種になるに連れかなりアップデートされていますので、なるべく新しい機種がおすすめです。
予算別に詳しく紹介していますので是非最後までご覧ください。
カメラ(写真用途)のスペックの見方はこちら
レンズのスペックの見方はこちら
4K120P 4K60P 撮れるミラーレスカメラ一覧
4k30Pまでなら、ほとんどのミラーレスカメラで撮影できる時代になりました。
現在、動画スペックが高いとされるミラーレスは4K120Pが撮れるカメラ、次点で4K60Pが撮れるカメラと言っても過言ではありません。
以下に表でまとめましたのでぜひご参考ください。(フォームウェアアップデートで進化する場合があり、間違いや漏れがあるかもしれません。その場合は報告くださると助かります。)
4K120P撮れるカメラ一覧 | 4K60P撮れるカメラ一覧 |
---|---|
GH6 (4:2:0,10bit)内部 | GH5 (4:2:2,10bit)外部 (4:2:0,8bit)内部 |
X-H2S 4K120P(4:2:2,10bit) 1.29倍クロップ |
GH5M2 (4:2:2,10bit)外部 (4:2:0,10bit)内部 |
FX30 (4:2:2,10bit)内部 1.6倍クロップ |
GH5S (4:2:2,10bit)外部 (4:2:0,10bit)内部 |
a7Siii (4:2:2,10bit)内部 1.1倍クロップ | G9 PRO
(4:2:2,10bit)外部 (4:2:0,8bit)内部 |
R5 (4:2:2,10bit)内部 | OM-1 (4:2:2 10bit)内部 |
R5C (4:2:2,10bit)内部 | S1H
(4:2:2,10bit) 外部 4k60p(4:2:0,10bit)内部 1.5倍クロップ |
Z9 (4:2:2,10bit)内部 | S1 (4:2:2,10bit)外部 4k60p(4:2:0,8bit) 内部 1.5倍クロップ |
a1 (4:2:2,10bit)内部 1.1倍クロップ |
S5 (4:2:2,10bit)外部 4K60P(4:2:0,10bit)内部 1.5倍クロップ |
R3 (4:2:2,10bit)内部 | X-T3
(4:2:2,10bit)外部 4K60P(4:2:0,10bit)内部 1.18倍クロップ |
X-T4 (4:2:2,10bit)外部 4K60P(4:2:0,10bit)内部 1.18倍クロップ |
|
X-T5 (4:2:2,10bit)内部 1.14倍クロップ |
|
X-H2 (4:2:2,10bit)内部 1.14倍クロップ |
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a7IV (4:2:2,10bit)内部 1.5倍クロップ |
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R6 (4:2:2,10bit)内部 |
|
R6ii (4:2:2,10bit)内部 |
|
a7RV (4:2:2,10bit)内部 1.2倍クロップ |
|
Z6 ii (4:2:0,8bit) 内部 1.5倍クロップ |
|
Z7 ii (4:2:0,8bit) 内部 1.07倍クロップ |
フレームレートは、よほど速い被写体を撮影しない限り60Pでも十分ですが、スロモーションにしたい場合は120Pあるほうが安心です。
動画用途におすすめのミラーレスカメラ
動画用のスペックの見方がわからないという方はこちらの記事をご参照ください。↓

マイクロフォーサーズ
GH5 | GH5M2 | GH5S | G9 PRO | GH6 | |
---|---|---|---|---|---|
メーカー | パナソニック | パナソニック | パナソニック | パナソニック | パナソニック |
有効画素数 | 2033万画素 | 2033万画素 | 1028万画素 | 2033万画素 | 2521万画素 |
最安価格(2021/12/28) | ¥120000 | ¥186000 | ¥230000 | ¥117000 | ¥263000 |
総重量 | 725g | 727g | 660g | 658g | 739g |
AF測距点 | 225点コントラスト | 225点コントラスト | 225点コントラスト | 225点コントラスト | 315点コントラスト |
モニター | バリアングル 3.2インチ 162万ドット | バリアングル 3インチ 184万ドット | バリアングル 3.2インチ 162万ドット | バリアングル 3インチ 104万ドット | バリアングル 3インチ 184万ドット |
手ブレ補正 | 5段 | 6.5段 | x | 6.5段 | 7.5段 |
動画 | 4K60P(4:2:2,10bit) 外部 4K60P(4:2:0,8bit)内部 4K30P(4:2:2,10bit)内部 | 4K60P(4:2:2,10bit)外部 4K60P(4:2:0,10bit)内部 4K30P(4:2:2,10bit)内部 | 4K60P(4:2:2,10bit)外部 4K60P(4:2:0,10bit)内部 4K30P(4:2:2,10bit)内部 | 4K60P(4:2:2,10bit)外部 4K60P(4:2:0,8bit)内部 4K30P(4:2:2,10bit)内部 | 5.7K60P(4:2:0,10bit)内部 4k120P(4:2:0,10bit)内部 4K60P(4:2:2,10bit) 内部 |
連続撮影時間 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 4k60p 10分 4k30p 30分 | 無制限 |
クロップ | なし | なし | なし | なし | なし |
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楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
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楽天 Yahoo |
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楽天 Yahoo |
この4機種の中でG9だけスチルメインのカメラではあるが、長回しできない点以外では他と遜色ない性能。
GH5Sだけ画素数が少なく、より暗所に強いですが、もし写真撮影もするのであれば少し心許ない画素数です。ただ、GH5Sはマイクロフォーサーズの中で唯一14bitRAWに対応しています。
そして手ブレ補正がないので、ジンバル使用前提といった感じです。
GH5はM2が出てからかなり安くなってきてG9と変わらなくなっている。
G9は発売から結構経つがAPS-Cとも戦えるほどのセンサーの能力を秘めている。
そして注目のGH6。
引き続きコントラストAFを採用しているが、測距点が多くなりAF性能が向上しています。
パナソニックのカメラはすべてコントラストAFを採用しているので特に動画でのAF速度は他社と比べてワンテンポ遅い。
G9+15mm F1.7のAF、ウォブリング↓
手前にピントを合わす分には結構速いですが、後ろへピントを合わすときはウォブリングが出やすいです。そして夜になると余計ピントが迷いやすくなります。
新機種であるGH6の場合は今まで最速だったS5よりも速くなっているので、よほど動く物を追わない限り不満は出ないんじゃないかと思います。
そして、GH6は2521万画素だが高感度耐性が2000万画素クラスのG9と同等とのことなので非常に優秀なセンサーと言えますね。
APS-C
X-T3 | X-T4 | X-T5 | X-H2S | ZV-E10 | a6400 | a6600 | FX30 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | 富士フイルム | 富士フイルム | 富士フイルム | 富士フイルム | ソニー | ソニー | ソニー | ソニー |
有効画素数 | 2610万画素 | 2610万画素 | 4020万画素 | 2616万画素 | 2420万画素 | 2420万画素 | 2420万画素 | 2600万画素 (動画は2010万) |
相場価格(2021/12/28) | ¥140000 | ¥168000 | ¥231600 | ¥284000 | ¥77000 | ¥120000 | ¥149000 | ¥248000 |
総重量 | 539g | 607g | 557g | 660g | 343 g | 403g | 503g | 646g |
AF測距点 | 位相差425点/コントラスト425点 | 位相差425点/コントラスト425点 | 位相差425点/コントラスト425点 | 位相差425点/コントラスト425点 | 位相差425点/コントラスト425点 | 位相差425点/コントラスト425点 | 位相差425点/コントラスト425点 | 位相差759点 (動画では495点) |
モニター | 3軸チルト 3インチ 104万ドット | バリアングル 3インチ 162万ドット | 3軸チルト 3インチ 184万ドット | バリアングル 3インチ 162万ドット | バリアングル 3インチ 92.16万ドット | 180°チルト 3インチ 92.16万ドット | 180°チルト 3インチ 92.16万ドット | バリアングル 3インチ 236万ドット |
手ブレ補正 | x | ○最大6.5段 | 〇7段 | 〇7段 | ○電子式(動画のみ) | x | ○5段 | ○5.5段 |
動画 | 4K60P(4:2:2,10bit)外部 4K60P(4:2:0,10bit)内部 4K30P(4:2:2,10bit)外部 4k30p(4:2:0,10bit) 内部 | 4K60P(4:2:2,10bit)外部 4K60P(4:2:0,10bit)内部 4K30P(4:2:2,10bit)外部 4k30p(4:2:0,10bit) 内部 | 6.2k30P(4:2:2,10bit) 4k60P(4:2:2,10bit)内部 | 6.2k30P(4:2:2,10bit) 4K120P(4:2:2,10bit) | 4k30p(4:2:2,8bit)外部 4k30p(4:2:0,8bit)内部 | 4k30p(4:2:2,8bit)外部 4k30p(4:2:0,8bit)内部 | 4k30p(4:2:2,8bit)外部 4k30p(4:2:0,8bit)内部 | 4K120p(4:2:2,10bit)内部 |
連続撮影時間 | 4k60p20分 4k30p30分 | 4k60p20分 4k30p30分 | 6.2k30P 4k60P | 240分~440分 設定、冷却ファンの有無による | 4k30分 フルHD30分 | 無制限 | 無制限 | 最大13時間 |
クロップ | 4k60p 1.18倍クロップ | 4k60p 1.18倍クロップ | 6.2k(1.22倍クロップ) 4k60p(1.14倍クロップ) | 6.2k30P 4K120P(1.29倍クロップ) 4k60p(1.14倍クロップ) フルHD240p(1.38倍クロップ) | 4k30p1.23倍 | 4k30p 1.2倍クロップ | 4k30p 1.2倍クロップ | 4K120p 1.6倍クロップ 4k 60p 1.04倍クロップ |
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SONYa6000シリーズはどこかフルサイズに配慮したスペックです。
ZV-E10は価格がかなり安いのにしっかりしたAF性能と画質だが、デメリットが結構多い。
後々解説します。
X-H2SとFX30がずば抜けて性能が高い。
フルサイズ
a7c | a7iii | a7IV | a7sii | a7siii | S1H | S1 | S5 | R5 | R6 | Z9 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | ソニー | ソニー | ソニー | ソニー | ソニー | パナソニック | パナソニック | パナソニック | キヤノン | キヤノン | ニコン |
有効画素数 | 2420万画素 | 2420万画素 | 3300万画素 | 1220万画素 | 1210万画素 | 2420万画素 | 2420万画素 | 2420万画素 | 4500万画素 | 2010万画素 | 4571万画素 |
最安価格(2021/12/28) | ¥197000 | ¥198000 | ¥296000 | 新品なし | ¥405000 | ¥479000 | ¥244000 | ¥218000 | ¥439000 | ¥298000 | ¥628000 |
総重量 | 509g | 650g | 658g | 627g | 699g | 1164g | 1017g | 714g | 738g | 680g | 1340g |
AF測距点 | 位相差693点/コントラスト425点 | 位相差693点/コントラスト425点 | 位相差759点/コントラスト425点 | コントラスト169点 | 位相差759点/コントラスト425点 | コントラスト225点 | コントラスト225点 | 225点コントラスト | 位相差最大1053分割 | 位相差最大1053分割 | 位相差493点 |
モニター | バリアングル 3インチ 92.16万ドット | チルト 3インチ 92.16万ドット | バリアングル 3インチ 103.68万ドット | チルト 3インチ 128.88万ドット | バリアングル 3インチ 144万ドット | チルトフリー 3.2インチ 233万ドット | チルト 3.2インチ 210万ドット | バリアングル 3.0インチ 184万ドット | バリアングル 3.2インチ 210万ドット | バリアングル 3インチ 162万ドット | 4軸チルト 3.2インチ 210万ドット |
手ブレ補正 | ○5段 | ○5段 | ○5.5段 | ○4.5段 | ○5.5段 | ○最大6.5段 ボディ5.5段 | ○最大6.5段 ボディ5.5段 | ○最大6.5段 ボディ5.5段 | ○6~8段 | ○6~8段 | ○最大6段 |
動画 | 4k30p(4:2:2,8bit)外部 4k30p(4:2:0,8bit)内部 | 4k30p(4:2:2,8bit)外部 4k30p(4:2:0,8bit)内部 | 4k60p(4:2:2,10bit) 内部 | 4k30p(4:2:2,8bit)外部 4k30p(4:2:0,8bit)内部 | 4k120p(4:2:2,10bit)内部 | 6K24P(4:2:0,10bit) 内部 5.9K30P(4:2:0,10bit)内部 4K60P(4:2:2,10bit) 外部 4k60p(4:2:0,10bit) 内部 4k30p(4:2:2,10bit) 内部 | 6K24P(4:2:0,10bit) ,内部 5.9K30P(4:2:0,10bit)内部 4k60p(4:2:2,10bit) 外部 4k60p(4:2:0,8bit) ,内部 4k30p(4:2:2,10bit),内部 | 4K60P(4:2:2,10bit)外部 4K60P(4:2:0,10bit)内部 4k60p(4:2:0,10bit) 内部 | 8k30p(4:2:2,12bit)内部 8k30p(4:2:2,10bit)内部 4k120p(4:2:2,10bit)内部 4k60p(4:2:2,10bit)内部 | 4k60p(4:2:2,10bit)内部 4k30p(4:2:2,10bit)内部 | 8k30p(4:2:2,10bit)内部 4k120p(4:2:2,10bit)内部 4k60p(4:2:2,10bit)内部 |
連続撮影時間 | 無制限 | 30分 | 無制限 | 30分 | 無制限 | 無制限 | 4k60P 30分 4k30P 無制限 | 4K 60p 30分 4k 10bit 30分 4k 30p 8bit 無制限 | 8k30p 20分 4k120p 15分 4k60p 35分 | 4K60p 30分 ”(クロップ)35分 4k30p 40分 | 8k30p125分 4k120p125分 |
クロップ | 4k30p 1.2倍クロップ | 4k30p 1.2倍クロップ | 4k60p1.5倍クロップ | なし | 4k120P1.1倍クロップ | 4k60p1.5倍クロップ | 4k60p1.5倍クロップ | 4k60p1.5倍クロップ | クロップなし | クロップなし | クロップなし |
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楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
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Amazon
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Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo | ![]() Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
a7cとa7iiiの大きな違いはa7cはバリアングル、瞳AFが動画でも使用可能、連続撮影時間が無制限という点だ。
どちらも10bitは撮れないのでLOG撮影をして後からカラーグレーディングをしたいという場合は、トーンが破綻しやすいのでガチビデオグラファーには心許ない。
a7siiは画素数が控えめで高感度耐性を重視したカメラではあるが、動画用途としても完全に世代前のカメラといった印象だ。
a7siiiは4k120pが内部に記録できて進化ぶりがすごい。
G9より改善されたコントラストAF搭載のS5とa7iiiの動画AFを比較した↓
ウォブリングはマシになってますが、ピントがシビアな近距離でa7iiiとAF比較すると大差。
S5はAPS-Cクロップすると、どのフレームレートにおいてもAF速度が改善する傾向にありました。(迷うのは変わらない。)
S5といえば、S5iiが像面位相差AF搭載と発表され話題になっていますね。自分も早くS5 iiを使って比較したいです。
意外にもパナソニックS1が6k24pを撮れたりと、S1Hに匹敵する性能ですが↓の有料のファームウェアアップデートが必要です。

SONYのアクティブ手ブレ補正について
a7iiiとa7cはアクティブ手ブレ補正に対応していません。
2022/10/14時点での光学式アクティブ手ブレ補正対応カメラは
a7 IV , a7Siii , a1 , FX3 , FX 30 の5機種です
※ZV-E10のアクティブ手ブレ補正は省いています。(電子式なので効果が薄い上に1.44倍クロップのデメリットが目立つ)
サードパーティ製と純正レンズのアクティブ手ブレ補正比較
↓はシグマ14-24mm F2.8 DG DNとソニー14mm F1.8 GMのアクティブ手ブレ補正を撮り比べました。
アクティブの1.15倍クロップ考慮して16.1mmの超広角なのでシグマもマシですが、24mmや35mmの画角だともっと純正との差が広がります。
↓はシグマ35mm F1.4 DG DNとsony 35mm F1.8とsony16-35mm F4で比較しています。
かなり優秀な機能なので今から動画用にSONYミラーレスカメラを買うなら少なくともa7IVにするのがおすすめです。
CANON R5とR6の問題点
CANONのEOS R5とEOS R6はかなりすごいスペックですが3点問題があります。
熱停止について深堀りします。
CANON公式の連続撮影時間↓
どちらもオーバーヒートしやすい点に注意が必要。
だけどもCANON NEWSによると、外部記録にすると大幅に撮影時間が伸びる。
恐らく内部メモリーカードがかなり熱を発生させるのだろう。
R5の4k30pの高画質モードは8kからのオーバーサンプリングで、かなり解像感が高い高画質な4Kとなっている。
参考youtube動画
モンスターカメラNIKON Z9について。
なんと8k30pが連続125分間内部収録できるどころか、今後8k60P RAWが内部記録できるようにアップデートをするとNIKONさんが発表している。
R5と同じように4K30pは8kのオーバーサンプリングなので高画質だ。
その他センサーの読み出し速度が速いため間違いなくR5よりZ9が優位。
(R5→1/60 Z9→1/250)
Z9の125分制限も、一度撮影を停止して直後に再開しても大丈夫だそうだ。
他社の小さいボディに比べてZ9は大きいため排熱処理に余裕があります。
sony a1やcanon R3は動画目的で買うには価格が高すぎる印象なので今回は省いています。
予算別のおすすめ
※すべてカメラ本体のみの予算になります。
10万円以下
ZV-E10がおすすめです。
かなりお安いのにも関わらずAF性能と画質は高品質です。
ただデメリットもあります。
一つはローリングシャッターによるこんにゃく現象。
センサーの読み出し速度が遅い事により被写体が歪むことです。
もう一つは手ブレがひどいこと。
ZV-E10の手ブレ補正は動画撮影時限定で電子式の手ブレ補正が搭載されています。
その手ぶれ補正モードですが、スタンダードとアクティブモードの2種類があります。
スタンダードモード⇨ブッレブレ、全く効かない。
アクティブモード⇨1.44倍クロップされる上に、ブレる。
フルHD 60p 1/200という設定にするとブレやローリングシャッターが軽減されるみたいですが、4k撮れないなら魅力が半減しますね。そして、そのフルHD動画の画質がイマイチでした。
でも価格を考えると仕方がないといったところ。三脚やジンバルを使うならブレは消え、コスパ最高の一台になります。
VLOG CAMという立ち位置ですが、VLOGでは手持ちで気軽に撮影したいところなので、全く向かないと思います。
15万円以下
Panasonic G9 or GH5がおすすめです。
がおすすめです。この2機種はマイクロフォーサーズセンサーを搭載していますのでかなりコンパクトで安いです。
レンズを含めるとフルサイズやAPS-Cとのコスト、サイズ差はかなり開きます。
GH5とG9を比較したとき
GH5の優位点
・モニターのドット数
・連続撮影時間無制限。
G9の優位点
・高感度性能
・手ブレ補正
・ダイナミックレンジ
・AF
スチルに関しては完全にG9の勝利なので写真と動画両方に力を入れたい方はG9が優位。
20万円以下
長回ししたいならPanasonic GH5M2 or GH5S
長回ししないならFujifilm X-T4
10bit撮れなくていいならSony a7c がおすすめです。
Panasonicのカメラに関してはコントラストAFを搭載していますので動画AFに癖がある点には注意。
素早くピントが来てほしい人は避けたほうが良い。
27万円以下
Panasonic GH6 or FUJI X-H2S or SONY FX30がおすすめです。
この3機種は同じような価格帯です。
GH6はマイクロフォーサーズ、X-H2SとFX30はAPS-Cです。
APS-Cの2機種は4K120Pがクロップされてしまいますので、その時は超広角の画角で撮れませんし、ボケ量的にもAPS-Cである利点は少なくなります。
これらの3機種はレンズが安いため、トータルで見るとフルサイズカメラよりかなり安くなります。
またフルサイズのレンズに比べて非常に軽いため、なるべく荷物を軽くしたい方におすすめの3機種となります。
ただ、ボケは不十分に感じるシーンがあるかもしれません。望遠単焦点を使うことでボカすことは可能ですが、広角でフルサイズのようなボケを得るには、より被写体に寄る必要があります。
Fujifilmのカメラはフィルムシュミレーションの色をあてたまま動画を撮れるのがいいですね。
性能はどれも僅差で、かなり悩ましい3機種ですね。
ご自身が使いたいレンズがあるメーカーを選んだら良いのではないかと思います。
30万円以下
EOS R6 or SONY a7iv or Panasonic GH6 がおすすめです。
R6 | a7iv | |
---|---|---|
4k60p | 5.1K オーバーサンプリング | 4.8K オーバーサンプリング |
4k30p | 5.5K オーバーサンプリング | 7K オーバーサンプリング |
R6はフルサイズカメラで4k60p10bitクロップなし内部記録はすごい!
連続撮影時間には注意ですが前述の通り外部記録にすれば35分→57分に改善するとの報告がある。
a7ivもほぼ同じ価格で4k60p 4:2:2,10bitが撮れます。
僕はa7ivを使っています。ほぼVLOGしか撮らないのでAPS-Cクロップできる点でむしろメリットですね。(a7siiiはAPS-Cクロップできない。)
16-35 F4 Gを付けると手持ちでもそこそこ手ブレ補正が効いて、16-90mm程までいけます。(アクティブモードによるクロップ&APS-Cクロップ&超解像ズーム)
5倍スローするときはフルHD120pですが、そのようなシーンは解像感に注目がいかないと思いますので気にしてないですね。
自分は4k60Pで撮影し、それでもコマが足らない場合はFINAL CUT PROのオプティカルフローを使用しています。(足らないコマ数をAIで補填して、なめらかにしてくれる機能)
連続撮影時間無制限と書いているものの、熱は結構発生しますので長回ししていると途中で停止します。
ローリングシャッター速度
R6 | a7IV | |
---|---|---|
30p | 約30ms | 約26.5ms |
60p | 約15ms | 約13ms |
4k60pで撮ることが多い方 → R6
4k24p,30pで撮ることが多い方 → a7iv
マイクロフォーサーズでもいい→GH6
ただ、R6は先程申し上げた問題が起こる可能性がありますので、個人的には動画メインであればa7IVやGH6をチョイスしたほうがいいんじゃないかなと思います。
45万円以下
CANON EOS R5 or a7siii がおすすめです。
R5とa7siiiを比較したとき
a7siiiの優位点
・高感度性能
・ハイフレームレートでの長回し。
・ダイナミックレンジ
R5の優位点
・解像度(8kや4k30pの高画質モード)
写真機としてはR5の勝利といっても過言ではないので写真と動画両方に力を入れたい方はR5が優位。
R5に関しては先程申し上げた問題がありますので、動画用途の使用が多い方はa7Siiiにしておくのが無難です。
65万円以下
NIKON Z9がおすすめです。
王者。
ただめちゃくちゃ重たくて、バリアングルモニターではないのでVLOGなどには向きません。
もし8Kが不要で4K60pや120pで十分な方にとってはa7siiiのほうがいいです。
a7siiiは画素数が少ないのでダイナミックレンジ、高感度性能が良好でコンパクトで抜群のAF性能を秘めている。
個人的なおすすめ
個人的なおすすめはa7siiiかGH6の2択です。
改良を重ねてきたカメラなので、安定性や完成度が高い。
Sonyにはa7siiiとほぼ同じ性能で、より動画に特化したFX3というシネマラインのカメラもありますので、静止画を撮らない方ならそちらでもいいでしょう。
ジンバルを使わない、ボケを重視しない、安いほうがいい。 → GH6
SONY機のアクティブ手ブレ補正を使うと1.15倍クロップされますし、効きもGH6の手ブレ補正には一歩及びませんので、ジンバルなしでも気軽に撮りたいならGH6がおすすめです。
また、レンズも含めるとフルサイズシステムより圧倒的にコンパクトで安くなりますし、熱の心配もほぼ不要です。
ジンバルでしっかり映像撮影、VLOG、人物撮影が多い → a7Siii
VLOGなどで広角レンズを使用するのであれば、ブレは目立ちにくいですし、a7siiiのボディコンパクトさが活きてきますね。また、人物撮影では、フルサイズなのでボケの表現がしやすいです。


カメラやレンズは高価なのでレンタルもおすすめ。
カメラ機材は高価なので購入するハードルが高い・・
- 購入前に実際に使ってから検討したい
- お子様の行事や旅行など、イベントで一時的に使用したい
- 人気の機材をお試しで使用してみたい
- サブスクで色々なカメラを使いたい

そんな方はカメラレンタルサービスを利用するのがおすすめです。
個人的にはカメラレンタルのサブスク「GooPass」がおすすめです。
Lv5パス:月額 税込26,180円で1ヶ月間借りることが可能(その間、別の機材に取替放題。)
1週間であれば、なんとLv3パス:月額 税込15,180円で借りられます。(残りの3週間はRank1~3の機材を自由に取り替え放題)
僕はこれまでGooPassを何回も利用しましたが、カメラレンタルサービスの中で最強だと思いました。
①品揃えが他社よりも多い。
・「借りたいときに在庫がなく借りれない・・」
・「借りたい機材の取り扱いがない・・」
このようなことがGooPassでは、ほぼ起こりません。
②1weekパスを使用すると業界最安
GooPassには契約ランクよりも上位ランクの機材を1週間借りることができるサービスがあり、高い機材も格安で借りることができます。
③契約期間中機材を取り替え放題
通常は一度借りたら期間終了まで機材を変更できないですが、GooPassの場合はなんと、契約ランク以下の機材なら取替放題なので色々な機材を試せます。
④注文から受け取りまでがAmazon並に早い。
僕は実際に14時に頼むことも何回かありましたが、その日のうちに発送され、翌日午前中に受け取れました。(東京→大阪)
⑤サポートが充実
・機材を破損させてしまったときのサポートが充実しています。
・10:00-21:30(年中無休)でチャットサポートで対応して頂けます。
以上の理由からGooPassは大変おすすめです。
GooPassについて詳しく知りたい方はこちら↓
{GOOPASS}料金と注意点。登録〜審査 、レンタル 〜返却 流れ
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