マイクロフォーサーズのE-M1 Mark iiとフルサイズのa7Riii&a7iiiを比較&使用した感想

みなさんこんにちは。

マイクロフォーサーズとフルサイズを比較するという記事自体は今回で三記事目なのですが、前回まではマイクロフォーサーズでもローエンドモデル寄りのGX7MK2と比べていました。

 

今回はマイクロフォーサーズのカメラの中でもフラッグシップに位置するオリンパスE-M1 Mark iiとソニーa7Riii&a7iiiで同じ被写体を撮影する機会がありましたので、その感想をレポートしたいと思います。

 

全く同じ条件ではないですが、ある程度描写の傾向というものは伝わると思います!

マイクロフォーサーズのハイエンドレンズはピントリングなども金属製である。

 

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E-M1 Mark ii+10-25mmF1.7. a7Riii+24-70MM F2.8DG DN 比較

外観比較

a7Riiiはチルトモニター。E-M1MKiiはバリアングルモニターです。

↑の写真の14−24mmは今回の撮影では使用しておりませんが、大きさの比較としてだけ写真を撮りましたのでご参考までに。

なんとマイクロフォーサーズの10−25mmの方が大きい

フードだけで見ると10−25mm(換算20−50mm)がより広角のため小さいが、鏡筒自体はなんと10−25mmの方が大きくなっている。そして、10−25mmは鏡筒繰出し式なのですがズームしてもほとんど伸びない。

このレンズは主にビデオグラファー向きに作られたレンズであるから、スタビライザーに装着した時にバランスが大きく変わってしまわないようにPanasonicは相当こだわった部分だと予想する。

レンズはピントリング、ズームリングまで金属製の10−25mmの方が高級感があります。シグマは基本的には金属製ですが、ピントリング、ズームリングはゴム製となってます。

傷がつきやすいが耐久性と高級感がある金属

高級感がなく経年劣化の心配があるが、軽く滑りにくく傷がつきにくいゴムといった感じです。

あ、あとゴム製だと凸凹の隙間にゴミが入りやすく、そして取りにくいです・・

E-M1 Mark iiはこうして見ると結構コンパクトで、尚且つ右手の5本指が触れるところがより立体的になっています。
つまりグリップしやすいです。

各部ダイヤルもE-M1の方がぬるぬる感があり、ワンランク上質な触り心地となってます。

 a7RiiiE-M1MK214-24mmF2.8 DG DN24-70mmF2.8DG DN10-25mmF1.7
重量572g498g795g830g690g
幅x高さx奥行き126.9x95.6x73.7 mm134.1x90.9x68.9 mmφ85.0mm × 133.0mmφ87.8mm × 124.9mmφ87.6mm×約128mm
新品価格229000109600134,786102,433187,999

※価格は2021/08/20時点での目安価格

重量はさすがにフルサイズの方が重たいですがそこまで差がありません。

レンズとカメラを合わせた価格も5万円ほどしか変わりませんね。

センサー比較

カメラのセンサーの大きさが4倍ほど違いがあります。

DxOMarkさんのセンサースコアですと

 GX7MK2EM1MKiia7iiia7Riii
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
718096100
Color Depth
(色の再現域と分離)
22.923.72526
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
12.612.814.714.7
ow-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
662131237303523

これくらいの差があります。

画質比較

今から載せる写真は全て←がE-M1 Mark ii ⇨がa7Riiiです。

a7Riiiはベース感度の最低がISO100

E-M1 Mark iiはISO200のためそのようになっています。

そのほかにも設定の差異があり、全く同じ条件にはなっていなくてツッコミどころは満載ですが、参考にしていただければ幸いです。

 

恐らくほとんど違いがわからないのではないかと思います。

 

拡大してみますね。

 

4Kモニターで200%表示にしましたが明らかにa7Riiiの方がクリアですね。

スマートフォンの方は拡大してみていただけるとわかりやすいと思います。

両者約200万画素に揃ってますので、より高画素のa7Riiiの方がクロップ率が大きく、狭い範囲が映った画角になります。

 

 

続いては暗部を持ち上げて200%表示。

E-M1 Mark iiは最低ISOでもノイズが結構発生する印象です。

 

こちらも拡大しないとほとんど違いがわからないと思います。

300%表示しました。

そして、両者約92万画素に揃っていますのでカメラの有効画素数の違いも出ない状態なのでほとんどフェアな状態かなと思います。
むしろ焦点距離はa7Riiiの方が2mm少なく不利な状況になっています。
撮影位置はほぼ同じ。

いかがでしょうか。

同じ画角ではないので比較しにくいですが、個人的にはa7Riiiのほうが余裕がある描写に見えます。

ここで画素数の違いが与える解像性能の違いも見ていきましょう。

有効画素数2037万画のE-M1と約4240万画素の解像の違いを見るために
画角を揃えてみました。

画角を揃えると焦点距離が2mm負けているはずのa7Riiiの写真の方が圧倒的に情報がありますね。
a7Riiiの方が2倍以上画素数が残っていますのでさすがに勝負ありですね。

編集していて思ったのですが、意外にE-M1 Mark iiのハイライトの階調はいいように思いました。

 


↑の写真は←がRAWで取り込んだだけの状態、→がハイライトを落とした状態。
ヒストグラムのハイライトが右に張りついていますので白飛びしているか心配だったのですが、ハイライトを下げると雲の濃淡がしっかりと描写されていて、意外にハイライトは粘る印象です。

ただし、さすがに暗い部分が画面の広範囲を占める写真に空も入れると厳しいですね。

明暗差ある状況はフルサイズでも厳しい

この写真は同じ日にa7Riiiで撮影していますが空は飛んでしまっている。

それと、肉眼で見て雲の濃淡がない日というときもありますよね。空が霧がかったような真っ白の曇りの日、雨の日。その場合はさすがにどんなカメラでも厳しいでしょう。

曇りは曇りでも雲の濃淡が出ている日は積極的に空を撮影したいですね。

そしてその雲の濃淡が描写できるかというのはかなり重要で、GX7MK2だともう少し空が白く飛びやすい印象でした。

ハイライトが飛んでいる

白飛びを防ぐ場合、暗めに撮ってあとから編集でシャドウを上げる必要がありますが、マイクロフォーサーズはシャドウを持ち上げた時にフルサイズに比べてノイズが乗りやすいので、なるべく現地で白飛びギリギリで撮影したいものです。

そして、E-M1 Mark iiもa7Riiiと比べるとシャドウ部分のノイズ量は多い結果となりました。

 

ただし拡大するとはっきりとわかる差ですが、拡大しなければPCで見る分には差が少ないですね。

ましてや、スマホで見ると違いはわからないと思います。

 

最後にそれぞれのカメラで撮った作例を載せて終わりたいと思います!

その他の作例

ここからはa7iiiの写真もあります。

E-M1 Mark iiはそのままです。

E-M1MKii

a7iii

おわり

このように同じような色に編集することは可能ですので、ぱっと見の印象はほぼ変わらないと個人的には思います。

ノイズや解像感よりも大事なことはたくさんあると思いますので、みなさんお好きなカメラで撮るのがいいんじゃないかなとおもいます。

↓僕の結論

大半のユーザーにフルサイズは必要ない。マイクロフォーサーズでも十分な写真が撮れる。
みなさんこんにちは。 フルサイズとマイクロフォーサーズを使ってきた自分が、大半の方にフルサイズカメラが不要という話をしていきたいと思います。 渋たか フルサイズが不要というよりか、まずカメラのスペックより大...

今回使用した機材


 

 

 

 

カメラは高価なのでレンタルサービスを利用して使ってみたりすることをおすすめします。

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