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撒き餌単焦点と高級ズームレンズはどちらが高画質?タムロン35mm F2.8(Model F053)とシグマ24-70mmF2.8DG DNの35mmを比較してみた!

みなさんこんにちは渋たかです。

今回はタムロン35mm F2.8(撒き餌単焦点レンズ)とシグマ24-70mm F2.8 DG DN ART(高級ズームレンズ)の35mmでの画質を比較したいと思います!

※価格でいうとお手頃な24-70mmですが、高級レンズに引けを取らないハイスペックレンズなので、高級ということにさせていただきます。

24-70mmF2.8 DG DNと14−24mm F2.8 DG DNを24mm同士で以前に比較しましたが、そこでは14-24mmの勝利でした。

それぞれ、レビュー記事も書いていますのでよろしければご参考ください。

タムロン 35mm F2.8 di iii OSD M1:2 (Model F053)をレビュー。デメリットも多いが面白い選択肢
みなさんこんにちは。 タムロン35mm F2.8はかなり個性的で、万人に受けるレンズとは思えないですが、一部の人にはグサッとささるようなレンズだと思います。 自分の使った感想としては、次のような方におすすめです。 安くレンズを買...
24-70mm F2.8 DG DNをレビュー。コスパ最強の24始まり大三元
みなさんこんにちは。 フルサイズカメラの大三元ズームはかなり高価ですよね。 そこで僕はタムロンやシグマのレンズが使えるEマウントをおすすめしてきましたが、そのシグマから出ている標準大三元レンズ24-70mm F2.8 DG DNをレビュ...
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外観の比較

フードを外してズームしたときの大きさ。タムロンはフード付いてます!シグマにはAF/MF切替スイッチがある。

シグマは金属 タムロンはプラスチックでできている。(マウントは金属製)

大きさが全然違いますね。

タムロン35mmF2.8のフードは小さいので付けっぱなしにしている。


35mmF2.8はレンズにもフードにもネジ山がついています。
フードをつけたまま、レンズフィルターもレンズキャップもできますので、自分は常にフードをつけっぱなしにして運用しています。

スペック比較

 タムロン35mmF2.8シグマ24-70mm F2.8 DG DN
フィルター径φ67mmφ82mm
最大径x長さ73x64mm87.8x124.9mm
重量210g830g
最短撮影距離15cm18-38cm
最大撮影倍率1:2(0.5倍)広角端 1:2.9(0.34倍)
望遠端 1:4.5(0.22倍)
絞り羽根枚数7 枚11 枚
2021年5月現在の最安¥36,373¥111,600
レンズのスペック(仕様)の意味や見方を理解してレンズを選ぼう
レンズのスペックを見てて、「これってどういう意味?」と思う項目もあるかと思いますので、解説していこうと思います。 SONYの24-70mm F2.8 GMというレンズを参考にします。焦点距離:24-70mm開放F値:F2.8レ...

全く異なりますね。

防塵防滴は両方対応です。

 

タムロン35mmF2.8は最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロレンズです。

24−70mmF2.8は広角側で0.34倍 望遠側で0.22倍です。

24−70mmF2.8は一応18cmまで寄れますがそれは24mmのときで、24mmで撮影しようとするとレンズの先から被写体までは2.7cmほどしかありません。おまけ程度にとらえましょう。

遠景写真! 解像感を中心に比較

全体写真

これから貼る写真は全て
←シグマ24-70mmの35mm →タムロン35mmです。

↓F2.8で撮影 (周辺減光、歪曲補正なし)

←スライドできます→

歪曲はどちらのレンズもあまり目立たなく、これくらいは補正できちんと直るでしょう。

タムロン35mmF2.8の周辺減光が顕著で、なぜか全体も暗く写ります。

画角も広く写るんですけどこのレンズフォーカスブリージングがすごくて、遠景の時は広くなり、近景(接写)に近づくにつれ狭くなっていくという癖のあるレンズです。

フォーカスブリージングとは
ピントが合う位置によって画角が変わることです。

これを見てしまうとタムロン35mmでF2.8を遠景で使いたくありませんね〜

周辺減光のような写真も時にはいいのですが、もし周辺減光を除去する場合は暗い部分を無理やり明るく補正するわけですから、ノイズが入ってしまうのです。

周辺減光が少ないレンズなら、あえて周辺減光をかける補正も自由にできるわけですので、やはり周辺減光は少ないに越したことはありません。

暗い場所では開放を使うしかないですが、ここまで暗いとなると実質F3.2とかなのではと思いますw

シグマは広角端の24mmはもう少し周辺減光があるのですが、35mmまでズームすると少なくなります。

ズームレンズは広角端や望遠端より、間の焦点域の画質が一番優れることが多いです。

↓F8で撮影 (周辺減光、歪曲補正なし)

補正したので周辺減光の差は少なくなりましたが、まだ若干タムロンのほうが残ってる感じはします。

中心を拡大

↓F2.8で撮影 (周辺減光、歪曲補正なし)

←スライドできます→
画角が違うので少し誤差がありますが、
概ね差がないと言った感じです。

↓様々なF値で撮影(周辺減光、歪曲補正なし)

←タムロン →シグマ(タップ、クリックすると拡大します!)

この領域だともはやどっちでもいいですね。

塔の右上を拡大

↓F2.8で撮影 (周辺減光、歪曲補正なし)

←スライドできます→

シグマの方が解像していて色のりもいいですね。

先程の中心部では気になりませんでしたが、少し右上にいっただけで、明るさの違いが現れています。

つまりこれはタムロンの周辺減光がここまで影響していていると考えられます・・

色収差がシグマに出ています。

↓様々なF値で撮影(周辺減光、歪曲補正なし)

←シグマ 右タムロン(タップ、クリックすると拡大します!)

どうみてもシグマの方が描写がはっきりとしていますね。

右下を拡大

↓F2.8で撮影 (周辺減光、歪曲補正なし)

←スライドできます→
解像感はそこまで変わらない印象ですが、周辺減光の影響がすごいです。

↓様々なF値で撮影(周辺減光、歪曲補正なし)

←シグマ →タムロン(タップ、クリックすると拡大します!)

もし周辺減光部分を編集で明るくしたとしてもノイズがのってしまい
シグマ優位になると思います。

遠景の比較は以上になりますが、遠景は24-70mmF2.8の勝利ということで間違いない!

接写! 解像感を中心に比較

これから貼る接写での写真は全て
ISO100
24−70mmF2.8の35mmでの最短撮影距離(約20cm) 撮影しています。

最短撮影距離付近の描写は甘くなりがちです。

タムロン35mmF2.8はその気になればあと5cm寄れるという余裕を残した状態での検証です。

全体写真

↓F2.8で撮影 (周辺減光、歪曲補正なし)

←スライドできます→
明らかにわかる差ですね。
24-70mmF2.8は端が歪んでる上にかなり甘いです

↓F8で撮影 (周辺減光、歪曲補正なし)

←スライドできます→

タムロン35mmF2.8は文句なしの描写になってきます。

24−70mmF2.8はF8まで絞ると隅が少し改善しましたが、それでもまだひどいですね。

そして、室内で手持ちでF8を使うのは現実的ではありません。
暗すぎますので、三脚かストロボがほしいところです。

↓他のF値でも比較 (周辺減光、歪曲補正なし)

←がシグマ →がタムロン 補正なし(タップ、クリックすると拡大します!)

周辺減光と歪曲補正をしました。

↓F2.8で撮影 (周辺減光、歪曲補正あり)

←スライドできます→

Lightroomで歪曲補正したので24-70mmの歪みはマシになりましたが、像面湾曲の影響か、甘いのでパッとしません。

タムロン35mmは開放から安定していますね。

↓F8で撮影 (周辺減光、歪曲補正あり)

←スライドできます→

24-70mmはなんとか見れる描写ですね!

タムロン35mmは完璧です。

左上の70-180の文字部分を拡大

↓F2.8で撮影 (周辺減光、歪曲補正あり)

←スライドできます→
拡大したらわかるのですが、ここまでの差があります。

↓F8で撮影 (周辺減光、歪曲補正あり)

←スライドできます→

↓他のF値でも比較 (周辺減光、歪曲補正あり)

左シグマ 右タムロン 補正あり(タップ、クリックすると拡大します!)

タムロン35mmF2.8は終始安定しています。

接写部門はタムロン35mmF2.8の圧勝でした。

24-70mm F2.8 DG DNで接写して物撮りなどする場合は、なるべく中心に被写体を置きましょう。

逆光耐性

←スライドできます→
タムロン35mmF2.8の方がゴーストが少ないですね。

逆光耐性もタムロン35mmF2.8が勝利

総評

今回は解像性能を中心に検証してきましたが、

遠景はシグマ24−70mmF2.8 DG DNの勝利
拡大したときにはっきりとわかる差

接写はタムロン35mmF2.8の勝利
拡大しなくてもはっきりとわかる差

35mmF2.8は24−70mmF2.8でカバーできるのですが、ここまで特徴が違いますので、何を重視するかで変わりますね。

あとはサイズやAF速度をどこまで許容できるかですね。

筆者はどっちのレンズをよく使う?

35mmF2.8 と24−70の使用割合は8:2くらいです。

タムロンの35mmF2.8のサイズはどこへでも持ち出したくなります。

特に飲食店で使うことが多いです。

料理が来るまでに35mmF2.8にレンズ交換しておいて、35mmの割と広めな画角で、全体の雰囲気や友人などを撮影。

料理がこれば周りからも目立たないサイズ感で接写も可能。

35mmF2.8 F2.8で撮影

接写するにあたり、F2.8より明るい必要はないんです。

接写になればなるほどピントが合う部分が狭くなるからです。

24-70mmF2.8を持ち出す時は風景撮影、夜景撮影ですね。

重いので、車移動のとき以外にあまり持ち出していません。

以上参考にしていただけると幸いです^^

カメラやレンズは高価なのでレンタルもおすすめ。

カメラ機材は高価なので購入するハードルが高い・・

  • 購入前に実際に使ってから検討したい
  • お子様の行事や旅行など、イベントで一時的に使用したい
  • 人気の機材をお試しで使用してみたい 
  • サブスクで色々なカメラを使いたい
渋たか
渋たか

そんな方はカメラレンタルサービスを利用するのがおすすめです。

個人的にはカメラレンタルのサブスク「GooPass」がおすすめです。

例えば今回紹介した24-70mm F2.8 DG DNは
Lv2パス:月額 税込11,980円で1ヶ月間借りられます。(その間、別の機材に取替放題。)
※別で往復配送料が1650円かかります。

GooPassについて詳しく知りたい方はこちら↓
{GOOPASS}料金と注意点。登録〜審査 、レンタル 〜返却 流れ
もう少し競合他社のサービスと比較して検討したい方はこちら↓
カメラレンタルサービス4社を徹底比較!選び方を解説

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24-70mm F2.8 DG DN
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