シグマ35mm F1.4 DG DNを購入したのでF1.2 DG DNと比較した。

みなさんこんにちは。

以前35mm F1.2 DG DNをレビューしましたが、同じくシグマの35mm F1.4 DG DNも購入しましたので比較していきたいと思います。

ボディはa7Riiiを使用しています。

スポンサーリンク

外観やサイズ

シグマ35mm F1.4 dg dn

サイズ

 35mm F1.4 GM35mm F1.4 DG DN35mm F1.2 DG DN
径x長さ76mm×96mm75.5mm×109.5mm87.8mm × 138.2mm
重量524g645g1090g
最短撮影距離27-25cm(MF)30cm30cm
最大撮影倍率0.23-0.26倍(MF)0.185倍0.185倍
フィルター径67mm67mm82mm
絞り羽根枚数111111
最安価格(2021-11月)¥160000¥85000¥140000

※SONY 35mm GMはMFであれば25cm(0.26倍)まで寄れます。

シグマ35mm F1.2とF1.4では
長さ2.87cm
重さ445g の差があります。

絞り羽根枚数は両者11枚となっており、どちらもARTレンズ。
F1.4 Dg dnが廉価版というわけではなさそうです。

←35mm F1.4 DG DN →35mm F1.2 DG DN

←35mm F1.4 DG DN →35mm F1.2 DG DN

AF性能

35mm F1.2 DG DNはフォーカスレンズが大きいということで、駆動力を確保するため一眼レフ用のレンズと同じ超音波モーターHSM駆動が採用されていました。このモーターが更なる重量増になっていた感は否めません。

35mm F1.4 DG DNは随分小さくなりましたのでステッピングモーター駆動になりました。

タッチAF↓ (背面モニターでフォーカス位置をタッチ)

※動画の左下にレンズ名載せてますので確認お願いします。

ほとんど変わらないが、若干F1.2のほうが速い気がします。

中央一点AF↓(すみません声が入っちゃいましたw AF駆動音を聞いてほしいため敢えて残しました。)

こちらもほとんど変わらない。
ただ、F1.2のほうが駆動音が若干大きいです。

追従AF↓

こちらもほとんど変わらない。
聞こえにくいかもしれませんがF1.2はジジジという音が鳴ります。
※カメラ内蔵マイクで収録しました。

マクロ域なのでピントがシビアということもあり、思うような追従ができていない。

様々なシグマのミラーレス用レンズを使いましたが、単焦点レンズにはAFがもたつきやすいレンズが多い印象があります。

↓は35mm F1.4ですが、35mm F1.2も同じ傾向です。

動画とは違い、静止画のAF-Cは高速です。

色収差

色収差とは
光の波長の違いにより、フチがパープルに色付いたり緑に色付くこと。
あとからソフトウェア補正すると必要な色まで消してしまうので
最初から発生しない(光学的に補正)状況が望ましい。

遠景写真の中心部分を切り取って色収差を比べてみました。↓
←35mm F1.2 →35mm F1.4
(左右にスクロールできます。)

あまり大きくは変わらないが、35mm F1.4 dg dnの方が少しマシか。
どちらもF1.8まで絞れば目につくことはほとんどないかと。

接写写真の中心を切り取って比べてみました↓
←35mm F1.2 →35mm F1.4
(左右にスクロールできます。)


35mm F1.4 DG DNは黄色に色づいている。

そしてこの写真では明らかにF1.2のほうが色収差が少ない結果となりました。

どちらもF2.8以降に絞ればかなり目立たなくなります。

玉ボケ

←35mm F1.2 →35mm F1.4
(左右にスクロールできます。)

ほぼ同じ傾向でどちらもF2.5まで絞ればほぼ円形になる。

玉ボケの中がざわつく感じも少ない。

周辺減光

←35mm F1.2 →35mm F1.4
(左右にスクロールできます。)


少しわかりにくい写真で恐縮ですが、
両者同じF値で見た場合大きくは変わらない。
ただ、F1.2開放は顕著に減光している。

解像感

こちらの写真を拡大して比較していきます。

中心

遠景(無限遠)

←35mm F1.2 →35mm F1.4
(左右にスクロールできます。)


全く同じ位置から撮影したにも関わらず35mm F1.2のほうが大きく表示されている。
つまり同じ35mmでもF1.2のほうが画角が狭いということだ。

どちらも単焦点ARTレンズということで大きな差が出ない。

若干F1.2のほうがソフトな感じはします。

遠景(無限遠)

先程の塔を右上の隅におき拡大しました↓
←35mm F1.2 →35mm F1.4
(左右にスクロールできます。)


35mm F1.4 DG DNのほうが解像しているようにみえる。

うそだろ!?と思い、35mm F1.2のピント合わせを綿密に行ったが結果は変わりませんでした。
個体差もあるのかもしれません。

近景(マクロ域)

中心はほとんど差はでませんので隅で比較します。

こちらの写真の隅を拡大します↓

←35mm F1.2 →35mm F1.4
(左右にスクロールできます。)

近景になるとF1.4のほうはかなり歪んでしまう上に解像力も明らかに落ちる。
F値を上げると解像力は差がなくなりますが歪曲はもちろんそのままです。

歪曲はソフトウェアで補正しても直りません↓

35mm F1.4 F1.4で撮影した写真{歪曲補正後}

中距離(2m)

今度は箱を2m離し、写真の隅に配置しました。

←35mm F1.2 →35mm F1.4
(左右にスクロールできます。)

今度はF1.2のほうが歪みが大きくなってしまう。
解像力は殆ど変わらない。

2m離れたときの歪曲はソフトウェアでの補正でだいぶ目立たなくなりました。↓

35mm F1.2 F1.2で撮影。{歪曲補正後}

逆光耐性

←35mm F1.2 →35mm F1.4
(左右にスクロールできます。)


35mm F1.2では目立つゴーストが発生する状況で35mm F1.4では発生しなかった。

もちろん35mm F1.4 DG DNでもゴーストが発生する状況はあります↓

35mm F1.4 DG DN で撮影

フォーカスブリージング

先程のAFの動画でもわかったかと思いますが写真でも違いを貼っておきます。

全く同じ場所から三脚を使い撮影しました↓

35mm F1.2 DG DN↓
(左右にスクロールできます。)

35mm F1.4 DG DN↓
(左右にスクロールできます。)

35mm F1.2 DG DNのほうが明らかにブリージングが少ない。

ここで一点気づきましたでしょうか。

35mm F1.4 Dg DNは無限遠にすると画角がF1.2より広いのにも関わらず、マクロ域になると打って変わってF1.2より狭くなります。

フォーカスブリージングが大きいことが思わぬ画角の変化につながっています。

結論

思った以上に違いがないなと思いました。

はっきりとわかる差は

・サイズ
・フォーカスブリージング
・逆光耐性
・近景
   です。

逆光耐性はシチュエーションによっても変わるだろうが、35mm F1.4のほうが優勢かと。

ボケ量と明るさはもちろんF1.2のほうが優勢だが言うほど変わらない。

F1.2とF1.4ボケ量の違い

なにを重視するかは人によって異なりますのでご自身にあった選択をしたらいいんじゃないかと思います。

35mm F1.2 DG DNがおすすめな人

とにかく明るいレンズが欲しい方
撮影シーンはポートレート、星空撮影など。
背景をより大きくボカしたり、暗いシーンでノイズを減らしたい場合はF1.2をチョイスしましょう。
ただし、そんなに大きくは変わらないです。

②動画撮影をされる方
フォーカスブリージングが少ないF1.2が望ましいが、重いのでジンバルで振り回すということはかなりハード。
you tubeでトーク動画など、固定撮影であれば問題はない。

③接写することが多い方
例えば料理撮影や物撮り、花撮りなど、近づいて撮影するシチュエーションでは35mmF1.2なら明らかに安定した描写が得られる。

35mm F1.4 DG DNがおすすめな人

①実用性を重視される方
持ち運びやすいのはメリットですね。
あと、逆光耐性も高いので逆光でよく撮る方はF1.4がおすすめになります。

基本的にはF1.4 DG DNをチョイスでいいと思います。

F1.2 DG DNは少しマニア色が強い。
重い割に少しアプローチに欠ける印象に僕は思いました。

渋たか
渋たか

F1.2は売却し、F1.4を手元に残しました!

以上になります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました