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動画用におすすめのミラーレスカメラはこれ。{動画スペックを重視される方へ}

動画用のミラーレスカメラとして、おすすめのものをピックアップしました。

写真用であれば数年前の機種が現役で使えますが、動画用となれば最新機種になるに連れかなりアップデートされていますので、なるべく新しい機種がおすすめです。

 この記事でわかること
この記事でわかること
  •  4K60P撮れるカメラ一覧
  •  4K120P撮れるカメラ一覧
  •  Panasonic コントラストAFの使用感
  •  SONYアクティブ手ブレ補正の問題点
  •  CANON R5とR6の問題点
    微振動、こんにゃく、熱について
  • センサーサイズ別 おすすめの動画用ミラーレスカメラ
  • 予算別 おすすめの動画用ミラーレスカメラ

動画用ミラーレスがほしいけどスペックの見方がチンプンカンプンな方は、まずは以下の記事をご覧ください。

カメラ(写真用途)のスペックの見方はこちら
レンズのスペックの見方はこちら

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4K60P  4K120P 撮れるミラーレスカメラ一覧

4K30Pまでなら、ほとんどのミラーレスカメラで撮影できる時代になりました。

現在、動画スペックが高いとされるミラーレスは4K120Pや4K60Pを10bitで撮れるカメラと言っても過言ではありません。

直近では8Kで撮れるカメラや12bitで撮れるカメラも出現していますが、再生できるデバイスや容量の観点から、まだまだ一般的ではないので今回は4Kをハイフレームレートで撮れるカメラに絞って以下に表でまとめました。
(新機種や、新フォームウェアアップデートなどで記事更新が追いつかず、間違いや漏れがあるかもしれません。)

4K60P撮れるカメラ一覧↓

マイクロフォーサーズAPS-Cフルサイズ
パナ GH5
(4:2:2,10bit)外部
(4:2:0,8bit)内部
フジ X-T3

(4:2:2,10bit)外部
4K60P(4:2:0,10bit)内部
1.18倍クロップ
パナ S1H

(4:2:2,10bit) 外部
4k60p(4:2:0,10bit)内部
1.5倍クロップ

パナ GH5M2
(4:2:2,10bit)外部
(4:2:0,10bit)内部
フジ X-T4
(4:2:2,10bit)外部
4K60P(4:2:0,10bit)内部
1.18倍クロップ
パナ S1
(4:2:2,10bit)外部
4k60p(4:2:0,8bit) 内部
1.5倍クロップ

パナ 
GH5S
(4:2:2,10bit)外部
(4:2:0,10bit)内部
フジ X-T5
(4:2:2,10bit)内部
1.14倍クロップ
パナ 
S5
(4:2:2,10bit)外部
4K60P(4:2:0,10bit)内部
1.5倍クロップ

パナ G9 PRO

(4:2:2,10bit)外部
(4:2:0,8bit)内部
フジ X-H2
(4:2:2,10bit)内部
1.14倍クロップ
ソニー a7IV
(4:2:2,10bit)内部
1.5倍クロップ
OM OM-1
(4:2:2 10bit)内部
フジ X-S20
(4:2:2,10bit) 内部
1.18倍クロップ
キヤノン 
R6
(4:2:2,10bit)内部
キヤノン R6ii
(4:2:2,10bit)内部
ソニー a7RV
(4:2:2,10bit)内部
1.2倍クロップ
ニコン Z6 ii
(4:2:0,8bit) 内部
1.5倍クロップ
ニコン Z7 ii
(4:2:0,8bit) 内部
1.07倍クロップ
ソニー a7c ii
(4:2:2,10bit)内部
1.5倍クロップ
ソニー a7cR
(4:2:2,10bit)内部
1.24倍クロップ
ニコン Zf
(4:2:0,10bit)内部
1.5倍クロップ

4K120P撮れるカメラ一覧↓
マイクロフォーサーズAPS-Cフルサイズ
パナ GH6
(4:2:0,10bit)内部
フジ X-H2S
4K120P(4:2:2,10bit)
1.29倍クロップ
ソニー a7Siii
(4:2:2,10bit)内部
1.1倍クロップ
パナ G9 ii
(4:2:0,10bit)内部
ソニー FX30
(4:2:2,10bit)内部
1.6倍クロップ
キヤノン R5
(4:2:2,10bit)内部
ソニー a6700
(4:2:2,10bit)内部
1.6倍クロップ
キヤノン R5C
(4:2:2,10bit)内部
ニコン Z9
(4:2:2,10bit)内部
a1
(4:2:2,10bit)内部
ソニー 1.1倍クロップ
キヤノン R3
(4:2:2,10bit)内部
ニコン Z8
(4:2:2 10bit)内部

当然ですが、4K120P撮れるカメラは4K60Pも撮影可能です。

フレームレートは、よほど速い被写体を撮影しない限り60Pでも十分ですが、スロモーションにしたい場合は120Pあるほうが安心です。

{センサーサイズ別} おすすめの動画用ミラーレスカメラ

マイクロフォーサーズ

➨スライドできます
 GH5GH5M2GH5SG9 PROG9 PRO iiGH6
メーカーパナソニックパナソニックパナソニックパナソニックパナソニックパナソニック
有効画素数2033万画素2033万画素1028万画素2033万画素2521万画素2521万画素
最安価格(2021/12/28)¥120000¥186000¥230000¥117000210000円¥263000
総重量725g727g660g658g658g739g
AF測距点225点コントラスト225点コントラスト225点コントラスト225点コントラスト779点 像面位相差
315点 コントラスト
315点コントラスト
モニターバリアングル
3.2インチ
162万ドット
バリアングル
3インチ
184万ドット
バリアングル
3.2インチ
162万ドット
バリアングル
3インチ
104万ドット
バリアングル
3インチ
184万ドット
バリアングル
3インチ
184万ドット
手ブレ補正5段6.5段x6.5段8段
望遠7.5段
7.5段
動画4K60P(4:2:2,10bit)
外部
4K60P(4:2:0,8bit)内部
4K30P(4:2:2,10bit)内部
4K60P(4:2:2,10bit)外部
4K60P(4:2:0,10bit)内部
4K30P(4:2:2,10bit)内部
4K60P(4:2:2,10bit)外部
4K60P(4:2:0,10bit)内部
4K30P(4:2:2,10bit)内部
4K60P(4:2:2,10bit)外部
4K60P(4:2:0,8bit)内部
4K30P(4:2:2,10bit)内部
5.8K30P(4:2:0,10bit)
内部
5.7K60P(4:2:0,10bit)内部
4k120P(4:2:0,10bit)内部
4K60P(4:2:2,10bit)
内部
5.8K30P(4:2:0,10bit)
内部
5.7K60P(4:2:0,10bit)内部
4k120P(4:2:0,10bit)内部
4K60P(4:2:2,10bit)
内部
連続撮影時間無制限無制限無制限4k60p 10分
4k30p 30分
無制限無制限
クロップなしなしなしなしなしなし
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo

G9はスチルメインのカメラではあるが、長回しできない点以外では他と遜色ない性能。

G9 iiはこの中で唯一の像面位相差AF搭載機です。

GH5Sだけ画素数が少なく、より暗所に強いですが、もし写真撮影もするのであれば少し心許ない画素数です。ただ、GH5Sはマイクロフォーサーズの中で唯一14bitRAWに対応しています。
そして手ブレ補正がないので、ジンバル使用が望ましい。

GH5はM2が出てからかなり安くなってきてG9と変わらなくなっている。

G9は発売から結構経つがAPS-Cとも戦えるほどのセンサーの能力を秘めている。

そして注目のGH6。
引き続きコントラストAFを採用しているが、測距点が多くなりAF性能が向上しています。
パナソニックのカメラはS5 ii(X)やG9 ii 以外すべてコントラストAFを採用しているので特に動画でのAF速度は他社と比べてワンテンポ遅い。

タップしてPanasonic G9のコントラストAFを確認する

↓はG9+15mm F1.7のAF、ウォブリング

 

手前にピントを合わす分には結構速いですが、後ろへピントを合わすときはウォブリングが出やすいです。そして夜になると余計ピントが迷いやすくなります。

新機種であるGH6の場合は今まで最速だったS5よりも速くなっているので、よほど動く物を追わない限り不満は出ないんじゃないかと思います。

そして、GH6は2521万画素だが高感度耐性が2000万画素クラスのG9と同等とのことなので非常に優秀なセンサーと言えますね。

おすすめはGH6とG9 PRO iiです。

GH6は空冷ファンがついていたり、外部RAW記録に対応しているのでより長時間本格的に撮影する方におすすめ。
G9 PRO iiは像面位相差AFを搭載し、静止画性能も盛り沢山なので、長時間撮影しない方すべてにおすすめ。

APS-C

➨スライドできます
 X-T3X-T4X-T5X-H2SZV-E10a6400a6600a6700FX30
メーカー富士フイルム富士フイルム富士フイルム富士フイルムソニーソニーソニーソニーソニー
有効画素数2610万画素2610万画素4020万画素2616万画素2420万画素2420万画素2420万画素2600万画素2600万画素
(動画は2010万)
相場価格(2021/12/28)¥140000¥168000¥231600¥284000¥77000¥120000¥149000193000円¥248000
総重量539g607g557g660g343 g403g503g493g646g
AF測距点位相差425点/コントラスト425点位相差425点/コントラスト425点位相差425点/コントラスト425点位相差425点/コントラスト425点位相差425点/コントラスト425点位相差425点/コントラスト425点位相差425点/コントラスト425点静止画:位相差759点
動画 : 位相差425点
静止画:位相差759点
動画 : 位相差425点
モニター3軸チルト
3インチ
104万ドット
バリアングル
3インチ
162万ドット
3軸チルト
3インチ
184万ドット
バリアングル
3インチ
162万ドット
バリアングル
3インチ
92.16万ドット
180°チルト
3インチ
92.16万ドット
180°チルト
3インチ
92.16万ドット
バリアングル
3インチ
103.68万ドット
バリアングル
3インチ
236万ドット
手ブレ補正○最大6.5段〇7段〇7段○電子式(動画のみ)○5段◯5段○5.5段
動画4K60P(4:2:2,10bit)外部
4K60P(4:2:0,10bit)内部
4K30P(4:2:2,10bit)外部
4k30p(4:2:0,10bit)
内部
4K60P(4:2:2,10bit)外部
4K60P(4:2:0,10bit)内部
4K30P(4:2:2,10bit)外部
4k30p(4:2:0,10bit)
内部
6.2k30P(4:2:2,10bit)
4k60P(4:2:2,10bit)内部
6.2k30P(4:2:2,10bit)
4K120P(4:2:2,10bit)
4k30p(4:2:2,8bit)外部
4k30p(4:2:0,8bit)内部
4k30p(4:2:2,8bit)外部
4k30p(4:2:0,8bit)内部
4k30p(4:2:2,8bit)外部
4k30p(4:2:0,8bit)内部
4K120p(4:2:2,10bit)内部4K120p(4:2:2,10bit)内部
連続撮影時間4k60p20分
4k30p30分
4k60p20分
4k30p30分
6.2k30P
4k60P
240分~440分
設定、冷却ファンの有無による
4k30分
フルHD30分
無制限無制限無制限最大13時間
クロップ4k60p 1.18倍クロップ4k60p 1.18倍クロップ6.2k(1.22倍クロップ)
4k60p(1.14倍クロップ)
6.2k30P
4K120P(1.29倍クロップ)
4k60p(1.14倍クロップ)
フルHD240p(1.38倍クロップ)
4k30p1.23倍4k30p 1.2倍クロップ4k30p 1.2倍クロップ4K120p 約1.6倍クロップ
4k 60p クロップなし
4K120p 約1.6倍クロップ
4k 60p クロップなし
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo

SONYa6000シリーズはどこかフルサイズに配慮したスペックです。

ZV-E10は価格がかなり安いのにしっかりしたAF性能と画質だが、デメリットが結構多い。
後々解説します。

X-H2SとFX30がずば抜けて性能が高い。

フルサイズ

➨スライドできます
 a7ca7iiia7IVa7siia7siiiS1HS1S5R5R6Z9
メーカーソニーソニーソニーソニーソニーパナソニックパナソニックパナソニックキヤノンキヤノンニコン
有効画素数2420万画素2420万画素3300万画素1220万画素1210万画素2420万画素2420万画素2420万画素4500万画素2010万画素4571万画素
最安価格(2021/12/28)¥197000¥198000¥296000新品なし¥405000¥479000¥244000¥218000¥439000¥298000¥628000
総重量509g650g658g627g699g1164g1017g714g738g680g1340g
AF測距点位相差693点/コントラスト425点位相差693点/コントラスト425点位相差759点/コントラスト425点コントラスト169点位相差759点/コントラスト425点コントラスト225点コントラスト225点225点コントラスト位相差最大1053分割位相差最大1053分割位相差493点
モニターバリアングル
3インチ
92.16万ドット
チルト
3インチ
92.16万ドット
バリアングル
3インチ
103.68万ドット
チルト
3インチ
128.88万ドット
バリアングル
3インチ
144万ドット
チルトフリー
3.2インチ
233万ドット
チルト
3.2インチ
210万ドット
バリアングル
3.0インチ
184万ドット
バリアングル
3.2インチ
210万ドット
バリアングル
3インチ
162万ドット
4軸チルト
3.2インチ
210万ドット
手ブレ補正○5段○5段○5.5段○4.5段○5.5段○最大6.5段
ボディ5.5段
○最大6.5段
ボディ5.5段
○最大6.5段
ボディ5.5段
6~8段6~8段○最大6段
動画4k30p(4:2:2,8bit)外部
4k30p(4:2:0,8bit)内部
4k30p(4:2:2,8bit)外部
4k30p(4:2:0,8bit)内部
4k60p(4:2:2,10bit)
内部
4k30p(4:2:2,8bit)外部
4k30p(4:2:0,8bit)内部
4k120p(4:2:2,10bit)内部6K24P(4:2:0,10bit) 内部
5.9K30P(4:2:0,10bit)内部
4K60P(4:2:2,10bit) 外部
4k60p(4:2:0,10bit)
内部
4k30p(4:2:2,10bit) 内部
6K24P(4:2:0,10bit) ,内部
5.9K30P(4:2:0,10bit)内部
4k60p(4:2:2,10bit)
外部
4k60p(4:2:0,8bit) ,内部
4k30p(4:2:2,10bit),内部
4K60P(4:2:2,10bit)外部
4K60P(4:2:0,10bit)内部
4k60p(4:2:0,10bit)
内部
8k30p(4:2:2,12bit)内部
8k30p(4:2:2,10bit)内部
4k120p(4:2:2,10bit)内部
4k60p(4:2:2,10bit)内部
4k60p(4:2:2,10bit)内部
4k30p(4:2:2,10bit)内部
8k30p(4:2:2,10bit)内部
4k120p(4:2:2,10bit)内部
4k60p(4:2:2,10bit)内部
連続撮影時間無制限30分無制限30分無制限無制限4k60P 30分
4k30P 無制限
4K 60p 30分
4k 10bit 30分
4k 30p 8bit 無制限
8k30p 20分
4k120p 15分
4k60p 35分
4K60p 30分
”(クロップ)35分
4k30p 40分
8k30p125分
4k120p125分
クロップ4k30p 1.2倍クロップ4k30p 1.2倍クロップ4k60p1.5倍クロップなし4k120P1.1倍クロップ4k60p1.5倍クロップ4k60p1.5倍クロップ4k60p1.5倍クロップクロップなしクロップなしクロップなし
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo
Amazon
楽天
Yahoo

Amazon

楽天市場
Yahooショッピング

a7cとa7iiiの大きな違いはa7cはバリアングル瞳AFが動画でも使用可能連続撮影時間が無制限という点です。

a7siiiは4k120pが内部に記録できるのでかなり高性能です。

タップしてPanasonic S5のコントラストAFを確認する
G9より改善されたコントラストAF搭載のS5とa7iiiの動画AFを比較しました↓

ウォブリングはマシになってますが、ピントがシビアな近距離でa7iiiとAF比較すると大差。
S5はAPS-Cクロップすると、どのフレームレートにおいてもAF速度が改善する傾向にありました。(迷うのは変わらない。)

 

意外にもパナソニックS1が6k24pを撮れたりと、S1Hに匹敵する性能ですが有料のファームウェアアップデートが必要です。

 

SONYのアクティブ手ブレ補正について

a7iiiとa7cはアクティブ手ブレ補正に対応していません。
2022/10/14時点での光学式アクティブ手ブレ補正対応カメラは
a7 IV , a7Siii , a1 , FX3 , FX 30 の5機種です
※ZV-E10のアクティブ手ブレ補正は省いています。(電子式なので効果が薄い上に1.44倍クロップのデメリットが目立つ)

アクティブ手ブレ補正モードとは
設定で「手ブレ補正」を「アクティブ」にすることによって、人によってはジンバルがいらないレベルまで手ブレ補正が効きます。

 

アクティブ補正のデメリットもありまして、
サードパーティ製レンズでは効果を最大限に発揮できない
静止画では使用できない
約1.15倍クロップされるという点です。
SONYはマウント径に余裕がありませんので、クロップしないとセンサーシフト式の手ブレ補正を強力にできないということでしょう。
より広角の純正レンズをチョイスすることで対策可能です。

サードパーティ製と純正レンズのアクティブ手ブレ補正比較

↓はシグマ14-24mm F2.8 DG DNソニー14mm F1.8 GMのアクティブ手ブレ補正を撮り比べました。

アクティブの1.15倍クロップ考慮して16.1mmの超広角なのでシグマもマシですが、24mmや35mmの画角だともっと純正との差が広がります。

↓はシグマ35mm F1.4 DG DNsony 35mm F1.8sony16-35mm F4で比較しています。

 

かなり優秀な機能なので今から動画用にSONYミラーレスカメラを買うなら少なくともa7IVにするのがおすすめです。

CANON R5とR6の問題点

CANONのEOS R5とEOS R6はかなりすごいスペックですが3点問題があります。

①微振動問題
ジンバル使用時に微振動が発生するようです。
参考YouTube動画

 

僕も最新ファームウェア(1.7.0)のR6でジンバルRS2を使い比較しました
20230209_005318

今回はむしろSONYのほうがブレているな〜という印象です。
R6の微振動はあまり気になりませんでした。
フォームウェアでだいぶ改善したのかもしれませんね。

②コンニャク現象
広角レンズで手持ち撮影時に端がぐにゃぐにゃになるコンニャク現象が目立ちます。
ただ、1.6.0フォームウェアアップデートでR5,R6のコンニャク現象が大幅に改善しました。
実際に僕もR6とa7IVなどの歩き手ブレ補正を比べましたが、SONYのアクティブ手ブレ補正に肉薄するレベルの手ブレ補正が得られました。

R6の手ブレ補正
・広角では、アクティブ手ブレ補正に比べると若干歪みやすい印象。
・35mm以降にズームするとむしろR6のほうが優れてるんじゃないか?というレベル

③熱暴走問題
R5で8K及び4K高画質モードで使用し続けていると、熱停止します。

一度停止すると再び使用してもすぐ警告が出るようになり冷ますのに時間がかかります。

①、②の問題はほぼ解決したように僕はおもいました。

熱停止について深堀りします。

CANON公式の連続撮影時間↓

R5の連続撮影時間

R6の連続撮影時間

どちらもオーバーヒートしやすい点に注意が必要。

ただ、CANON NEWSによると、外部記録にすると大幅に撮影時間が伸びるようです。

モンスターカメラNIKON Z9について。

なんと8k30pが連続125分間内部収録できるどころか、今後8k60P RAWが内部記録できるようにアップデートをするとNIKONさんが発表している。

R5と同じように4K30pは8kのオーバーサンプリングなので高画質だ。
その他センサーの読み出し速度が速いため間違いなくR5よりZ9が優位。
(R5は1/60  Z9は1/250)

Z9の125分制限も、一度撮影を停止して直後に再開しても大丈夫だそうです。

他社の小さいボディに比べてZ9は大きいため排熱処理に余裕があります。

sony a1やcanon R3は動画目的で買うには価格が高すぎる印象なので今回は省いています。

{予算別} おすすめの動画用ミラーレスカメラ

※すべてカメラ本体のみの予算になります。

10万円以下

ZV-E10がおすすめです。

かなりお安いのにも関わらずAF性能と画質は高品質です。

ただデメリットもあります。

一つはローリングシャッターによるこんにゃく現象
センサーの読み出し速度が遅い事により被写体が歪むことです。

もう一つは手ブレがひどいこと。

ZV-E10の手ブレ補正は動画撮影時限定で電子式の手ブレ補正が搭載されています。
その手ぶれ補正モードですが、スタンダードアクティブモードの2種類があります。

スタンダードモードはブレブレ、全く効かない。
アクティブモードは1.44倍クはロップされる上に、ブレる。

フルHD 60p 1/200という設定にするとブレやローリングシャッターが軽減されるみたいですが、4k撮れないなら魅力が半減しますね。そして、そのフルHD動画の画質がイマイチでした。

でも価格を考えると仕方がないといったところ。
三脚やジンバルを使うならブレは消え、コスパ最高の一台になります。

VLOG CAMという立ち位置ですが、VLOGでは手持ちで気軽に撮影したいところなので、歩き撮影する人には全く向かないと思います。

15万円以下

Panasonic G9 or GH5がおすすめです。

がおすすめです。この2機種はマイクロフォーサーズセンサーを搭載していますのでかなりコンパクトで安いです。
レンズを含めるとフルサイズやAPS-Cとのコスト、サイズ差はかなり開きます。

GH5とG9を比較したとき

GH5の優位点
・モニターのドット数
・連続撮影時間無制限。

G9の優位点
・高感度性能
・手ブレ補正
・ダイナミックレンジ
・AF

スチルに関しては完全にG9の勝利なので写真と動画両方に力を入れたい方はG9が優位。

20万円以下

長回ししたいならPanasonic GH5M2 or GH5S
長回ししないならa6700

GH5M2とGH5SはコントラストAFを搭載していますので動画AFに癖がある点には注意が必要です。素早くピントが来てほしい人は避けましょう。

a6700はかなりハイスペックですが、ボディが小さいので熱耐性が心配です。

27万円以下

Panasonic GH6 or FUJI X-H2S or SONY FX30がおすすめです。

この3機種は同じような価格帯です。
GH6はマイクロフォーサーズ、X-H2SとFX30はAPS-Cです。
APS-Cの2機種は4K120Pがクロップされてしまいますので、その時は超広角の画角で撮れませんし、ボケ量的にもAPS-Cである利点は少なくなります。

これらの3機種はレンズが安いため、トータルで見るとフルサイズカメラよりかなり安い。

またフルサイズのレンズに比べて非常に軽いため、なるべく荷物を軽くしたい方におすすめの3機種となります。

ただ、ボケは不十分に感じるシーンがあるかもしれません。望遠単焦点を使うことでボカすことは可能ですが、広角でフルサイズのようなボケを得るには、より被写体に寄る必要があります。

熱耐性、手ブレ補正の性能とレンズの安さで選ぶなら、GH6

スチルも撮るならX-H2S
(とはいえ、動画性能もかなりいい)

AF性能で選ぶならFX30

Fujifilmのカメラはフィルムシュミレーションの色をあてたまま動画を撮れるのがいいですね。

性能はどれも僅差で、かなり悩ましい3機種。
ご自身が使いたいレンズがあるメーカーを選んだら良いのではないかと思います。

30万円以下

EOS R6 or SONY a7iv or Panasonic GH6 がおすすめです。

 R6a7iv
4k60p5.1K
オーバーサンプリング
4.8K
オーバーサンプリング
4k30p5.5K
オーバーサンプリング
7K
オーバーサンプリング

R6はフルサイズカメラで4k60p10bitクロップなし内部記録はすごい!

連続撮影時間には注意ですが前述の通り外部記録にすれば35分→57分に改善するとの報告がある。

a7ivもほぼ同じ価格で4k60p 4:2:2,10bitが撮れます。

僕はa7ivを使っています。ほぼVLOGしか撮らないのでAPS-Cクロップできる点でむしろメリットですね。(a7siiiはAPS-Cクロップできない。)

16-35 F4 Gを付けると手持ちでもそこそこ手ブレ補正が効いて、16-90mm程までいけます。(アクティブモードによるクロップ&APS-Cクロップ&超解像ズーム)

5倍スローするときはフルHD120pですが、そのようなシーンは解像感に注目がいかないと思いますので気にしてないですね。

自分は4k60Pで撮影し、それでもコマが足らない場合はFINAL CUT PROのオプティカルフローを使用することが多いです。(足らないコマ数をソフトウェアで補填して、なめらかにしてくれる機能)

連続撮影時間無制限と書いているものの、熱は結構発生しますので長回ししていると途中で停止します。

ローリングシャッター速度

 R6 a7IV
30p約30ms約26.5ms
60p約15ms約13ms
フルサイズカメラがよくて
4k60pで撮ることが多い方は R6
4k24p,30pで撮ることが多い方は a7iv
マイクロフォーサーズでもいい方は GH6 (4k120p撮れる)  がおすすめです。
R6はALL-Iでの撮影ができないので、ALL-Iで撮りたい方はa7IVかGH6ですね。

45万円以下

CANON EOS R5 or a7siii or FX3がおすすめです。

R5とa7siiiを比較したとき

a7siiiの優位点
・高感度性能
・ハイフレームレートでの長回し。
・ダイナミックレンジ

R5の優位点
・解像度(8kや4k30pの高画質モード)

写真機としてはR5の勝利といっても過言ではないので写真と動画両方に力を入れたい方はR5が優位。

もし静止画性能を重視しないのであればFX3(a7siiiをより動画特化させたカメラ)がおすすめです。

65万円以下

NIKON Z9がおすすめです。

王者。

ただめちゃくちゃ重たくて、バリアングルモニターではないのでVLOGなどには向きません。

もし8Kが不要で4K60pや120pで十分な方にとってはa7siiiのほうがいいです。
a7siiiは画素数が少ないのでダイナミックレンジ、高感度性能が良好でコンパクトで抜群のAF性能を秘めている。

個人的なおすすめ

個人的なおすすめはa7siiiGH6の2択です。

改良を重ねてきたカメラなので、安定性や完成度が高い。

GH6の4K120Pは、4:2:2,10bitではなく4:2:0ですが、10bitというだけでも十分だと個人的には思います。

Sonyにはa7siiiとほぼ同じ性能で、より動画に特化したFX3というシネマラインのカメラもありますので、静止画を撮らない方ならそちらでもいいでしょう。

ジンバルを使わない、ボケを重視しない、安いほうがいいなら GH6
SONY機のアクティブ手ブレ補正を使うと1.15倍クロップされますし、効きもGH6のほうが一歩上かなという印象です。
ジンバルなしでも気軽に撮りたいならGH6がおすすめです。

また、レンズも含めるとフルサイズシステムより圧倒的にコンパクトで安くなりますし、熱の心配もほぼ不要です。

ジンバルでしっかり映像撮影、VLOG、人物撮影が多いなら a7Siii
VLOGなどで広角レンズを使用するのであれば、ブレは目立ちにくいですし、a7siiiのボディコンパクトさが活きてきますね。また、人物撮影では、AFが優秀なSONY機の使い勝手は最高で、フルサイズが故にボケの表現がしやすいです。

 

 

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カメラやレンズは高価なのでレンタルもおすすめ。

カメラ機材は高価なので購入するハードルが高い・・

  • 購入前に実際に使ってから検討したい
  • お子様の行事や旅行など、イベントで一時的に使用したい
  • 人気の機材をお試しで使用してみたい 
  • サブスクで色々なカメラを使いたい
渋たか
渋たか

そんな方はカメラレンタルサービスを利用するのがおすすめです。

個人的にはカメラレンタルのサブスク「GooPass」がおすすめです。

例えば今回紹介したGH6は
Lv5パス:月額 税込27,280円で1ヶ月間借りることが可能(その間、別の機材に取替放題。)
1週間であれば、なんとLv3パス:月額 税込16,380円で借りられます。(残りの3週間はRank1~3の機材を自由に取り替え放題)
※別で往復配送料が1650円かかります。

GooPassについて詳しく知りたい方はこちら↓
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