K&F Concept 可変NDフィルター ND2-ND400 Nano-Xをレビュー。しっかりムラが出て手放しでおすすめはできない。

みなさんこんにちは。渋たかです。

題にもある通り、割と評判のよかったK&Fの可変NDフィルターを買いました。

発売時期も2021年5月と比較的新しいので相当期待した上で購入いたしました。

結論から言いますと、思ったよりも使い物にならかったという印象です。


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可変NDフィルターとは

通常のNDフィルターとは違い、ノブを回すことによって減光量を自在に調節できるNDフィルターだ。

便利な反面、普通の固定NDフィルターよりも

①厚くなる
②Xムラが発生する。
③径が大きくなるのでフードの取り付けが不可になる。
④解像感が劣る。(フィルターを2枚重ねにしている構造のため)

というデメリットがある。

詳しくはこちらの記事を参考ください。

NDフィルターとは?被写体や用途に応じた選び方を解説。必ず必要!
みなさんこんにちは。 NDフィルターはなんとでもない風景写真もガラッと雰囲気を変えることができるため、必須のアイテムになります。 ・NDフィルターとは何なのか。 ・どういった状況でどのような効果のNDフィルターを選ぶべきか...

外観

オレンジの紐を引っ張ると収納しているフィルターが半分でてきて取りやすくなる。

付属ケース

このケースは結構イケてる


ボディは金属で出来ていてかなりしっかりしている。

この目盛りは過信してはだめだ。

参考程度に留めた方がいい。理由は後述する。

K&F 可変NDフィルターのサイズ(厚みなど)

枠は5mmなので可変NDは通常の固定NDに比べて径が大きくなるのでレンズフードはつけれない。

そして厚みが7mmあるのでケラれやすい。

とはいえ、更に重ね付けさえしなければ16-35 F4 Gの16mmでも 24-70mm F2.8 DG DNの24mmでもケラれは発生しませんでした。

シグマの標準ズーム24-70mmF2.8 DG DNでムラをチェック。

先程申し上げたとおり可変NDにはXムラという減光のムラが発生する。

広角になればなるほど、減光を強めれば強めるほど大きなムラが発生します。
具体的にどれだけムラが発生するのか、状況別に検証しましたので目を通してみて欲しい。

今回みなさんに可変NDの現実というものを見せたくてかなり細かく検証した。

24mmでのムラ


すべてLightroomにRAWを読みこんでプロファイル補正しただけのほぼ撮って出しだ。
露光量は何一ついじっていない。

ND○○といった数字は実際に減光効果が確認できた数値で、( )の中のND○○といった数字は可変NDフィルターに刻まれている目盛りだ。

つまり目盛りはあてになりません。

僕はこのように認識しました。

例えばND64の目盛りのところで実際の減光効果はND16しかなかったのです。

一応撮影時の設定を記入しておきます。

 シャッタースピード
なにもなし1/10
ND3.3(ND4)1/3
ND5(ND16)1/2
ND8(ND32)0.8
ND16(ND64)1.6
ND40(ND128)4
ND80(ND256)8
ND300(ND400)30

全て24mm ISO500 F5.6です。

相当厳しい結果で使えるのはND16までという結果になった。

この白い背景だから目立つんじゃないのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、屋外での検証写真をどうぞ!

24mmで撮影しました。

見ての通り相当きつい。

35mm


24mmと大幅には変わらくて、ND16までに抑えたい。
少し多めにみてND32まで使えるかも。

50mm


これならND32が使えそう。

ND60は、ギリギリ。

70mm

ここからは一転してND200までが普通に使える。

目盛りをND400にするとND880相当と、訳がわからないことになったが、目盛りでND350あたりを狙えば、ND400相当を得れるはずだ!

SONY16-35mm F4 Gの超広角レンズでムラチェック

16mmでのみ検証しました。

16mm


ん〜ND2〜ND8のフィルターとして使うならありですね。

ND16の減光を得ようとしたときには、もうムラが厳しいかと。

24-70mm F2.8 DG DNで他NDフィルターと2枚重ねしたときのケラれ

Xムラの改善策として、この商品をND16までの減光に抑え、別の固定NDを重ねるのはどうかと思い付いた方は勘がするどい。

だがしかし、その思惑すらもこの商品は打ち消してしまう。


↑の写真は全てLightroomのプロファイル補正がかかっているので周辺減光補正されている。
ですので実際撮った後の状態ではもう少しケラれが目立ちます。

つけるフィルターの厚みや内枠に左右される。
基本的には24mmでケラれるので30mm以降にズームしないといけない。

更に2枚重なった可変フィルターに更にもう1枚重ねることは画質的にも心配である。

動画であればあまり気にならないとは思う。そもそも4Kですら約800万画素という低解像度なので。

周辺減光補正せずに、本当のNO編集のもので比較してみた。

ND16もケラれてしまっている。
やはり30mm以降にズームが必要か。

SONY16-35mm F4 Gで他のNDフィルターを重ね付け

どのNDフィルターを組み合わせてもすべての状況でケラれが発生しました。(重ね付けしなければケラれは発生しません。)

クイックリングというNDフィルターをすぐに着脱するアイテムを取り付けて比較してみました。

クイックリング+可変のところを見ていただくとわかりますが、かなりケラれています。

クイックリングはNDフィルターより薄型ですがそれでもケラれてしまいます。

ちなみに18mmまでズームするとクイックリング+可変でもケラれは解消されます。

例えばSONYの最近のカメラで動画に使いたい場合はアクティブ手ブレ補正を効かせると1.15倍クロップされますので、ケラれはなくなります。

そう考えると、動画ではクイック+可変を装着。(ケラれない。)
静止画ではすぐさまNDを取り外す。(ケラれない。)

こういう運用をすると使い勝手がいいですね。 ND8までの使用に限られますが、、どのみちF4だからなんとかなるか。

色被り


K&Fだけ明らかにおかしな色になっている。
ここまで色被りすると編集ソフトで補正するのも面倒臭くなってくる。

光が当たっているはずのところがシャドウになってる気がする・・
K&Fで撮影当時の肉眼での光の状態を見ていなかったので確信はありません。
もしかしたら太陽が雲で隠れたのかもw

まとめ

検証結果から正直な感想を書きますが24mmでND16までしか減光できないのは期待外れでした。

みなさんに手放しでおすすめ!という訳にはいきませんが、ND16までに収まる環境だったり、70mm以降の望遠レンズを使うって方であればむしろ可変NDのメリットが存分に活かせるんじゃないかと思いました!

①超広角でND8までで収まる環境
②広角でND16までで収まる環境
③70mm以降の望遠レンズでNDフィルターを使う環境

このような環境がある方には使いみちはあります。
ぼくは結構ありますのでなんやかんやこの商品は使い続けると思います!

固定NDとの比較を見たい方はこちらをご覧ください。

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