NDフィルターを5枚比較してみた。サイズや解像感など、各社の違い。MARUMI KENKO KANI K&F

NDフィルターってメーカーや種類が多くて悩みますよね。

今回検証した結果は以下になりました。

ケラれはフィルターによって変わるの?
→変わります。

画質はフィルターによって変わるの?
→解像感に違いは出ませんでした。ただ、可変NDフィルターは色かぶりが発生する商品が多いです。

どのフィルターもしっかりと数値通り減光するの?
→可変NDは数値通り減光しませんでした。
一方、固定NDも重ね付けしたときには誤差が発生しました。

逆光耐性はフィルターによって変わるの?
→変わります。
選び方、どのメーカーがいいのかは記事の最後で解説しています。
 

では、5つのフィルターのサイズやケラレ、解像感の違いを比較しましたので詳しく見ていきましょう。

 価格商品リンク
KANI HT
PRO+ MC ND
¥8,980 Amazon 楽天 Yahoo
KENKO ZX ND¥13,365 Amazon 楽天 Yahoo
KENKO ZX CPL¥14,991 Amazon 楽天 Yahoo
MARUMI EXUS ND¥9,918 Amazon 楽天 Yahoo
K&F 可変¥13,290 Amazon 楽天 Yahoo

撥水性はどれもほぼ変わらなく、しっかりと撥水します。

外観

各社ケース

K&F → 一番しっかりしたケースで使いやすいです。

KENKOとMARUMI → しっかりしたケースだが、とくにKENKOのものは開け閉めがしにくく、実用性がないです。

KANI → シンプルな簡易ケースである。ケースは撮影とは関係ない部分なので、個人的にはこれくらい割り切りがあっても印象は悪くなりません。

←スライドできます→
  • KANI HT PRO ND1000とKENKO ZX ND16

サイズ

 

内枠、枠とは、こちらのことです。

外枠は関係なさそうですが、内枠は意外とケラれに影響するのではないかと思います。
内枠が長いということはそれだけND部の直径が短いということです。

実際にND部の直径を測りましたが以下のようになりました。

・KANIのNDフィルター → 7.6cm
・他の4つ → 7.68cm

しっかりと数値通り減光するか


固定NDはどれもしっかりと数値通り減光できているのがわかります。
CPLは1/2の減光量になる、つまりND2として使用可能。

可変NDフィルターは相当厳しい結果になります。↓


⇦のND○○は実際得られた減光効果。()内のND○○は可変NDの本体に印字されている目盛りを参考にしています。

24mmで撮影

○○相当は実際に得られた減光効果で、今回は目盛りは見ていません。

ケラれやすさ

24-70mm DG DNの24mmで可変NDと色々なNDを重ねて、ケラれが少ない順に並べてみました。
3と4  5と6は、ほとんど変わらない。

KANIの左上と右下が減光ムラのようになっているのが気になりますね。
先程の1枚重ねのときは減光ムラはなかったので、重ねたら発生するのかもしれませんね。
可変と重ねているので余計発生しやすい状況だったでしょうか。

可変NDは厚さが7mmありますので一番ケラれやすいですね。

24mm。固定NDフィルター同士で重ねてみた。

1枚重ねのときはしっかりとND1000の効果を得られていたKANIですが、ND16と重ねると減光に誤差が出る模様。

おそらく30%くらいの誤差ですが、このシャッタースピードでの30%は秒数がかなりかわるので注意が必要です。

いや〜しかし、固定NDは可変に比べると薄いですが、2枚重ねるとケラれは発生しますね。

一番薄いKANI1000がより分厚いMARUMIよりケラれているように思います。

広角レンズ16-35mm F4 Gに取り付けたときのケラれ。

16-35mm F4 Gに様々なNDをフィルターを取り付けた結果

・1枚装着であればどのNDを取り付けてもケラれは発生しない
・2枚重ねると、ケラれる

※僕の16-35 F4 Gには72mm→82mmのステップアップリングを使用していますので、そのまま72mmのフィルターをつけた場合は1枚装着でもケラれる可能性はあります。

このままではあっけないので、KANIのすぐに脱着できるようにするクイックリングというものを取り付けてケラれをチェックしてみました。

KANI クイックリングをレビュー。丸型フィルターを瞬時に取り外しできる!
みなさんおはようございます渋たかです。 丸型フィルターを瞬時に取り外すことができるクイックリングというものが、フィルターメーカーのKANIから発売されています。 価格は1980円とカメラ用品にしては高くなく、かなり実用的なのでシェア...

クイックリングはNDフィルターほどの厚みはありませんが、ケラれやすくなることが想像できます。

クイックリングとNDをフィルターを重ねた結果

レンズは16-35mm F4 G

今回はKANI ND1000が一番ケラれないという結果になりました。

つまりNDフィルターだけでケラれの優越は付け難く、レンズとの相性にもよるということですね。

解像感

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  • なにもつけていない状態

ほとんど違いがないかと思います。

解像感的には重ねても全然使えそうですね。

色被り

K&Fだけ明らかにおかしな色ですね。
ここまで色被りすると編集ソフトで補正するのも面倒です。

逆光耐性

逆光で3パターン撮り比べましたのでご覧ください。
※K&Fの可変ではなく、NISIの可変NDが登場します。

すべてWBを合わせています。

←スライドできます→
  • なにもなし
←スライドできます→
  • なにもなし
←スライドできます→
  • なにもなし

今回の状況では

なにもなし >> ZX CPL >> MARUMI ND64 >> ND16 = NISI可変 >> KANI ND1000

となりました。

まとめ。NDフィルターはどれを選ぶべきか

僕は現在色かぶりを克服したnisiの可変NDフィルターを主に使用しています。

{色かぶりなし}nisi TRUE COLOR 可変NDを購入レビュー&K&Fと比較
・K&F NANO X ND2-400  ¥10,990 ・nisi TRUE COLOR ND VARIO 1-5stops(ND2-32)  ¥25,300 ※2022/10/03時点での82mmのAmazon価格で...

色かぶりを克服した可変が出てきましたが、減光ムラを克服した商品はありません。
したがって、広角レンズで使う場合はND32以下で使う必要があります。(望遠ならND32超えて使用可能)

固定NDを選ぶべき人
  • 広角でND32を超える減光量が欲しい人
  • 写真撮影に使う人
  • ND1000超えを使いたい方
可変NDを選ぶべき人
  • ND32以下で収まる人
  • 動画撮影に使う人
  • 70mm以降の望遠で使う人
  • 手間をかけたくない方

ND64000など減光量を強めたい場合は、ND1000と64など重ねる必要があるので固定NDがおすすめです。

←スライドできます→
固定NDの選び方
  •  薄いものがおすすめ(ケラれにくい)
  • ケラレにくさならKENKO
  • 逆光耐性で選ぶならMARUMI
  • 強い減光が欲しいならKANI
可変NDフィルターの選び方
  •  NISIとKENKOの高いものがおすすめ(色かぶりがない)
  • 望遠レンズでも使いたい方はND400までのもの
  • 広角レンズだけの使用ならND32までのものでOK

可変NDは、広角レンズで使用するだけであれば、nisiのTrue colorが一番おすすめです。

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固定NDは構造的にシンプルで、品質の差は出にくいと思いました。


KENKO ZXを選ぶべき人

固定NDのケラれにくさで選ぶならKENKOのZXフィルターがおすすめです。
ZXフィルターは高価な上にND8ND16CPLしかありません。

KENKOには薄枠設計で、もう少し安価なものもありますので、こちらでもいいのかなと思います。

↓はKENKOのNDフィルターラインナップをまとめたもの。

※プロフェッショナルND400は公式に記載がなかったのでAmazon価格です。

・PRO1Dプロは薄枠設計で比較的お求めやすい
・KENKOのND100以上の減光量の強いものは全て設計が古く、薄枠、撥水などの機能がない。


MARUMI EXUSを選ぶべき人

MARUMIのEXUSは薄枠設計ですが、KENKOの薄枠設計のほうが薄いのでケラれにくいです。

逆光耐性はMARUMIの方が良いように思いましたので、逆光での撮影が多い方はMARUMI EXUSがおすすめです。


KANIを選ぶべき人


KANIはラインナップが幅広いので、ND1000などのマニアックな減光が必要なが方におすすめです。

同じHT PRO+という名前でND4.8.16.64.400.1000.65000とラインナップがある。65000があることに驚きました。販売数の稼げないニッチなフィルターまで作ってラインナップされているのはありがたいですね

ただ、今回のND1000はフィルターが紫色なので逆光時に紫色のフレアが出たり、少し癖があるな〜と思いました。(商品ページの写真は真っ黒ですが、実際は紫色)
KANIの他の減光量のフィルターでも実際は紫色の可能性があります。

今回使用したNDフィルター

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