![](https://takamasacamera.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
INPONの小指掛け専用クイックリリースプレートを購入しましたが使用しなくなりました。
そして、同社のL型クイックリリースプレートを購入したところ大満足したため、もう一つ同じものをリピート購入しました。
※a9専用になっていますが、a7iiiやa7Riiiにも使えます。
Inpon 小指掛け専用クイックリリースプレートを使用しなくなった理由
地面に置いた時に斜めになる
![](https://takamasacamera.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC06986-scaled.jpg)
←が小指掛け専用。→はL型ブラケット
この写真のように小指掛け専用はグリップ部分だけ間延びしたデザインになっており、物撮りとしてカメラを撮るのが好きなので、置いたときに斜めになるのは好ましくありません。
その分グリップ力は抜群なので長所に感じる方もいらっしゃると思います。
↑の写真はL型ブラケットなのでフラットにして撮影できます。
三脚で縦構図にできないのは辛い
近年ブームのインスタグラムは縦構図の写真が相性がいいため縦構図で撮る方が増えたと思います。
小指掛け専用ということは、サイドにプレートがないため縦構図で三脚に固定することができません。
厳密にいうとできるのですが、重心がかなり傾くので安定性が悪く、三脚が転倒してカメラを壊してしまう危険性があります。
![](https://takamasacamera.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC08065-scaled.jpg)
Lブラケットなしでも 雲台の向きを変えれば一応縦構図で撮れる。
Lブラケットであれば縦構図でも安定します。
![](https://takamasacamera.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC08067-scaled.jpg)
L型プレートを使用
これで左右のバランスは中心にきましたが、前後のバランスは、レンズが大きければ大きいほどフロントヘビーになります。
ベースプレートを使うと前後のバランスの調整も可能です。
![](https://takamasacamera.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC08042-scaled.jpg)
Leofotoのベースプレートを使用
重心を整えると長秒露光で風の影響を受けづらくなります。
小指をかける部分の厚みが厚いので嵩張る
![](https://takamasacamera.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC06981-scaled.jpg)
タイトなバッグで出し入れがしにくい。
重い
![](https://takamasacamera.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC06983-scaled.jpg)
←が小指掛け専用94g。→はL型ブラケット73.3g
Lブラケットより20g重いです。たかが20g、されど20g。
小指掛け専用は六角レンチを収納できるためその分の重量もあります。
防水性が心配
![](https://takamasacamera.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC06995-scaled.jpg)
Lブラケット バッテリーカバーはカメラ本体に装着したまま。
![](https://takamasacamera.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC06976-scaled.jpg)
小指掛け専用 プレートにバッテリーカバーを取り付ける。
これにより水が内部に侵入する可能性は上がると思います。
以上5点が不満になり、Lブラケットを購入し大満足なのでもう一つリピート購入しました。
まとめ
自分はこのような結論になりましたが、人によっては逆になるとも思いました。
例えば小指掛け専用は縦に長いため、かなり持ちやすくなります。
本質的には持ちやすくするためのアイテムなので、サイズは二の次といったところでしょう。
ですので縦構図をあまり使用しないといった方にとっては、その他欠点を理解したうえで、グリップ力が安定している小指掛け専用をチョイスするのがいいと思いました。
コメント