KUVRD ユニバーサルレンズフードをレビュー。ステップアップリングと共存する!

みなさんこんばんは。

ステップアップリングをつけた状態で取り付けることができるレンズフードを見つけてしまいました!

その名はユニバーサルレンズフード

本当に神商品。
KUVRDというメーカー様から販売されています。

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購入に至った背景


僕は82mmのNDフィルターで揃えています。割と頻繁にNDフィルターを取り付けるので67mmとか77mmとかのレンズには常時ステップアップリングフィルターを取り付けていました。

そうするとレンズフードが取り付けれないんですよね。

レンズフードって実用性のあるアイテムで、余計な光をカットしたり、前玉を守ったりするわけなのでなんとかして取り付けたいとずっと思っていました。

そして、ステップアップリングをレンズフードにする方法を見つけました。

ステップアップリングをレンズフードにした。

だが、この方法は全長がかなり伸びる上に、レンズフード内で光が反射し、反逆光時にフレアのようなものを引き起こしてしまう。


よってこれすらも取り外し、結局フードなしで使用していた。

ある日ネットを物色しているときにユニバーサルレンズフードを見つけました!
そして実際に購入して使用してみると全て解決できました。

サイズは2種類。

SサイズとMサイズがあります。
クリックすると公式写真が開きます。

まとめました。

 SサイズMサイズ
根本の直径52mm70mm
対応レンズ口径54~76mmに対応72~112mmに対応
僕の推奨53~70mm71~95mm

さすがにMサイズでも112mmのレンズに使うと相当ゴムが伸びてすぐにダメになりそうなので僕は推奨しません。
実際95mmに伸ばそうとしただけでも結構伸ばしている感覚がありました。

ですがなんとこの商品、メーカーが生涯交換補償を謳っていて、112mmまでは公式が認めていているので大丈夫なのかもしれません。

このレンズ口径というのはフィルター径ではありません! 取り付ける鏡筒部分の径です。

例えば105mmF2.8 DG DN macroというレンズの場合、フィルター径は62mmですが、レンズの径は73mmあります!!ですのでMサイズを買うべきなのです。

「73mmであれば、Sサイズでも76mmまで対応しているのでいいんじゃないか?」
絶対にMサイズの方がいいです。

Sサイズの場合
・かなり伸ばさないといけないのでゴムに負担をかける
・着脱に少し力がいるので気軽にできない。
・小さい分ケラれの可能性もあがってしまう。

と、いいことなしなのでご自身がお持ちのレンズ径が71mm以上なら必ずMサイズを選んでください。

外観&使い勝手

70-180mmF2.8と85mm F1.4 DG DNに装着

試しにMサイズを一つ購入し、最高だったので速攻でMサイズをもう一つ買い足しました。

フード収納時

ステップアップリング+レンズキャップ

ステップアップリング+NDフィルター

もちろんこの状態でフードを伸ばすことは可能
いとも簡単にフードを出すことができる↓

実はステップアップリングなしでNDフィルターは差し込めます。

NDを差し込める

ですがレンズによっては2枚重ねができなかったりしましたので僕はステップアップリングを装着しています。
あと、差し込む方法だとCPLフィルターとか可変NDの調節なんかは不可能に近いので。

ちなみにズームレンズの場合は必ず先端に取り付ける必要があります。

先端に取り付けることによってズームが行える。

そのままだと、取り付ける面積があまりにも少ないので外れやすくなってしまいます。
あと、フードの根本から少し先に行くと土台部分がなくなり細くなってしまいます。
細くなる=ケラれやすくなる。
そういう意味でもステップアップリングを土台にして太い部分を延長しています。

土台確保

ステップアップリングはセットでもそんなに高価ではないので買っておくとかなり便利です。
ステップアップリング+ステップダウンリング 計18枚セット

ステップアップリング 計8枚セット

僕は18枚セットを購入しましたが、ステップアップリングだけの8枚セットでも大丈夫だとは思いますね。

ちなみに70-180mmはフード部分の直径10.5cm、85mmF1.4は8.1cm確保することができました。

つまりこういうことです。

85mmF1.4が少し短くなってるのは、浅く取り付けるとフォーカスリングを回したときにステップアップリングも同時に回ってしまうため少し深く取り付けたためです。ステップアップリングを付けない人であればフード効果10cm以上確保できると思います。

これだけ長さがあればフード効果としては十分そうです。純正レンズを超えてるんじゃないですかね。

どちらのレンズも全くケラれることなく使用可能です。

他のレンズにも装着してみます。

24-70mm F2.8 DG DNに装着

このレンズのフィルター径は82mmで、僕が揃えているNDフィルターも82mmです。したがって、このレンズはこれまで通り純正フードのまま使っていますが、今回検証のためユニバーサルレンズフードを装着してみます。

先端って結構取り付け部が確保できないんですよね。

先程と同様ズームレンズは先端に取り付ける必要がある。

82mm⇨77mm 77mm⇨82mm

82mm⇨95mmのステップアップリングはありますが、さすがにレンズフードのゴムに負担をかけると思い、ステップダウンリング+ステップアップリングを装着しました!

さすがにフィルター枠82mmとなると太いからか、土台から先へ行くと急激に細くなるので相当厳しい。
Mサイズでも細い部分は7cmしかないので根本82mmからの土台がなくなった瞬間7cmになる感じだ。
↓の状態です。

折り畳むとフードの細い部分を使用しなくなるのでケラれがマシに↓

根元付近の細い部分を折り畳んだ。

折り畳んだ状態でフード部分の直径は7cmほど確保できる。

それでも24mmは厳しい

70mmまでズームするとケラれは完全になくなる

24mmでもここまでなら可能。

ほとんど意味はありませんが、そもそも広角は広い範囲を写すので、そんなに影響はないかと。
でも純正フードが下方向からの光を遮断できていることを考えるとやはり広角の焦点域は純正フードが最強かなと思います。

24-70mm 純正フード

フィルター枠82mmのレンズであっても70mm以降の望遠ズームならケラれることなく7cmのフード効果を確保できるでしょう。

Mサイズだろうとも82mmの広角始まりズームレンズで使用することは厳しそうです。

35mmF1.2 DG DNに装着

35mmF1.2

フード部分は4cm確保

このレンズはフィルター径が82mm、鏡筒の径は87mmほどありかなり太い。
ですが単焦点であるが故に設置位置の自由がききますので4cm確保できました。

フィルター径が67mmとか72mmのレンズであれば6cm以上確保できるかもしれませんね。

105mmF2.8に装着

レンズの径が73mmと細いので心配したが全く問題なく固定可能

余裕でケラれない。

フード部分は10cm確保できました。

鏡筒の径が73mmと細く105mmという焦点距離なのでケラれの心配はまったくない。

タムロンの人気ズーム28-75mmや28-200mmなどで使えるか

28mm始まりの67mm径ズームをお持ちの方も結構いらっしゃると思いますので試しましたが、少しでも前にフードを伸ばすと28mmではケラれてしまいました

50mm以降では使えたりしますが、ズームしたり戻したりでフードも動かす必要があるのは手間なので現実的ではないと思い、僕はユニバーサルレンズフードを外して使用しています。

ですので、焦点距離28mm始まりのレンズには使用不可ということにさせていただきます。

この商品を取り入れてよかったこと。

一瞬でフードを出し入れできる。

ちょっとした撮影でもフードを出すようになりました。

通常のレンズフードだと一度フードを外してから逆向きに取り付ける必要がある。

ゴムを前方に引っ張るだけ!

オリンパスの40-150mmF2.8のフードみたいに押し込んだだけで純正フードが出てくる機構を全メーカー採用してほしいです。。

ガラスの反射を抑えてクリアな撮影が可能?

忍者レフの用に使えます。公式写真 メーカーさんもこの機能を全面にプッシュされていますね。

僕はこの目的で買っていませんがそういう撮影をする機会が今後あると思いますのでかなり心強いです。例えば室内から夜景を撮るとか水族館とか結構必要なタイミングは来ると思います。

ステップアップリングと共存可能

これが本当にでかいです。
ステップアップリングを取り付けたままフードを取り付けるという諦めていたことが可能になってしまいました

その気になればステップアップリングなしでさまざまな径のNDなどの丸型フィルターを取り付けられる。

これも前半で紹介しましたね。
フードの中に切り込みが入っていて、そこにフィルターを押し込めば固定されて落ちる心配もありません。ただ2枚重ねしたときに落ちてしまうレンズもあったのと、CPLや可変NDなど回す必要がある場合はきついですね。

ゴムシリコン素材だから取り扱いに気を遣わない。

純正のフードだと地面に置くのは傷とかの面で少し気を遣いますが、この商品はゴムなので全く気にすることなく地面に置くことができる。僕はカメラにL型ブラケットを装着してますので何も気にせずカメラごと地面に置いてます。

純正フードを温存できる。

純正フードは自宅謹慎でOKです。

つまりこれはどういうことか。

売却時に高値で売ることが出来ます。

基本的にレンズってフードとキャップに使用感がかなり出てしまいます。

キャップは安いのでいいですが、フードは高いんですよね。

そのフードを温存できるのはかなりのメリットだと思います。

嵩張らない。

フード収納時

これをみるとかなり嵩張るのでは?と思った方もいらっしゃるかと思いますが

柔らかい素材なので、バッグへ収納時も柔軟に形を変えます。

純正フードより確実に嵩張らないと思います。携帯性にほとんど影響がないと思いますよ。

フード効果調節自在

あくまでもレンズにもよると思いますので目安ですが、広角側では畳んで2cm、標準域では引っ張り出して4~7cm、望遠側では最大限に繰り出して、最大10.5cmのフード効果を得ることができる。

特に望遠側ではこれだけ伸びれば余計な光を遮断する意味では強すぎるんじゃないかと思います。

この商品を見ているとメーカーさんは本当よく考えられているな〜と思いますね。

生涯保証

信じられない話ですが生涯保証してくれるみたいです。

何回でも交換してくださるのかは不明ですが、かなり安心感がありますね。

この商品のデメリット

取り付けに工夫が必要

単焦点レンズの場合、大体の場合は何の問題もなく取り付け可能かと。

ズームレンズの場合、フォーカスリングやズームリングまで深く装着してしまうと、
ズーム操作ができなくなってしまうため、先端に取り付ける必要がある。
そうなると取り付ける土台が少ないので、確保のためステップアップリングを装着する必要があります。

ステップアップリングは高価ではないし全然許容範囲だと個人的には思います。

ステップアップリングを取り付けると全長が伸びる

若干全長が伸びてしまいますが僕の使っているK&Fのステップアップリングは1枚あたり3.3mmです。
僕は70-180mmというレンズには3枚重ねていますが、それで1.1cmほどです。

3枚重ねてやっと1.1cmですから、持ち運びにもさほど影響はないと思います。

若干重量も増えますがそこまで気にならないです。測ってはいませんがせいぜい200g以内かと。

ちなみに、ステップアップリングを重ねるとケラれやすくなりますので、注意が必要です。

例えば67mmを82mmにするとして、
67→72→77→82mm と段階を踏むのではなく、67→82mmと一気に拡張したほうがケラれにくくなります。

ケラれの心配

フィルター径67cmの28-200mでMサイズを使用しましたが実質使用不可レベルでケラれました。
フィルター径82mmの24-70mm F2.8なんかはまったくもって無理でした。
70mm~のズームならフィルター径82mm径のレンズでも使えますね。

単焦点であれば問題なく使用可能ですが、30mm以下の広角単焦点は少し厳しいかもしれませんね。

フィルター径82mm、鏡筒87mmの35mmF1.2では4cmのフード効果が得られましたので普通に使えました。

少し価格が高いか?

5500円と少しゴムにしては高価に感じます。

ですが楽天市場でポイント付与を加味すると僕は5000円ほどで購入できました。

そして生涯保証もついてますし、開発費とか考えると結構妥当な金額だなと思えてきます。

高級感が失われる

ゴム素材のため、かなり高級感が失われます。ですが実用性はかなり高いのでそこはトレードオフですね。

個人的には機材の高級感は撮影時のテンションに関わる部分なので結構重要ですね。最近のカメラって趣味性が高くなりつつありますしね。

あとゴムだから埃やゴミがつきやすいし目立ちやすいですね。

まとめ

完全に70-180mm F2.8と85mmF1.4 DG DNのフード探しの旅が終わってしまいました。

個人的にはほぼメリットしかない状態です。
もちろんステップアップリングをフードにしたときのようなフレアも発生しません。

この商品を開発してくださったKUVRDさんには感謝です。

これで何の躊躇いもなくNDフィルターを大きい径の同じサイズで揃えることができますね。

NDフィルターを複数径で揃えるなら、同じ径で揃えてこのフードを使う方がコストがかからないですし。

ゴムの質感に目を瞑ればかなりアリな選択だと思います。

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