今回Adobeの写真編集ソフト Lightroom Classicの使い方について、読み込み〜書き出しまでを解説したいと思います。
マスクやレーティングなど、目玉機能の使い方についても解説します。
レタッチ、RAW現像テクニックに関する記事。 ・「オートン効果」超簡単に写真の出来栄えを一段階上げる ・「ティール&オレンジ」写真をシネマティックな色にする ・Lightroomで「カラーグレーディング。」色使いで写真の雰囲気が変わる!! ・Photoshopで写真に「レターボックス(黒枠)」をつける方法。 ・Lightroomで「天の川を目立たせる」星空写真のRAW現像方法。 ・Photoshopで「レイヤーマスク合成」する方法
ダウンロード
「まだダウンロードしてないよ」という方へ向けて。
Adobeの公式ページにアクセスすると、様々なプランが表示されます。
Lightroom Classicを使うにはCreative Cloudコンプリートプランかフォトプランしかありません。
※Lightroomプランでは、Lightroom classicは使えない。
Creative Cloudコンプリートプランは、動画編集ソフトなど、様々なAdobeソフトがセットになっていて価格が高いので、用途が写真編集だけの場合はフォトプラン一択です。
フォトプランの1TBストレージに加入したい方は↓のリンク踏んでAmazonでご購入頂けたら僕は大喜びです。
写真の読み込み
順に解説します。
①読み込み元フォルダを指定
今回読み込む写真があるフォルダが表示されています。
デジタルカメラの場合大半の方が写真をSDカードに保存していると思いますので、SDカードをPCに接続した状態にしておきます。
僕はSDカードをあまり抜き差ししたくないので、カメラごとUSBケーブルで接続して、SDを読み込んでいます。
読み込む写真があるフォルダを選択すると、③に写真が表示されます。
②コピー方法を選択
基本的には「DNG形式でコピー」か「コピー」を選んでおけば間違いありません。
DNG形式でコピー
RAW写真の拡張子が.DNGに変換されてから、⑥で指定するフォルダにコピーされます。
コピー
そのままのRAWファイルで⑥で指定するフォルダにコピーされます。
カメラで撮影したままのファイルのまま保存して置きたい方はこちらにしましょう。
このときの拡張子はカメラによって異なります。
移動
写真を⑥で指定するフォルダに移動します。元の場所からは消えます。
追加
元の場所からファイルを移動せずそのままLightroomで読み込みます。
これに関してのメリットはあまりないですね。カメラ用のストレージの中にずっと写真を置いとく必要があり、邪魔になります。
③読み込む写真を選択
①で選択したフォルダの中の写真が表示されています。
チェックマークつけたり外したりして、今回読み込む写真を選択することができます。
薄くなっている写真はすでに読み込んでいる写真です。通常であれば、初めて取り込むわけですから全て濃く表示されているはずです。
④プレビューなどの設定をする
プレビューを生成については重要なので、しっかりとご自身にあった設定をしてください。迷った場合は「標準」でいいんじゃないかなと思います。
Lightroomでは一枚一枚元のサイズで写真を表示させていたら、動作がかなり重たくなってしまうので、プレビューという圧縮した写真を生成し使用しています。
最小
サムネイルサイズの小さい容量のプレビューを生成する。
↓が最小サイズ(サムネイル表示)のプレビューになります。
容量が小さいので初めの読み込みが速いです。そして、ハードディスクを圧迫しません。
で、実際読み込んだあとは、複数の写真を表示させている画面ではスムーズですが、現像画面に入り1枚だけを大きく表示させた場合に初めて標準サイズでのプレビューが生成されるので、少しもたつきます。
一度プレビューが作成された写真は。以降スムーズになります。
比較的低いスペックのパソコンをご使用の方に向いた設定ですね。
そして、サムネイルで写真を見て、お気に入りの数枚の編集だけをする方にはおすすめですね。
埋め込みとサイドカー
RAW写真に埋め込まれているカメラが生成したプレビューを使用する。
容量の大きさはカメラによって異なるようです。
表示速度は最小と標準の間くらいのようですが、あえて小難しいこちらをチョイスする必要はないと思います。
標準
標準サイズのプレビューを生成する。
↓が標準サイズ(1枚表示)のプレビューになります。
初めの読み込みの際は少し時間がかかりますが、写真を1枚1枚表示する現像画面のサイズでプレビューを生成するので、編集作業がスムーズになります。
すべての写真に目を通す方や、1枚1枚現像処理される方は標準サイズがおすすめです。
1:1
元と同じサイズでプレビューを作成する。
↓が1:1サイズ(拡大表示)のプレビューになります。
容量がかなり大きいので初めの読み込みの際にかなり時間がかかりますが、拡大して表示させる際にもスムーズな読み込みが可能になります。
1枚1枚拡大して解像感やブレやピントのチェックをされる方にはおすすめです。
ただ、ハードディスクを圧迫しますし、処理能力的が高いPCを使っていない限りおすすめしません。
お気に入りの写真を拡大することはあるかもしれませんが、1枚1枚拡大することってなかなかないと思いますので、通常使用であれば1:1は選択しないほうがいいかもしれないですね。
スマートプレビューの生成について。
こちらにチェックを入れていると、参照元の写真ファイルがなくても写真編集ができるようになります。
外付けストレージ(HDDやSSD)に写真を保存している方は、外出するときに嵩張るので持ち歩きたくない方もいらっしゃると思います。そういった場合でも編集をしとくことができるので割と便利です。
ただ、書き出しはしっかりと写真ファイルを読めないとできませんので、ご自宅に帰ってきてSSD、HDDがある環境でのみ可能になります。
ずっとストレージを持ち歩く方や、ご自宅でしか編集しないという方はチェックは入れなくてOKです。
重複を読み込まない設定にはチェックを入れたほうがいいです。
同じ写真を2枚取り込んでも意味がありませんので。
⑤読み込みと同時にプリセットを適用する
読み込む際にプリセットも同時に適用することができますので、設定しておくと楽です。
プリセットは、自分がお気に入りの編集の設定を保存できる機能です。
レンズの歪みや周辺減光の補正は基本的には毎回することになりますので、その設定のプリセットを作成して適用しておくと手間が減ります。
プリセットの作成についてはこの記事の一番最後で触れてます。
⑥読み込み後のフォルダを選択
外付けSSDやHDDにフォルダを作って指定しておくのがおすすめです。
パソコン内部を指定すると、今後の写真が全てパソコン本体に溜まりますので、写真の量にもよりますがいずれ限界が来るんじゃないかなと思います。
ちなみに、「整理」は日付別にすることをおすすめします。
「日付形式」はしっかりと何月何日がわかる設定ならばどれでもOKです。
後々写真の管理や整理がしやすくなります。
読み込みには少し時間がかかります。写真の量はもちろん、プレビュー設定やPCでのスペックによってもかわります。
ライブラリ画面へ。見方と設定
上に表示されているライブラリ、現像、マップ、、略 と書かれているところに着目します。
RAW現像(写真編集〜JPEG書き出しまで)に関してはライブラリと現像だけで完結しますので、マップからWebまでの解説は本記事では割愛します。右クリックして不要なものは表示させないようにできます。
属性とメタデータを表示させる
属性とメタデータをクリックして表示させると写真の管理がスムーズにできます。
焦点距離ごと、日付ごと、カメラごと、レンズごと、絞りごとに写真を分類できて、本当に便利です。
僕はメタデータをこのような配置にしていますが、変更することができます。
例えばレンズ焦点距離の部分を別のものに表示することもできて、その場合「レンズ焦点距離」をクリックすると↓の中から自由に変更できますよ。
Lightroomの目玉機能の一つ、レーティングとカラーラベル
写真を選択し(複数でも可)、右クリックすると写真に星をつけることができます。
これはキーボードで、1〜5の数字を押すと、それぞれ★〜★★★★★まで適用することができますのでショートカットできます。
今回は1枚の写真に★5のレッドを設定しました。
そして、「ライブラリ」の下にある★を5、カラーをレッドにした上でレーティングをクリックします。
期待値と一致するレーティングを選びます。
すると、★5のレッドに設定した写真だけを表示することができてかなり便利です。
例えば、
恋人との思い出写真は★5の赤
友人との思い出写真は★5の黃
自分が写っている写真は★5の緑
昼の風景写真は★4の赤
夕暮れの風景写真は★4の黃
夜の風景写真は★4の緑
仕事の写真は★3
・・・・
などと、写真に設定しておくことで自分が探している写真だけを表示するといったことが可能になり、かなり便利です。
現像の流れ。
まずはじめに、右側のパネルを下までスクロールし、「レンズ補正」の色収差を除去、プロファイル補正を使用にチェックをいれましょう。レンズごとに最適なプロファイルをadobeが用意してくれています。
最近のレンズはソフトウェアで収差と歪曲を補正すること前提に設計されておりますので。
これによって色収差、周辺減光、歪みが改善します。
よほどマニアックなレンズじゃない限り、新しく発売したレンズも数ヶ月以内にadobeがプロファイルを更新してくれますので安心です。サブスク(月額サービス)のメリットですね。
自分好みの編集をする。
あとは実際に色味や明るさをイジっていきましょう。
今回は基本補正だけを↓のようにちょこっとイジって終わりにしました。
あとは書き出しするだけです。
書き出し
ファイル名、保存場所、画質、サイズを設定して書き出しを押すとRAW現像の完了です。
高画質で保存されたい場合は画質とサイズをいじらずそのままにしておけばOKです。
簡易的な編集しかしてませんので、他にも現像の機能を解説していきます。
現像にあたっての機能一覧
ヒストグラム
写真の明るい部分と暗い部分がどれだけ占めているかというのが実際の色別にひと目でわかります。
灰色の部分は色がない部分の明るさですね。
左右の山の部分を押すと写真に黒つぶれ、白飛びしている部分が表示されるようになります。
トリミング
ヒストグラムの下にある4つのマークについて。
左(トリミング)から順に解説していきます。
横写真を縦写真にしたかったり、傾いた写真を修正したり、トリミングすることで良い構図にすることもできます。
インスタグラムに載せると決まっている場合は、「元画像」を押すと、この段階でインスタグラム用のサイズ(4:5)にすることもできますよ。
コピースタンプ
「写真にゴミが写り込んでしまった。」などといったときに、写真の他の部分を見本にしてコピーすることができます。
結果的にゴミが消えますが、複雑な柄の部分を消したい場合は不自然になりますので注意です。
赤目修正
暗いところで、フラッシュを焚いたときに目が赤く写っている写真を見たことあると思いますが、それを修正してくれる機能です。
個人的には目が赤くなるようなシチュエーションはなく、あまり使わない機能です。
マスク
これは非常にいい機能です。
写真の1部分だけを補正するときにすごく便利です。
例えば「被写体を選択」や「空を選択」をクリックすると、AIが自動的に人物や空だけにマスクを作成してくれますので、あとはその部分だけ写真編集をするということが可能になります。
最近搭載された機能で、これによってPhotoshopが必要な機会がかなり減りました。
今回は例として「空を選択」してみます。
オーバーレイを表示にチェックを入れ赤に設定していますので、赤の部分が選択されているということになります。
選択されている部分だけ明るくしたり色を変えたりってことが可能になります。
「・・・」を押して反転を押すと、今度は空以外を選択してくれます。
更に「減算」をクリックしてある一部分を選択から外すこともできます。
今回はブラシを選択してみました。
塗った部分だけ選択から外すことができる。
マスク機能はLightroomの編集の目玉機能と言えるでしょう。
被写体を選択
人物をAIが自動的に判定して選択してくれる。
空を選択
空をAIが自動的に判定して選択してくれる。
ブラシ
自分が塗った部分だけに補正
線形グラデーション
画面端からなだらかに補正を適用してくれる。上半分にだけ補正をかけたい!といったときなどに使います。
円形グラデーション
円状のものを設置して自由に場所や大きさをかえることができる。
円の中心に向かうにつれ補正効果が強くなりますので、
↓のように写真の外に円形グラデーションを設置して、かなり自然に部分補正することも可能になります。
かなり便利でよく使います。
基本補正
色温度
写真全体の色味を調節します。いわゆるホワイトバランスの調節で、カラーコレクションといいます。
青に振るとクールで爽やかな印象に、黄色に振ると温かい印象になりますが、自分が好きな色を入れたりすることはできません。
色かぶり補正
例えば、写真が緑かかってる場合は紫の方にスライドすることで改善することができます。
色は自分のイメージが決まっている場合はそれに近づけるといいですが、基本的には目で見た通りにすればいいでしょう。
自動補正
1クリックでいい感じに写真編集が可能です。
手短に済ませたいという方はこちらを押して、少し調整したい場合はそこから微調整でもいいでしょう。
露光量
写真全体の明るさを調整します。かなり重要ですね。
コントラスト
コントラストを高くすると、明るいところはより明るく、暗いところはより暗くなります。
低くすると全体の明暗差が無くなり、曇りの日に撮ったような写真になります。
ハイライト
写真の明るいところだけを調節することができます。
大抵の場合はハイライトを下げ白飛びを抑えます。ただ、-100にすると違和感になる時があるので、そのときは-80までに留めるなど臨機応変に調整しましょう。
シャドウ
写真の暗いところだけを調節することができます。
大抵の場合はシャドウを上げ暗い部分を持ち上げて現場の状況がわかるようにしますが、上げれば上げるほどノイズは目立ちますので、カメラの性能や写真に応じて臨機応変に調整しましょう。もちろん表現として、シャドウを下げる場合もあります。
白レベル
ハイライトと同じく、明るい部分を調整するのですが、写真全体のコントラストにも影響を与えます。
白レベルを上げればあがるほどハイライトがより輝き、コントラストが高くなります。
黒レベル
シャドウと同じく、暗い部分を調整するのですが、写真全体のコントラストにも影響を与えます。
黒レベルを下げれば下げるほど、シャドウがより濃くなり、コントラストが高くなります。
テクスチャ
テクスチャを上げると、全体的に写真がパキッとなります。
下げると質感が柔らかくなりますので、女性が被写体の場合は少し下げると、肌が綺麗に写りますね。
写真をスマホで見ているという方は、パキッとさせたほうが小さい画面でシャープ感は感じられると思いますので、上げるといいんじゃないかなと思います。ただやりすぎるとクドくなりますので、注意です。
明瞭度
これもテクスチャと同じく、上げると全体的にパキッとなりますが、こちらは写真のコントラストも強くでます。
花など柔らかいイメージにしたいときは下げて、質感を出したいときは上げるといいでしょう。ただ上げすぎ下げすぎは不自然になりがちなので注意です。
かすみの除去
その名の通り、空気中のかすみをとってくれます。
コントラストにも相当影響していて、下げるとコントラストが弱く、上げると強くなります。
かすみの除去を下げたときは、コントラストを下げたときのような眠い写真にはなりにくい印象がありますので、淡いイメージの写真に仕上げたい時に使い勝手がいいですね。
自然な彩度
彩度が低い部分の彩度のみ調節します。
すでに彩度が高い部分には補正がかかりにくいので自然な彩度の調整が可能となります。
あげればあげるほど色が濃くなります。
彩度
全体の彩度の調整になります。
鮮やかな写真の方が人からの印象はいいですが、上げすぎると色が飽和してしまって塗り絵見たくなりますので、なんでもやりすぎには注意です。
あとの項目は直感的に把握〜操作できると思いますのでサラサラ〜っと解説していきます。
トーンカーブ
写真の明るさ、色、コントラストを曲線を使って調整することができる。
直感的に操作できますので、好んで使う方も多くいらっしゃいます。
左に行くほど暗い部分を、右に行くほど明るい部分を表しています。
上部の色のついた○を選択することで、特定の色だけ選択することができます。
HSL/カラー
彩度
選択した色の彩度のみを変更します。
輝度
選択した色の明るさのみを変更します。
「空だけを鮮やかにしたい!」「葉っぱの緑部分だけ鮮やかにしたい!」などといった時に使います。
カラーグレーディング
写真のハイライト(明るいところ)だけに色を入れたり、シャドウ(暗いところ)だけに色を入れたりできます。
ホワイトバランスや基本補正では調整出来ないレベルまで色をイジれますので、映画みたいに世界観を出したいといった時に使います。
逆にいうと、目で見たままの色ではなくなります。
ブレンド
右に振るほど、ハイライト・中間層・シャドウに入れた色がミックスされます。
バランス
右に振るほど、ハイライトの範囲が広がり、左に振るほどシャドウの範囲が広がります。
写真が自然に見えるバランスを探してください。
カラーグレーディングに関しては別に記事を書いてますのでそちらを参考にしてください。
ディティール
写真のシャープさを調整したり、ノイズを除去したりする時に使います。
基本補正で紹介したテクスチャでもマスクを使って部分的に調整することは可能なので、お好きな方でシャープネスを調整すればいいと思います。
ただ、ここでのシャープはテクスチャより細かくイジれます。
シャープ
シャープでの各項目をいじるときは「ALT」押しながらスライダーを動かせば、白黒になってシャープネスがかかる場所を可視化できますので是非使用してみてください。
※ALTはMACであればOptionキーになります。
適用量
半径、ディティール、マスクで決めた数値をどれだけ適用するかです。
ここが0だと他の3つをイジっても全く効果は適用されません。
半径
どれだけ被写体のディティールをシャープにするかです。
ディティール
数値を上げるほど様々な大きさのディティールが適用対象になります。
0だと細かいディティールは適用対象になりません。
上げすぎるとノイズ感まで目立ってしまうので注意です。
マスク
ディティールと同じくこちらでも効果をかける範囲を調整できます。
ディティールの方がより細かいディティールを選択するのに対し、こちらはもう少しでかいスケールで大雑把に調整範囲を決める感じです。
0のままだと写真全体が適用対象として選択され、数値を上げると対象が絞られていきます。
ノイズ軽減
輝度
数値を上げるほど、輝度ノイズを取り除くことができます。
ディティール
数値を上げるほど、輝度ノイズを取り除いた時に失ったシャープ感を取り戻すことができます。
コントラスト
数値を上げるほど、輝度ノイズを取り除いた時に失ったコントラストを取り戻すことが出来ます。
カラー
数値を上げるほど、カラーノイズを取り除くことができます。
ディティール
数値を上げるほど、カラーノイズを取り除いた時に失われたディティールを取り戻せますが、再びカラーノイズが出ます。本末転倒に思いますので、あまり上げる必要はないんじゃないかなと思います。
滑らかさ
←滑らかさ0 →滑らかさ100
ノイズ除去は強くしすぎると、写真がのっぺりしてシャープ感が失われますのでので、上げすぎないようにしてください。
特にカラーノイズ除去を強くすると、必要な色まで消してしまいます。
変形
その名の通り、写真を変形することができますが、あまり使うことはないんじゃないかなと思います。
左右にスライドすると直感でわかるかと思いますので割愛します。
効果
周辺減光をかけることができます。
周辺減光をあえて発生させることで真ん中付近に視線誘導することができます。
中心点を0にし、ぼかしを100にすることで、なだらかな変化にすることができます。
あとはわざとノイズ感を出したいときに粒子を入れたりします。
レトロなイメージになりますね。
キャリブレーション
色を調整する機能です。
「Lightroomは色を調整する機能がどんだけあんねん!」って感じですが、自分が使いやすいのを使えばいいんじゃないかなと思います。
僕がキャリブレーションを使う機会は一つだけあって写真をティールオレンジの色味にするときです。
特定の写真を編集したときの設定を他の写真にも適用させたい。
「ふぅやっと編集できた。次の写真でもまた同じことをしないといけないのか・・・」写真編集しているとこんな悩みがありますよね。
ただ2回目以降は設定をコピー 〜 貼り付けすることによっていとも簡単に再現できます。
次の写真でも適用させたい設定にチェックを入れ右下の「コピー」を押しましょう。
あとは設定を反映したい写真に「ペースト」を押すことで反映することができます。
複数枚に反映したいときは、別の方法になります。
1️⃣CTRL+左クリック
1枚1枚選択
2️⃣SHIFT+左クリック
間を全て選択
3️⃣CTRL+A
すべて選択
※MACの場合、CTRLはCommandです。
上記3つのいずれかで複数枚写真を選択します。
この状態で「右クリック」して、「現像設定」→「設定をペースト」をクリックすると可能です。
気に入った色味、設定が見つかったらプリセットを作成しよう。
「かなり好みの色味になった!せっかくできたこの設定、今後別の写真にも使いたいな〜」
そういった時のためにLightroomがプリセットの保存機能を用意してくれています。
プリセットの「+」を押すとプリセットを作成することができます。
あとは名前を決めて保存したい設定にチェックを入れて「作成」で完成!
するとお気に入りの設定が保存できる。
次からは、押すだけで同じ設定をあらゆる写真に反映することができます。
かなり長くなりましたが、Lightroom Classicでの編集の流れ、主な機能がわかったんじゃないかと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント