みなさんこんにちは。
雲台の種類と、用途に応じた選び方について解説します。
特にこだわりがない方には、自由雲台がおすすめです。
雲台とは、三脚の上の部分
三脚は脚の部分を指し、雲台とは三脚の上に位置する、カメラを固定する機材のことです。
三脚についてはこちらで解説しています。
クイックシュープレートについては後々解説します。
もし、セットのものを購入したとしても雲台と三脚は取り外しできますので後から好きな組み合わせにすることができます。
※安い三脚は雲台が取り外せない仕様になっていることがありますので要チェック。
安定性を確保する上で、三脚だけでなく雲台もかなり重要です。
いくら太い三脚でも、雲台がヤワなものだとカメラを安心して取り付けることはできません。
雲台の価格による違いは剛性の違いです。
そしてサイズが大きい雲台ほど大きなカメラを取り付けても安心できる剛性があります。
雲台のメーカー
基本的には三脚を作ってるメーカーが雲台も作っています。
メーカーによっては三脚と雲台をセットで販売していることが多く、雲台単体販売にはあまり力を入れていないメーカーもあります。
中にはマーキンスのような雲台専業メーカーもあります。
有名な三脚メーカーをいくつか簡単に紹介しておきますね。
国内メーカー
国内メーカーのものは品質がよく、お値段も比較的お安い値段からラインナップされていますが、何故かアルカスイスのクイックシューに対応していないことが多いです。簡単にいうと取り付け方に汎用性がないということです。
スイスのカメラ用品を販売するアルカスイス社が持つ世界で最も用いられているクイックシューシステム。他社もこのシステムを取り入れています。
SLIK(スリック)
1948年創業のメーカー。
比較的お求めやすい価格で過不足ないしっかりとした三脚を作っています。
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Velbon(ベルボン)
1955年創業のメーカー。
スリックと同じく国内を代表する2社のうちの一つ。品質、価格ともにスリックと同じレベルだと思ってよい。耐荷重をかなり低く見積もるメーカーという印象があります。
どれだけの重さに耐えれるかの指標ですが、メーカーによって基準がバラバラ。
同じような剛性でも10kgと謳うメーカーがあれば20kgと謳うメーカーがある。
売り上げに関係してくる部分のスペックのため、日本メーカーは本当に謙虚だな〜と思いますね。
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海外メーカー
LEOFOTO(レオフォト)中国
ここ最近頭角を表し始めた中国の三脚メーカー。
LEOFOTO自体は2014年に設立されましたが、それ以前に10年以上OEMで三脚製作をしていたそうです。
中国製だからと侮ってはいけません。
現にドローンやジンバルなどはもはや中国メーカーの品質がかなり高く、かなりのシェアを占めています。
自分はLEOFOTOさんのLS365Cという三脚とG4というギア雲台を購入しました。
この組み合わせで合計3kgほどの装備を搭載してもまだまだ耐えうる感じがあります。
これくらいの剛性があれば少なくともハイアマチュアの要望には応えてくれるんじゃないかなと思います。
SIRUI(シルイ)中国
2001年に創業した主に三脚を製造するカメラ周辺機器メーカー。
先程のLEOFOTOよりも更にお求めやすい価格ですが、しっかりとした剛性を確保しています。
実際に自分もK-30Xというものを購入しましたが、かなりしっかりしていて大満足です。
コスパが良い雲台が欲しい方にはおすすめです。
マンフロット (Manfrotto)イタリア
イタリアの三脚を中心とするメーカー。1974年に三脚製造を開始。
価格的にはベルボンやスリックやLEOFOTOに比べて同じくらいか、少し高いイメージですね。
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GITZO(ジッツオ)フランス
自動車でいうベンツのような、高級で「いつかは手にしたい」と憧れられる三脚メーカー。
品質も一級品である。
1917年にフランスで設立後1950年代から三脚の製造が開始されたそうで、現在はイタリアに本社があり、製造もイタリアで行われています。
ザハトラー(Sachtler )ドイツ
映画カメラマンのザハトラー氏が自ら1958年に立ち上げた三脚メーカー。
かなりの堅牢性があることで、プロの映像カメラマンに好まれて使用されている。
かなり販売経路が限られていて高価です。
通常ビデオ雲台はヘッドの粘りを調整する機構が油圧式なのですが、ザハトラーは機械式で制御する機構を備えていてこの技術で特許を取得しています。
雲台を三脚に取り付ける方法、回すだけ。
雲台をクルクル回すだけです。
ネジの大きさは↓の2種類あり製品によって変わります。
- 1/4(細)ネジ
- 3/8(太)ネジ。
日本製は1/4で作られていることが多くて、海外製は3/8が比較的多いです。
1/4ネジの三脚に3/8ネジ穴の雲台を取り付ける方法
三脚が1/4ネジならば雲台も1/4じゃなければいけないのですが、1/4と3/8を変換してくれるアダプターを装着すればOKです。
これで3/8雲台を1/4三脚に取り付けることが可能になります。
ちなみにこのアダプターは雲台に付属している場合もあります。
※自分が購入した自由雲台K-30Xはアダプターが付属していました。
3/8ネジの三脚に1/4ネジ穴の雲台を取り付ける方法
逆に三脚が3/8で雲台が1/4ならば先程のアダプターではだめで↓のようなものをご使用ください。
こちらの商品は受け止め部分の直径が3.8cmのため、もしも取り付ける雲台の底が3.8cm以上あるならば↓がおすすめです。
何故ならば構造上、雲台を受け止めることになりますので接地面の大きさをなるべく揃えて剛性を確保したほうがいいからです。
超簡単!雲台にカメラを固定する方法
カメラの底には必ずネジ穴があり、そのネジ穴も1/4か3/8ですが、ほとんどが1/4です。
それではカメラを雲台に取り付ける方法ですが、取り付け方には主に2種類あります。
このどちらかの方法を採用した雲台しか僕はみたことがありません。
①1/4ネジで取り付けする方法を採用した雲台
②クイックシューで取り付けする方法を採用した雲台
1/4ネジで取り付け
クイックシューシステムが搭載されていない雲台の場合の取り付け方法です。
このように雲台のてっぺんにネジがあるタイプです。
これをカメラの底のネジに合わせて回すだけです。
簡単!
しかし、このままではカメラを直接回す必要があり、手間がある上に危険です。
そこでクイックシューの登場。
クイックシュープレートで取り付け(アルカスイスプレートなど)
クイックシューシステムを搭載している雲台ならば、クイックシュープレートが付属してきますので、それをカメラに取り付けると↓のようなことが可能に。
ちなみにこれはベルボンのクイックシューシステムです。
ちなみにアルカスイスプレートもクイックシューの一種です。
カメラにL型ブラケットというものを取り付けると、底面がアルカスイスプレートになり、カメラ保護にもなりますので超おすすめです。
もしお持ちのクイックシューがアルカスイスじゃなくてもアルカスイス化することは可能です。
こういったものをお持ちのクイックシューにはめるだけ。
先程のベルボンのクイックシューをアルカスイス化してみました。
※↑はバランスがおかしいですが、クイックシュープレートとなるべくサイズを合わせ、しっかりとバランス、剛性を確保してくださいね!
雲台の種類
雲台には複数の種類がありますが、今回は代表的な5つに絞って紹介します。この5つを覚えると困ることはないと思います。
・自由雲台
・ギア雲台
・2way雲台(ビデオ雲台)
・ジンバル雲台
3way雲台
縦(パン)、横(チルト)、回転(ロール)の3方向の調整がそれぞれ独立してできますので、3way雲台と呼ばれています。
自分はベルボンというメーカーの3way雲台を持っていますので、こちらで説明いたします。
3way雲台のメリット
3way雲台のメリット① 三軸それぞれを調整できるので、思ったような調整がしやすい。
例えば横方向と回転方向はそのままで、少し縦方向の調整したいときに、縦方向だけ調整できます。
これは細かい調整が必要な商品撮影なんかで真価を発揮します。
構図をじっくり練るような状況に適しています。
3way雲台のメリット② 回転軸の調整ができるので一応、縦構図にできる。
ただし回転軸を使っての縦構図は雲台に負荷がかかります。
丈夫な雲台なら全く問題ないのですが、例えばヤワな三脚や雲台にフルサイズカメラを載せて縦構図にしてしまうと転倒しやすい状態になってしまいます。
近年ではL型プレートを使用して、縦構図にする方が多くなってきているように思います。
3way雲台のデメリット
3way雲台のデメリット① 嵩張る
レバーがかなり大きく持ち運びに不利です。
収納時はレバーほそのままにしておくと、どこかに当ててしまう可能性がありますので危険です。
したがって、回転軸のノブを縦軸の先に取り付けれるような仕様になっています。
これがまためんどくさいんです。
この雲台の場合、25回転は回さないといけないです。取り外し取り付けを両方含めると50回転越えです。
3way雲台のデメリット② 3軸それぞれ調整するのが煩わしい。
メリットではあったのですが、デメリットでもあります。
例えば3way雲台の場合「現在の位置より斜め前の斜め上に動かしたい!」となったときに、少なくとも2軸以上動かす必要がありますので手数が増えます。
したがって、動きものを撮る場合はきついです。
流し撮りなどは、横軸を動かすだけなので可能ですが、それをいってしまえば自由雲台でもできます。
3way雲台のデメリット③ アルカスイスに対応している雲台が少ない。
3way雲台はアルカスイスに対応していないことが多いんですよね。
先程紹介した方法でアルカスイス化できますが、別途部品を購入必要がある上に重心が高くなります。
自由雲台
僕の使っているK-30Xという自由雲台を用いて解説します。
自由雲台のメリット
自由雲台のメリット① 自由に構図を変更することができる。
自由雲台のメリット② 軽くてコンパクト
作りが単純で複雑な機構なども搭載しておりませんので、軽量とでコンパクトです。これは収納や持ち運びする際にメリットが大きいです。
自由雲台のメリット③ 縦構図もできる。
自由雲台のメリット④ 横軸方向への独立制御なら可能
赤丸のノブを緩めると横軸方向へ調整が可能になります。これで流し撮りもできますね。
自由雲台のメリット⑤ すぐに構図をセッティングできる。
その機動力を活かして構図を頻繁に変更するといったことが容易です!
自由雲台のデメリット
自由雲台のデメリット① じっくりと構図を練るのには向かない。
機動力は高いのですが、細かな調整というのは不向きです。
できなくはないんですけどね。
自由雲台のデメリット② 緩めた瞬間にカメラがバタンと倒れる危険がある。
ノブを緩めているときに、もう一方の手でカメラを支えておかないとバタン!と倒れる可能性があります。
その勢いで三脚も転倒しまったら大惨事です。
基本は支えているとは思いますが、ふとした時に忘れてしまう可能性があります。
ちなみに3way雲台の場合はノブを緩める=ノブを持っているということなので倒れる心配はありません。
ギア雲台
構図を決めて固定したあとにギアで更に微調整することが可能。
3way雲台や自由雲台に比べてマイナーですが、個人的には3way雲台の上位互換だと思っています。
とはいってもギア雲台は製品によって形が違います。中には自由雲台で固定してからギアで微調整するものもあります。
自分が購入したLEOFOTO G4は3way雲台と同じように独立した3つの調整ノブがあります。3way雲台のように長いハンドルではありませんけどね。
ここまでは3way雲台とできることは同じですね。
ギア雲台の最大の特徴は、すべての調整が終わりノブをキツくして固定したあとに、別のノブを回すと最終的な構図の微調整が可能な点です。固定したはずの雲台が動き始めるのです。
この機能が何故必要なのか?
自由雲台や3way雲台を使用してシビアな構図で撮るときに、思うような位置に固定できないことが発生します。
水平がうまく決まらなかったり・・
構図が決まり締め付けて、手を離すと少しズレてしまったり・・
ギア雲台のメリット
ギア雲台のメリット① 固定したあとに微調整ができる。
これが有用な場面は物撮りですね。
物撮りはじっくりと構図を練りますので、固定したあとに微調整できるギア雲台はベストチョイスです。
水平を取るのが簡単なので、風景撮影にも向いています。
ギア雲台のデメリット
ギア雲台のデメリット ① 重たい
1kg以上あるのが普通です。
LEOFOTO G4は690gですが、それで軽いといわれる世界です。
ギア雲台のデメリット② 価格が高い
ギア雲台はメジャーではなく、作っているメーカーさんが少ないんですよね。
ギアが組み込まれている分、製造コストも高いのだと思います。
ギア雲台のデメリット③ 操作に戸惑う
これは僕だけかもしれませんが、普通の雲台に比べて操作する箇所が多いので、久しぶりに使用した際に操作感を忘れてしまっています。慣れているときでも意図したところと違うノブを触ってしまう時があります。
2way雲台(ビデオ雲台)
2way雲台は一つのノブを緩めると縦軸と横軸の調整が同時に可能となります。
ビデオ雲台はほとんどこの2way方式を採用していて、実際にAmazonで「2way雲台」で検索するとビデオ雲台がヒットします。
なぜムービー撮影では2wayが使用されるかというと、スムーズに縦横動かすことが重要視されているからです。
3way雲台では縦横同時に動かすことができないのでムービーでは厳しいです。
ビデオ雲台はビデオグラファーだけじゃなく、写真家にも愛用されており、それは野鳥や飛行機などの動き物を超望遠レンズで追う方々です。動いてる物を追うということはスムーズにあらゆる方向に動かせることが求められているからです。
そして、超望遠域になると僅かなブレが致命的になるため、油圧でヘッドの粘りを制御できるビデオ雲台はかなり有用です。
ハイグレードなビデオ雲台には、油圧式のトルクに加えてカウンターバランスシステムが搭載されています。
雲台の動きを滑らかにしたりキツくしたり調整できる機構のこと。
②カウンターバランスとは
重心方向とは逆方向にバランスを保たせる機能です。
つまり、雲台にカメラを乗せたときに、前後バランスを取ると、カメラを前に倒しても、後ろに倒してもその位置で止まるような状態になります。
もちろんこのときレバーでカメラの位置は自由に動かし放題です。
ちなみにザハトラーというドイツ製の雲台はトルクに油圧式ではなく機械式が採用されていて、この技術で特許を取得しています。
油圧式だと寒冷地で固まってしまう可能性があるのです。
このことから、ビデオ雲台分野でザハトラーは確固たる地位を獲得しています。
2way雲台(ビデオ雲台)のメリット
2way雲台のメリット① スムーズなフレーミングが可能になる。
ゆっくりと動かすことができますのでブレ防止にもなります。これが映像業界で使われたり、野鳥撮影で使われたりする理由です。
2way雲台(ビデオ雲台)のデメリット
2way雲台のデメリット① 重くて嵩張る。
高価格高機能を持ったものだと1kgをはるかに超えてきます。
そして、レバーがありますので嵩張ります。
2つのレバーがある3wayよりかはマシですが。
2way雲台のデメリット② 高価
物にもよりますがカウンターバランス機能などがある雲台は、自由雲台や3way雲台に比べて高価です。
ジンバル雲台
最後にジンバル雲台を解説します。
映像用のブレ防止機材で「ジンバル」っていうものがあるんですが、それの雲台バージョンといった感じです。
上からカメラを吊っているだけで、雲台にカメラを装着しただけでは重心がある方に傾いてしまうため、上下前後のバランスを取れるようにプレートがズラせるようになっています。
バランスをとってしまえば手を離しても水平方向にカメラが保たれ、フレーミング移動を行う際も指一本で動くくらい素早くスムーズに動かせます。
したがって、ジンバル雲台もビデオ雲台と同じく、超望遠レンズを用いた野鳥撮影や飛行機撮影で使用されている方が多いです。
ジンバル雲台のメリット
ジンバル雲台のメリット① 素早くスムーズなフレーミング移動が可能
吊っているだけの状態。
軽いタッチでカメラが動きますので素早い野鳥も追いやすい。
ジンバル雲台のメリット② 腕が疲れない
撮影時の身体への負担はほとんどありませんので、長時間撮影にも向いているでしょう。
ジンバル雲台のデメリット
ジンバル雲台のデメリット① 重たくて嵩張る。
自由雲台に比べるとパーツが多いので重たいです。
また、構造上仕方がないのですが、L字型になってますのでかなり嵩張ります。
用途別のおすすめ雲台
用途によって選ぶべき雲台が変わってきます。
風景、夜景撮影におすすめの雲台
最もおすすめなのはやはりギア雲台になります。
大雑把に構図を決めてから固定したあとに歯車パワーで追い込みが可能。
水平の取りやすさ、狙った構図にするまでのスムーズさ。ギア雲台の横に出るものはいないでしょう。
自分の使用しているLEOFOTOのG4は重量がありますので(これでもギア雲台の中では軽い方)徒歩移動が多い日には持ち出すのが億劫になります。
もちろん自由雲台と3way雲台でも風景撮影はできます。
ビデオ雲台でも可能ですが風景撮るために購入するのは流石におすすめしません。
ジンバル雲台は固定撮影には全く向きません。動きものを撮る限定ですね。
物撮りにおすすめの雲台
一番のおすすめはギア雲台になります。
物撮りはカメラを傾けて複雑な構図で撮ります。
カメラを傾けるということは構図を固定するときに、自分の手に負担がかかるということです。思った通りにバシッと構図が決まらなかったり、ずれたりしたら最悪です。俯瞰(ふかん)撮影なんかは特にそうですよね。
ギア雲台ならば手にまったく負担をかけることなく、ノブを回すだけで自分が意図した構図にすることが可能です。
次におすすめなのは3way雲台です。
3way雲台もじっくりと構図を練るような状況に向いてますので、比較的物撮りに向いた雲台になります。
自由雲台は、上記の二つに比べると少し難しいですが可能なことには可能です。
動きものを撮るときにおすすめの雲台。
ビデオ雲台orジンバル雲台です。
この二つの使い分けは
ゆっくりなめらかにカメラを動かしたいならビデオ雲台
素早くカメラを動かしたいならジンバル雲台
といった感じです。
ブレを少なくしたいならビデオ雲台。
素早く飛んでいる鳥を追いかけるならジンバル雲台といった感じでしょうか。
難しいチョイスですね。
実際に野鳥に使われている割合でも半々ぐらいじゃないでしょうかね。
一長一短あり、「絶対にこっちじゃなきゃいけない!」というものではありません。
撮るものが決まっていない場合におすすめの雲台
オールマイティに使える自由雲台がおすすめです。
なんでも80点にこなす感じです。
流し撮りもできますしね。
僕は自由雲台を2つ持っています。
この2つの最大の違いはK-30Xの方のノブに数字がふってあり、締め付けトルクをより細かく調整できます。
(強く固定されるまでのあそびが多い)
この機能をフリクションコントロールといいます。
これがあることによって、重量系になるほど機材のコントロールが本当に楽になりますね。
マンフロットのエレメントは
ゆるゆる状態からある境目を超えると急激に固定される感じ。
K-30Xは細かく調整できますので調整ノブを程よく固定されるいい位置にすると、↓のようなことが可能になります。
シグマ150-600mmを載せても楽々コントロール可能ですね。
自由雲台は軽く、持ち運びに優れますので旅行にもおすすめです。重たい雲台を買って持ち運ばなかったらもったいないので。
用途に合わせて複数あるのが良いですが、用途が特に決まっていない方におすすめなのは圧倒的に自由雲台です。
個人的なおすすめはK-30Xという自由雲台で、レビュー記事も書いています。
三脚の選び方、おすすめについても↓の記事で解説しています。
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