DxO PureRAWという最強ソフト。写真をRAWで撮る人は全員購入するべき理由

タイトルの通りですが、半端ないソフトが出てきました。

みなさんご存知ですかね。 このDxO PureRAWというソフト。

DxO社によって2021年4月14日に12900円で発売されたソフトです。



DxO社について

    15 年の歴史の中で、DxO はデジタル写真と画像処理分野における最も革新的なフランス企業としての地位を確立しました。DxO はプロ・アマチュアを問わず、フォトグラファーのための高度な写真編集ソフトウェアを開発・販売しています。光学サイエンスの深い知識に基づいた DxO のソリューションは、非常に高性能な補正および処理ツールを提供します。DxO はその専門性を活かし、すべてのフォトグラファーに最高の画像テクノロジーをご提供することを目指しています。

公式ホームページから引用しました。

RAWファイルの写真をこのソフトに取り込み出力するだけで、ノイズが大幅に除去されたRAW写真ができあがります。

巷では話題になっていますが、実際使ってみたのでどれだけノイズを消し去ることができるか検証してみました。

半端ないですよね・・・

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Lightroomでのノイズ軽減処理

まずはDxOを使っていない従来の方法、Lightroomでのノイズ軽減処理から見ていきます。

Lightroomのノイズ軽減はカラーノイズ軽減と輝度ノイズ軽減があります。

カラーノイズ軽減


←が補正なし。→がカラーノイズ軽減を100(MAX)かけた状態になりますが、見ての通りしっかりカラーノイズは消えてるんですが、ノイズではない場所の色まで消してしまうんです。

この写真で言えば🌱の緑色の箇所の色が抜けているのがお分かりいただけると思います。
その他にも奥の桜がライトアップでオレンジっぽくなっているのですが、そこの色情報も消えています。

輝度ノイズ軽減

←が元、→が輝度ノイズ軽減50、カラーノイズ100かけた状態です。
ノイズは消えるのですが解像感が損なわれのっぺりした画になります。

輝度ノイズ軽減をMAXにしてしまうと、もう見るに耐えない画質になり塗り絵みたいになりますね。一応他の作例も。

全体写真。高速道路の看板部分を拡大してみていきます。

はい。知ってます。といったところでしょうか。のっぺりして解像感が損なわれるんですよね。

これが今までの当たり前でしたね。

DxO Pure RAWでのノイズ軽減

そして本番。AIの力を見せてみよ!

ノイズ補正全くなし元画像とDxO PureRAWでの補正後の違い。

やばーーーーーー!
!?!??!?!?!?まじすか!

阿波座ジャンクションでの作例でも見てみましょう


こちらISO100で撮ってますが見ての通りISO100でも暗部にノイズが乗ってしまいますが、DxOの力でスッキリ。

解像感も維持されています。

Lightroom補正とDxO PureRAWでの補正の違い

↓でまとめます。

DxO PureRAWが凄すぎる点

まずはやはりこれですね。

解像感を損ねないのにノイズ軽減の効果は絶大。

今まではこれができないから、現地でISOを低くして、ノイズが少ない状態にする工夫が一番大切でした。

カラーノイズと輝度ノイズを同時に処理してくれる。

Lightroomではそれぞれ別の設定で処理しますが、DxOの場合はまとめて処理してくれるので超シンプルです。

色情報が消えない

Lightroomではカラーノイズ軽減をかけることによって、🌱の色や🌸の色が消えていたのがわかると思いますが、DxOでは全くそんなことはありません。

明るさを補正してくれる


こちらをご覧いただくとお分かりいただけると思うのですが、明るさも補正してくれてるんですよね。周辺減光補正もしてくれます!
写真編集ソフトで明るくしたらノイズが増えるわけですが、DxOはノイズを消した上に明るくしてくれRAWで仕上げてくれるので、RAW現像のときにそこからまた編集ができちゃうわけです!!

うれしすぎますね^^

歪曲を補正してくれる

歪曲も自動で補正してくれますが、Lightroomのプロファイル補正より若干強く補正されます。(画角がほんの少し狭くなる)

どちらの補正が正解なのかは今回の作例ではわかりませんが、これに関しては違うな〜って思えばLightroomであとから補正かけることができますのでなんとでもなります。

今後、水平で線状のものを撮影した場合には、どちらの補正のほうが正しいか検証したいと思います。

シャープネスをかけてくれる。

そもそもノイズがある場所は解像感がなくなっている場合も多いですが、ノイズを取りつつシャープネスをかけてくれるので、くっきりした写真にしあがります。

価格が安い

12900円と聞いて高いと思われた方。本当にそうでしょうか?

みなさんノイズを減らすために単焦点レンズを買われたり、大三元レンズを買われたり。あるいは欲しいなと思われてる方もたくさんいらっしゃると思います。

そういったレンズを買う場合、いったいいくら必要でしょうか。

安くても5万円はすると思います。

そう考えると12900円はバーゲンプライスだと思います。

DxO PureRAWの欠点

星空写真で星が消える?

下の写真の編集前の写真を拡大して比較していきます。

14mmF2.8 ISO6400 SS20


全体写真ではあまり違いがわかりませんね。

星が少ない下の方を拡大しましたがいかがですかね。Iso6400なのでノイズが多く、小さい星はノイズなのか星なのか人間の目にも判別しにくいです。

が、やはり星も少なからず消えてる感じはしますね。


星の多い上の方を拡大しました。
ここまでしっかり写っているとDxOをかけてもほとんど影響はないかと思います。

以上のように比較してきましたが星が消えるシチュエーションは確かにありそうです。

しかし、SONYのカメラのスターイーター問題と同じで、ほとんど気にしなくて良いんじゃないかなと思います。

少なくとも僕のような趣味でやっている層はw

どうしても気になる場合はスタック(複数写真を合成)を試しましょう。
記事の最後でスタックについて軽く触れています。

画角と明るさが違うのは、DxOとLightroomのプロファイル補正のかかり方が違うからです。こちらについては次項で取り上げていきます。

周辺光量補正、歪曲補正がかかりすぎる。

写真によっては特に周辺減光がかかりすぎて不自然になる場合があります。

下の写真の編集前のデータを使い比較していきます。

F2.8 ISO6400 26.9mm SS13


左の写真はDxOに通さずLightroomのプロファイル補正をON
右の写真はDxOに通してLightroomのプロファイル補正はOFF

特に周辺減光が強めに補正されていることがわかります。
右のような状況になるとLightroomで調節しようとしても、不自然な感じになったりします。

DxOの補正もLightroomのプロファイル補正も両方ON

↑はDxOで補正したファイルをLightroomでもプロファイル補正しましたw2重で補正かけると違和感すぎますね。

なにか解決策はないかと調べていたところ、DxOの設定で周辺減光と歪曲の補正をなしにする方法がありました。
※この方法は、シャープネス補正もOFFにしてしまうみたいです。

方法は↓のように簡単です。

「DxOモジュール」を押し、「該当なし」を押すだけ。


これでかなり自然になりましたね。

左の写真でも本当にノイズが消えているのか確認します。

拡大しないとわかりませんね。
↓拡大しました。

しっかりノイズだけが除去されていることがわかります。

モジュールをOFFにするとシャープネスまでOFFになるみたいなので、モジュールもONにしたときと解像感がどれくらい変わるかを比較します。

たしかにモジュールもONにしたほうが解像感があがります。(スマホでご覧の方はわかりにくいかもしれません。)

ですので、基本はモジュールをONにし、周辺減光補正と歪曲補正が効きすぎだなと思った時には、モジュールをOFFにしてやり直しするのが良いかなと思います。

僕は二度手間になるのが嫌なので毎回OFFにしてます^^;笑

RAWファイルのサイズが増える

先程の高速道路の写真ですが以下のようなファイルサイズになりました。

  • 元のRAWは85.9MB
  • DxOにかけたRAWは129.8MB
  • 元のRAWをJPG最高画質で書き出し30.3MB
  • DxOにかけたRAWをJPG最大画質で書き出し28.7MB

DxOにかけたRAWは約1.5倍のファイルサイズになります。
これはハードディスクを圧迫させることにつながりますし、RAW現像のときにすこし動作が遅くなるというデメリットがあります。

しかし書き出したあとは変わらないどころか、なぜかDxOのほうが小さくなっています。

書き出した写真をスマートフォンなどに転送する方にとってはむしろ好都合かもしれません。

不自然な写真に仕上がる?

自分は今のところ大満足ですが、ネットのクチコミで不自然に仕上がるっていう書き込みを見ました。

写真によってはそういった場合もあるかもしれませんが、大半の写真では全く問題なく効果抜群で使用いただけると思います。

DxO PureRAWのダウンロード方法

DxO pureRAWのページへ行きます。

※2022/3月にDxO pureraw 2 へ進化しました。
あまり大きな変更点はなくマイナーチェンジといった感じです。


↑の写真のように2021/11/14現在

①30日無料体験版

②3992円(約30%)オフ  がある。

僕は12900円で購入しましたので、これはセールしている時期としていない時期があるのだろう。

まずは体験したい人は①を、

もう使用していくと決まっているならば②をおすすめします!

もしあなたがアクセスしたときにセールしていなければ、①無料体験 一択ですね!

購入される場合は住所やクレカ情報を入力し支払いへ進み、ダウンロードしてください。
画面に従って行えば迷うことなく進めると思います。

ここからは無料体験の流れを一応解説します!

メールアドレスを入力し、足し算を計算して入力して送信を押すとダウンロードリンクがメールで送られてきます。

MACとWindows両方対応です。

DxO PureRAWの使用方法

ダウンロードしインストールが完了しましたらソフトを起動してください。
すると以下の画面になります。

左上の「処理する画像を追加する」を押すか、ドラッグ&ドロップでRAWファイルを入れます。

左上の画像を処理をクリック


このような画面が表示されます。

このあとにLightroomなどでRAW現像される方がほとんどだと思うので
出力形式は必ずRAWにしましょう。

一番上の方法については、 マークにマウスのカーソルをあわせると

今回の記事に載せた写真で実践した方法はDeepPrimeです。

このように説明がでてきますので参考にしてください。

あとは出力先のフォルダ選択して右下の処理するを押します。

エクスポートを押すとそのままフォトショップやライトルームを開けます。

完了しました。この時点で新しいRAWファイルが指定したフォルダに作成されています。

「処理結果を比較」を押すと

このように処理前後の比較をみれるようになります。

まとめ

このソフトが登場するまでは

違和感なくノイズを減らすためにはスタック合成をする必要がありました。

しかし、スタック合成は動きものには使えませんし、現地で何枚も撮影する手間があるので三脚でいいかーとなります。

それでも星空撮影では三脚を使ってもノイズが乗りますので、画質にこだわる方たちは日周運動にあわせて、追尾する赤道儀や、星空専用のStarry landscape stackerという有料合成ソフトなどを使ってノイズ軽減をしていました。

どちらの方法も撮影、設置などで時間がかかります。

このソフトを使えばそういった方法を使用しなくてもノイズを軽減することができます。

とはいえ、過信は禁物でスタックの方がノイズの少ない綺麗な写真が撮れるかもしれませんが、このソフトを使う場合は時間も確保できて、撮れる写真のバリュエンションがかなり増えるというメリットがあります。

新たなノイズ除去の選択肢の一つとしてかなり有用だと思いました。

星空に限らず、静止物から動きものまでどんな写真でも使えますので、高感度撮影される方全般におすすめになります。
特にマイクロフォーサーズなど小さいセンサーのカメラを使っている方には朗報ではないでしょうか。

SONYがなかなかMFTのセンサーを更新してくれませんからね。

フルサイズでもマクロ撮影するときに結構、
F値を上げる必要があるためISOを上げると思います。
そんなときにも強い味方ですね。

結論はRAWで撮影してPCで編集する全ての方におすすめということで終えたいと思いますw

ありがとうございました!

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