CANONとNIKONのAPS-Cミラーレスカメラをおすすめしない理由。

みなさんこんにちは。

今回はCANONとNIKONのAPS-Cミラーレスカメラをおすすめしない理由

SONYと富士フイルムがおすすめ。というテーマでお話ししていきます。

※CANONとNIKONは間違いなく素晴らしいメーカーですが、APS-Cミラーレスカメラ(EF-MマウントとZマウント)に限って言えば、敢えて選ぶ必要はないんじゃないかなというあくまで主観的な意見です

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APS-Cとは

APS-Cとはセンサーサイズのことです。

各センサーごとのサイズ

車でいうとエンジンの排気量といった感じで、APS-Cは1500~2000ccくらいのイメージです
つまり大半の人には十分なスペックを秘めています。

もっと余裕が欲しい方は、フルサイズや中判を購入する必要があるが、1.1倍の画質を得るのに数倍の費用がかかってしまうのが実情。

1.1倍というのは僕の体感の話で、画質は数値化できるものではありませんが、光が十分にある日中屋外などの撮影では差がでません。


←がa6000+17-70mm F2.8 ⇨がa7Riii+14-24mm F2.8 DG DNで撮影した写真のRAWファイルをそのままJPEGで書き出したのですが、もし答えを言われなかったら僕には区別がつきません。

各社APS-Cミラーレスマウントの現状

レンズ交換式デジタルカメラには一眼レフとミラーレスがありますが、ミラーレスがおすすめです。
一眼レフとミラーレスの違いについては↓の記事で解説しています。

一眼レフカメラとミラーレスカメラの違い。これからはミラーレスカメラが主流に。
どうもこんにちは。 一眼レフカメラ   ⇨  ミラーあり ミラーレスカメラ  ⇨  ミラーなし  その特徴がそのまま名前になっています。 具体的に解説します。 一眼レフカメラとミラーレスカメラの違い CANON ...

各社のマウントの現状はこんな感じです。↓

ミラーレスカメラNIKONCANONSONYFUJIFILM
フルサイズマウントZマウントRFマウントEマウントなし
APS-CマウントZマウントRFマウント
EF-Mマウント
EマウントXマウント
備考Zフルサイズレンズも使用可能EF-Mマウントは、
RFフルサイズレンズ使用不可
Eフルサイズレンズも使用可能フルサイズレンズなし

まず大前提ですが、例えばZマウントにEF-Mマウントのレンズをつけるといったことはできません。

「CANONのEF-MマウントにCANONのRFマウントのレンズを装着!」といったこともできません。

ですので、基本的に同じマウントのものしか装着できないとお考えください。

カメラとレンズの間にアダプタを使えば別マウント用のレンズを装着可能な場合もあるが、

①アダプタ購入費用
②レンズ交換の際の手間が増える
③持ち運び面の手間
④重量が増える
⑤オートフォーカス性能が落ちる場合がある。
  とデメリットが多い割にメリットは特にありません。

CANONのAPS-Cミラーレス(EF-Mマウント)をお勧めしない理由

エントリー向けカメラしかない。

エントリー向けのEOS KISSシリーズがメインで、ハイスペックのカメラが一台もありません
これからカメラを始める人は「私は初心者だからいいです!」と思われるかもしれませんが、他社にはエントリーからハイエンドモデルまで用意されているマウントがあるため、もしボディをハイスペックモデルにしたい時にも、レンズがそのまま使えてステップアップがしやすいです。(敢えてCANONをチョイスする必要性はあまりない。)

EF-Mマウントはレンズ選択肢がかなり少ない。

純正レンズもサードパーティ製レンズもかなり少ない。そして性能が高いレンズが一つもない。
他社は安いレンズから高いレンズまで揃えていますので、あとからステップアップもしやすい。

アダプターをつけるとEFレンズをつけることができますが、AF性能が落ちたり重くなったりと色々デメリットも考慮する必要がある。
すでにEFマウントのレンズ資産がある人が検討するのは考えられますが、これから新しく揃えていく段階で、アダプターを付けること前提で使用することは特にメリットがありません。

タムロンとシグマのやる気がない。

タムロンシグマとは
国内レンズメーカー大手の2社。
高品質なレンズを作ることで知られている。
通常カメラを作っているメーカーがレンズを製作しているが(純正レンズ)、シグマやタムロンなど、他社のレンズメーカーが作るレンズのことをサードパーティ製と言います。
同じスペックのレンズが純正レンズの半額ほどで販売されていますので、カメラメーカーは自社のレンズが売れにくくなることを嫌って販売を認めないケースがある。
SONY Eマウントはサードパーティ製が参入することによる自社レンズ売上低下よりも、ボディがたくさん売れてEマウントが活気付くことを狙ってマウント情報を開示(つまり許可)しています。
ユーザーからするとレンズの選択肢が増えて最高の状態です。

一応タムロンとシグマがEF-Mマウント用にレンズを販売しています。

タムロンはわずか一本(18-200mm F/3.5-6.3 2014年発売)
シグマは単焦点レンズを3本(16,30,56mm F1.4 2019年発売)

ということはもうマウント情報は知っているので新レンズを投入できる状況ではあるはずですが、数年以上販売されていないということは、完全にEF-Mマウントへの開発が滞っている状態です。
タムロンとシグマは、ミラーレス用レンズを最近も次々と発売しているにも関わらず、EF-Mマウント用には販売しないということが状況の全てを物語っています。

CANONからもう3年以上レンズが出ていない。

間違いなくCANON自身もやる気がない・・・

今後CANONはRFマウントAPS-Cミラーレスを検討している

今後RFマウントのAPS-Cカメラが登場するという噂がありますが発売確定です。
R7が2022年6月下旬に発売、R10が7月下旬に発売です。

間違いなくアダプタをかまさないとRFレンズは使えないので、完全にEF-Mマウントは置き去りといった感じです。

これだけ懸念点があるにも関わらず、EF-Mマウントをチョイスするメリットがあまりない状況です。

NIKONのAPS-CミラーレスZマウントをお勧めしない理由。

レンズの選択肢が絶望的に少ない。

なんと、レンズの選択肢がたった3つしかない。

NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR 350g
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR 405g
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR 135g

NIKONの一眼レフ用Fマウントのレンズを使用するためのFTZというアダプタが販売されているが、先程申したようにアダプタはデメリットがある上に、このアダプタ3万円もするのでもうわけがわからない。

かろうじて中国メーカーのレンズは使えますが、単焦点のMF(マニュアルフォーカス)レンズばかりで、万人におすすめできるレンズではありません。

ニコンのフルサイズ用Zレンズは、アダプタなしにそのまま使えます。
レンズの中心部分だけ使うため、描写としてはかなり良くなるとは思いますが、大きい上に価格が高い点には注意が必要です。

ボディの選択肢が圧倒的に少ない。

なんと、ボディの選択肢がたった2つしかない。

Z30
Z50
Z-fc

以上だ。
いずれもハイエンドモデルではなく、もし、ハイスペックのものが欲しければフルサイズへ。といった感じだ。
ただZ50に関しては僕も触ったことがありますが、ファインダーとグリップは本当によくできている。
特にグリップは富士フィルムやSONYより断然持ちやすい。
もっというとフルサイズのSONY,a7iiiやa7cよりも握りやすい。
しかしNIKONのレンズで、APS-C用の大三元レンズ(F2.8ズーム)などの大きいレンズがあるわけでもないし、過剰なグリップなようにも感じる。握りやすいに越したことはないんですがねw
フルサイズ用のZレンズを付けてもグリップしやすいですが、APS-Cボディにフルサイズレンズつけるのはどうかなといった感じです。
それであればNIKONのフルサイズカメラ Z5を購入したほうが幸せになれると思います。

大三元レンズ、小三元レンズとは
大三元レンズ⇨開放F値がF2.8通しのズームレンズのこと。
暗いところでも比較的高画質に撮れるレンズ。
メーカーが力を入れて開発している。画質がいいが価格が高いのが難点
小三元レンズ⇨開放F値がF4通しのズームレンズのこと。
大三元レンズよりは暗い分画質が落ちるが安いので買いやすい。

国内サードパーティメーカーのレンズが一つもない。

シグマはニコンと過去に裁判沙汰になるくらいの揉め事もありましたし、今後シグマのZマウント参入はどうかなといった感じ。タムロンも今のところ、Zマウントへの参入はしていない。

もちろんこれから対応する可能性もありますが、そのようなリスクを取らなくても、SONYにはもうサードパーティ製含め潤沢なレンズ選択肢があるので、悩む必要がありません。

どうしても「NIKONのAPS-Cミラーレスを使いたい!」という強い信念がない限り、おすすめできない状況にあります。

SONYのAPS-C(Eマウント)ミラーレスはおすすめ!その理由

ボディの選択肢が様々

世界初のミラーレスカメラ、マイクロフォーサーズセンサーを搭載したG1が登場した直後、すぐにSONYも目をつけAPS-Cセンサーを搭載したミラーレスカメラを発売。
もう10年以上も歴史があるのでボディの選択肢は様々です。
最近でもZV-E10というエントリー向けのカメラが発売されたが、なんと価格がレンズキットで80000円
a6400a6600というフルサイズカメラのオートフォーカースを参考にして作られた中々本気のモデルもあります。
しかしバリアングルモニターを搭載していなかったり、4K60Pが撮れなかったりする点で、SONYはフルサイズカメラと差別化を図っているようにみえる。そこは少し残念だ。

レンズの選択肢が様々

SONY純正レンズのラインナップは、大三元レンズが揃っていなかったりして、「嫌ならフルサイズいっとけ!」と言われている感じがしなくもないですが、
サードパーティ製がガンガン販売されていて、潤いまくってます。シグマやらタムロンやら海外メーカーやら、なんやらかんやら。市場が集中しているから、関連企業もそこにチャンスを見出してどんどん参入。
明らかに好循環が続いています。

オートフォーカスが優秀

a6400a6600あたりになると、同社のフルサイズのa9のAFアルゴリズムを搭載していますので爆速だ。

a6500a6600から搭載された手ぶれ補正の効きが少し弱い点には注意が必要ですが、そもそもCANON(EF-Mマウント)NIKON(Zマウント)のAPS-Cミラーレスカメラに、手ぶれ補正がついたモデルが一台もない

 

FUJIFILMのAPS-C(Xマウント)ミラーレスはおすすめ!その理由。

本気を出している。

富士フイルムのAPS-Cボディのスペックを見るとすぐわかりますが、フラッシュ同調速度だったりシャッターだったり連写だったりありとあらゆる基本性能が他社よりも高い
X-T4に至っては手ぶれ補正6.5段分4K60Pが10bitで撮影可能で、かなりハイスペックだ。
フルサイズシステムをもたない富士フイルムにとって、APS-Cは相当気合いを入れているように見える。
地味ですが、15分までシャッター速度を落とすことができるのも便利と思えます。普通は30秒までしか露光ができないカメラが多く、比較的長く露光できるPanasonicのカメラでさえも60秒までです。
30秒以上露光する場合は、レリーズが必要になることが通常ですが、富士フイルムのカメラはレリーズが必要な場面はほとんどないかもしれませんね。

ボディの選択肢が様々

X-E4からX-T4まで(エントリーからハイエンドまで)がチョイスできる。
X-Pro3というカメラは、光学式のファインダーと電子式のファインダーを瞬時に切り替えて使用できるという面白い機能を持っている。

ファインダーが光学式なのが一眼レフカメラ、デジタル式なのがミラーレス一眼カメラだったわけですが、X-PRO3は両方搭載してしまっているので、カメラマニアからすると夢のようなカメラだw

レンズの選択肢が様々

 広角標準望遠
大三元XF8-16mm F2.8 R LM WRXF16-55mmF2.8 R LM WRXF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
小三元XF10-24mmF4 R OISXF16-80mmF4 R OIS WRXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS

広角、標準、望遠大三元レンズ、小三元レンズが販売されている
※厳密にいうとXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISは小三元レンズではありませんが、ほぼ小三元みたいなもんですw

大三元レンズが「高くて買えない!」といった方に向けても、少し暗いF4などの比較的安価なレンズを広角から望遠まで用意していて、その他単焦点レンズの選択肢もかなりある。

そしてコシナや、海外のSAMYANGなどのサードパーティメーカーのレンズがかなりありますので、レンズの選択肢はかなり多いです。

タムロンが参入!

ついにタムロンがXマウントへの参入を発表し、手始めに18-300mmF3.5~6.3が発売されました。
タムロンの参入がXマウントの魅力を数段上げたことは間違いありません。

ただし、2021年11月現在タムロンレンズ18-300mmたった一つのみ、SONY EマウントAPS-C用には既に4つのレンズがラインナップされている。
今後Xマウントで発売されることも期待できますが、現状ではまだまだサードパーティの選択肢が少ない点は注意です。
Xマウントはシグマの参入もありませんのでEマウントに比べると見劣りします。
シグマのXマウント参入が決定し、単焦点レンズ3本が2022年4月8日に発売済みですで、18-50mm F2.8 DC DNは2022年中に発売予定です。

フィルムシミュレーションが使える。

フィルムシミュレーションとは
カメラ内で様々な色表現を楽しめる機能のこと。撮る瞬間にイメージ通りの撮影がしやすい。
この場合あとから編集するといった工程が不要になるため、編集なしで完結したい人にも大変おすすめだ。

故に富士フイルムのカメラは、カメラで生成される写真(JPEG)の色が一番いいと言われている。

富士フイルムは大変おすすめのAPS-Cミラーレスではあるが、純正レンズはそれなりに金額が高いため、コストを抑えたい人には不向きかもしれない。
ですがタムロンやシグマのレンズがこれからラインナップされていくと考えると大丈夫だとも思います。

SONYと富士フイルムどちらを選ぶべきかは↓のブログで解説しています。

SONYとFUJIFILMのAPS-Cミラーレスカメラを比較した上でおすすめを紹介。
みなさんこんばんは渋たかです。 富士フイルムとSONYのAPS-Cミラーレスカメラをまとめて一気に比較しましたので この2社で迷っている方は、是非とも最後までご覧ください。 標準ズームレンズもまとめて比較しております。 ...

以上参考になりましたら幸いです。
僕は割と合理的にカメラをチョイスするのでこのような意見となりましたが、人によっては、見た目が好きとかフィーリングが好きとかそういう感覚で選んだ方が後悔がない場合もあります。

カメラは購入しちゃんと持ち出して撮ることが一番大切です!
人の意見は参考程度にとどめてご自身が一番欲しいと思ったものを買っちゃいましょう。

カメラは高価なのでレンタルサービスを利用して使ってみたりすることをおすすめします。

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