カメラ用三脚の「雲台」とは?主なメーカーや取り付け方法[徹底解説]

みなさんこんにちは。

三脚や雲台っていろんなメーカーと種類があって本当にどれを選んだらいいかわからなくなりますよね。

今回は「雲台」とは?主なメーカーや取り付け方法について解説します。

三脚は一般的に広く認知されていますが、雲台となると「???」となる方がいらっしゃると思います。

カメラを始めてこれから三脚を買うって方は特にわからないと思いますし、雲台を既にご存知の方でも学びになることがあると思いますので

ぜひ最後までお読みください!

4本立てで三脚と雲台についてを解説しています。

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雲台とは

三脚というとこういったもの全体を指すものとして頭に浮かぶ方がもいらっしゃるかと思います。

しかし、実は三脚というのは脚の部分だけを指しています


雲台がどこのことなのか一目瞭然ですね

クイックシュープレートについては後々解説します。

雲台とは三脚とカメラの取りつけるための機材です。
雲台が中継してくれてます。

雲台がセットになっていない三脚単品の商品もありますし、
雲台がセットになって販売されている三脚もあります!

もし、セットのものを購入したとしても雲台と三脚は取り外しできますので後から好きな組み合わせにすることができます
※安い三脚は雲台が取り外せない仕様になっていることがありますので要チェック。

三脚のバランスの安定は脚部分によって決まりますが、カメラを固定する雲台もかなりの重要度を秘めているといっても過言ではありません。

いくら太い三脚でも、雲台がヤワなものだとカメラを安心して取り付けることはできません。

ですので雲台選びというのも非常に重要なものとなってくるのです。

雲台の価格による違いは剛性の違いです。

そしてサイズが大きい雲台ほど大きなカメラを取り付けても安心できる剛性があります。

そしてなんだか難しそうな雲台の取り付け方はとても簡単です。
後々解説しますね^^

雲台のメーカー

基本的には三脚を作ってるメーカーが雲台も作っています
ですがメーカーによっては三脚と雲台をセットで販売していることが多く、あまり雲台単体販売にはあまり力を入れていないメーカーもあります。

中にはマーキンスのような雲台専業メーカーもあります。

有名な三脚メーカーをいくつか簡単に紹介しておきますね。

国内メーカー

国内メーカーのものは物自体は良くお値段も比較的お安い値段からラインナップされていますが、何故かアルカスイスのクイックシューに対応していないことが多いです。簡単にいうと取り付け方に汎用性がないということです。

アルカスイスとは
スイスのカメラ用品を販売する会社が持つクイックシューシステム。
今世界で用いられているクイックシューシステムで最もメジャーな為最近はかなり人気で他社もこのシステムを取り入れています。
Lブラケットもアルカスイス互換でできていることが多いので、雲台もアルカスイス互換でできたものを購入するのが最もおすすめです。

 

SLIK(スリック)

1948年創業のメーカー。
比較的お求めやすい価格で過不足ないしっかりとした三脚を作っています。
SLIK 雲台

Velbon(ベルボン)

1955年創業のメーカー。
スリックと同じく国内を代表する2社のうちの一つ。品質、価格ともにスリックと同じレベルだと思ってよい。耐荷重をかなり低く見積もるメーカーだなというイメージです。

耐荷重とは
どれだけの重さに耐えれるかの指標ですが、メーカーによって基準がバラバラ。
同じような剛性でも10kgと謳うメーカーがあれば20kgと謳うメーカーがある。

ですのでベルボンが低く見積もるのはかなり謙虚な姿勢で好感が持てますね。

自分はベルボンの耐荷重3kgの三脚
Velbon シェルパ635
というものを使っていますが、SLIKなら5kg、LEOFOTOやマンフロットなら10kgと謳うんじゃないか?といったくらい、3kgとは思えないような剛性を持ってる三脚でございます。

売り上げに関係してくる部分のスペックのため、日本メーカーは本当に謙虚だな〜と思いますね。
Velbon 雲台

海外メーカー

LEOFOTO(レオフォト)中国

ここ最近頭角を表し始めた中国の三脚メーカー。
LEOFOTO自体は2014年に設立されましたが、それ以前に10年以上OEMで三脚製作をしていたそうです。
中国製だからと侮ってはいけません

現にドローンジンバルなどはもはや中国メーカーの品質がかなり高く、かなりのシェアを占めています。

自分はLEOFOTOさんのLS365Cという三脚とG4というギア雲台を購入しました。


この組み合わせで合計3kgほどの装備を搭載してもまだまだ耐えうる感じがあります。
これくらいの剛性があれば少なくともハイアマチュアの要望には応えてくれるんじゃないかなと思います。

150-600mmDG DN2.1kg+a7Riii 700g

レビュー記事もありまっせ!↓

Leofotoの三脚 LS-365C&ギア雲台 G4をレビュー。コンパクトさと強度を両立した三脚!!
みなさんこんにちは。 LeofotoのLS365C(三脚)とG4(雲台)購入してから8ヶ月経ちましたのでレビューしたいと思います。 もしも検討されている方の参考になりましたら幸いです。 もしギア雲台がわからない方はこちらを...

LEOFOTO 雲台

SIRUI(シルイ)中国

2001年に創業した主に三脚を製造するカメラ周辺機器メーカー。
先程のLEOFOTOよりも更にお求めやすい価格ですが、しっかりとした剛性を確保しています。
実際に自分もK-30Xというものを購入しましたが、かなりしっかりしていて大満足です。


レビュー記事も書いてます。

SIRUIの自由雲台 K-30Xをレビュー。頑丈すぎ。{コスパ最強}
みなさんこんにちは。 SIRUIとは中国の三脚や雲台を手がけるメーカーですが、この記事を読むと、SIRUIが安かろう悪かろうではないではないといったことがわかるんじゃないかなと思います。 今回はSIRUIの自由雲台K-30Xを使...

なるべく安いものがいいがしっかりとしたものが欲しいという方にはベストチョイスだと思います。

SIRUI 雲台

マンフロット (Manfrotto)イタリア

イタリアの三脚を中心とするメーカー。1974年に三脚製造を開始。
価格的にはベルボンやスリックやLEOFOTOに比べて同じくらいか、少し高いイメージですね。
manfrotto 雲台

GITZO(ジッツオ)フランス

自動車でいうベンツみたいな感じで
高級でいつかは手にしたいと憧れのように思われている三脚メーカー。
品質も一級品である。
1917年にフランスで設立後1950年代から三脚の製造が開始されたそうで
なんと現在はイタリアに本社があり、製造もイタリアで行われているらしいです。
GITZO 雲台

ザハトラー(Sachtler )ドイツ

映画カメラマンザハトラー氏が自ら1958年に立ち上げた三脚メーカー。
プロの映像カメラマンに好まれて使用されている。
プロが使うということはかなりの堅牢製があることが窺える。
かなり販売経路が限られていて高価。
通常ビデオ雲台はヘッドの粘りを調整する機構が油圧式なのですが、ザハトラーは機械式で制御する機構を備えていてこの技術は特許を取得しています。故にビデオグラファーや動きものを撮るフォトグラファーに人気です。

Sachtler 雲台

雲台の取り付け方法とプレートの種類

超簡単!雲台を三脚に取り付ける方法

雲台をクルクル回すだけっす。

雲台の底を見ると必ずネジ穴がある。

三脚の一番上には必ずネジがある

あとはネジの大きさが2種類あって商品によって変わる感じです。
この2種類だけ覚えてください。
1/4(細)ネジ3/8(太)ネジ

日本製は三脚も雲台も1/4で作られていることが多くて、海外製は3/8が比較的多いです。

1/4ネジの三脚に3/8ネジ穴の雲台を取り付ける方法

もちろん三脚が1/4ネジならば雲台も1/4じゃなければいけないのですが

1/4と3/8を変換してくれるアダプター
を装着するだけでOKです。

雲台の8/3の穴にアダプターを入れると1/4になった。

これで3/8雲台を1/4三脚に取り付けることが可能になります。
ちなみにこのアダプターは雲台に付属している場合もあります。
※自分が購入した自由雲台SIRUI K-30X はアダプターが付属していました。

3/8ネジの三脚に1/4ネジ穴の雲台を取り付ける方法

逆に三脚が3/8で雲台が1/4ならば先程のアダプターではだめで

ETSUMI 変換止めネジS 3/8インチ→1/4インチ E-6750

こういったものをご使用ください。
こちらの商品は受け止め部分の直径が3.8cmのため、もしも取り付ける雲台の底が3.8cm以上あるならば

ETSUMI 止ネジ大II E-6599

こちらの方がおすすめになります。
何故ならば構造上、雲台を受け止めることになりますので接地面の大きさをなるべく揃えて剛性を確保したほうがいいからです。

超簡単!雲台にカメラを固定する方法

一つ覚えておいてください。
カメラの底には必ずネジ穴があり、そのネジ穴も1/4か3/8ですが
ほとんどが1/4です。

それではカメラを雲台に取り付ける方法ですが、取り付け方には主に2種類あります。
このどちらかの方法を採用した雲台しか僕はみたことがありません。

①1/4ネジで取り付けする方法を採用した雲台

②クイックシューで取り付けする方法を採用した雲台

1/4ネジで取り付け

クイックシューシステムが搭載されていない雲台の場合の取り付け方法です。


HAKUBA 自由雲台

このように雲台のてっぺんにネジがあるタイプです。

これをカメラの底のネジに合わせて回すだけです。
簡単!
だけどもこのままではカメラを直接回す必要があり、危険?

そこでクイックシューの登場。

クイックシュープレートで取り付け(アルカスイスプレートなど)

クイックシューシステムを搭載している雲台ならばクイックシュープレートが付属してきますので、それをカメラに取り付けると↓のようなことが可能に。

クイックシュープレート。1/4のネジがありますのでカメラに取り付け可能

カメラにプレートを取り付ける。

雲台側のクイックシューを受け止めるベース

横のレバーを引くだけで固定完了

ちなみにこれはベルボンのクイックシューシステムです。

ちなみにアルカスイスプレートもクイックシューの一種です。

L型プレートについて詳しく知りたいよ!って方は↓を参照ください。

カメラを購入したら絶対に{L型ブラケット}も必要な理由。
カメラをエンジョイするみなさんL型ブラケットはご利用ですか? これからカメラを始める方に向けて、まずはじめにL型ブラケットがなにかというお話からさせていただきます。 L型ブラケットとは? カメラの周りに取り付けるパーツになります。...

もしお持ちのクイックシューがアルカスイスじゃなくてもアルカスイス化することは可能です。


INPON クイックリリースクランプ アルカスイス互換
こういったものをお持ちのクイックシューにはめるだけ。

先程のベルボンのクイックシューをアルカスイス化してみました。

取り付けアニメーション

※↑ではご紹介用にお試しで取り付けた為、バランス的にアルカスイスクランプが小さいですが、実際にアルカスイス化する場合は元のクイックシュープレートとなるべくサイズを合わせ、しっかりとバランス、剛性を確保してくださいね!

これでLブラケットをつけたカメラを縦構図にすることも容易になります。

ここまで読んでいただけると雲台と三脚の組み合わせは自由自在ということがお分かりいただけたと思いますw

雲台と三脚の組み合わせは自由自在

最後に。自分が持っている三脚の雲台を入れ替えてみましたので、そちらの写真を載せて記事を終えたいと思います!

細い三脚に大きい雲台、大きい三脚に小さい雲台をつけてみたw

まずはこちらをご覧ください。


SIRUI K-30X という雲台を装着したVelbon Sherpa 635Manfrotto Elementという三脚と雲台セットのものです。
余談なのですがこの大きい方の29mm径のSherpa 635の耐荷重が3kg
小さい22mm径のElementが耐荷重が4kgとメーカーは謳ってます。

物理的にありえないですよね。本当しっかり表記してもらいたいものですw

で、話を戻します。この雲台を入れ替えてみますね。

取り外しましたw

かなりの大きさの違いがありますね。
ボールの直径は30mm44mmたった14mmの違いなのですが、実際の固定力もかなり安心感の差があります。

wwwwwww

おもしろい

バーソロミューくま状態

↑は頭でっかちなので重心が高くなる。

今回の記事は以上です。

ここまでお読み頂きまして本当にありがとうございました。

お時間がございましたらこのまま次の記事もお読みください。

三脚の上に取り付ける{雲台}の種類と用途に応じた選び方。
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